広告 オカルト

夢をコントロールできる「明晰夢」をサプリのパワーで見ようとした結果

自分の思い通りに夢をコントロールできるとしたら、あなたはどんな夢を見たいですか?

僕は高校時代、夢を自由に操るための訓練を約2年間にわたって行い、自力で夢のコントロール法(略して、夢コン)の技術を獲得しました。

夢日記や瞑想、自律訓練法、その他の怪しげな右脳トレーニングといったものを自分なりに組み合わせ、ようやく高頻度で夢の中で夢と自覚できる「明晰夢」を見ることができるようになったのです。

しかし、結果的に心身ともに異常をきたしてしまい、やがて現実と夢とを混同してしまう、いわゆる「ドグラ・マグラ状態」に陥ってしまう事態に——。

「あ、これはリアルに死ぬかもわからんぞ」と、命の危険を感じた僕は、すぐさま夢コンをぱったりと辞め、それから徐々に身の回りの異変も治まっていきました。

——そんな思春期症候群パンデミック現象から早10年。

大人になった僕は、過去の苦い経験をすっかり忘却の彼方へと追いやり、再び「サプリのパワー」によって明晰夢を見る実験を行うことを決意するのでした。

※紹介されているサプリはすべて、質のいい睡眠と夢のサポートをする健康食品であり、脱法ドラッグや医薬品、睡眠薬などではありません。

※サプリによる明晰夢誘起の実行は自己責任でお願いします。本記事の内容によるあらゆる事象や損害等について、当サイトは一切の責任を負いかねます。

明晰夢サプリを自力で調合する

2019年夏から秋の約3ヶ月にかけ、僕は「ある実験」を行いました。

明晰夢が見られると噂のサプリメントの成分を調査し、それらの成分ごとに別途サプリメントを購入、その後、自力で調合し服用する——という身体を張った「合法スマートドラッグ実験」です。

スマートドラッグは、人間の脳の機能や能力を高めたり、認知能力や記憶力を高めるとされる薬品や物質の総称である。

明晰夢サプリメントを作成するにあたり、参考にしたサプリメントは以下の3つです。

  1. リナイトリム(Renight Rim)
  2. ドリームリーフ(Dream Leaf)
  3. ルシッディマイン(Lucidimine)

簡単な話、これらに含まれる成分を、それぞれの成分ごとにサプリを購入し、調合するだけです。

成分分析と海外の研究データから僕が導き出した仮説は、

「明晰夢をサプリによって実現させるためには、精神ストレス軽減とリラックス、脳の栄養素補助による記憶力増大を狙いつつ、セロトニンとメラトニンの原材料を確保することが重要である」

というものでした。つまり、脳を活性化させながら眠ることで明晰夢を見やすくしよう、という話です。

その結果、採用したサプリ類は以下の通りです。

成分分析や購入したサプリメントの詳しい説明などは、別記事「【明晰夢】夢を夢だと自覚できるサプリを自力で調合してみる」でまとめています。

すべてのサプリメントは、iHerbで調達しました。

購入時に、紹介コード「ABX1853」を入力すると、10%のクレジットを僕とあなたで"はんぶんこ"できる(お互いに5%ずつもらえる)のでとてもお得です。

サプリだけでなく、美容(化粧水など)・スポーツ(プロテイン)・日用雑貨・オーガニック食品(チョコやクッキーなど)も豊富に揃ってますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【明晰夢】夢を夢だと自覚できるサプリを自力で調合する方法

続きを見る

明晰夢はサプリのパワーで見られるのか?

命題「サプリメントによって明晰夢を誘起させることは可能か?」に対する僕の答えは、「YES」です。

実際、これらのサプリを服用し始めてからだんだんと夢に関するあらゆる変化が感じられるようになってきました。

たとえば、

  • 夢の中で夢だと自覚できる頻度があがった
  • 目が覚めてからも夢を詳細に思い出せるようになった
  • 覚えている夢が増えた(平均1〜2つ/日→平均3〜5つ/日)

などの変化です。

しかし、僕の場合は、高校時代の名残なのか「ちょっとしたストレスや疲労で、不意に金縛りや明晰夢へ突入することがある」のも事実です。

そのため、誰しもがサプリメントで明晰夢を見られるのか、と問われれば「NO」と答えざるを得ません。つまり、個人差が大きいのです。

それに、もし明晰夢を見ることができたとしても、夢の世界にのめり込むうちに心身への悪影響が出やすいのも問題です。

サプリによる明晰夢の誘起はやめておいたほうがいい

夢コンマスターの立場から言わせていただきますと、明晰夢はとても楽しく、刺激的なものです。

壁をすり抜けたり、手からビームを出したり、水中で呼吸ができたり、空を飛べたり、街を造ったり、バイクや車を空間に出現させたり——。

はっきり言って、明晰夢の中ではできないことを探すほうが難しいほどです。

それでも僕は、明晰夢を見るためにサプリを服用することはおすすめしません。

なぜかと言うと、今回の「スマートドラッグ夢実験」で痛い目を見て、もう「ヘルプミー状態」だからですね。

夢を詳細に思い出せてもいいことばかりじゃない

明晰夢の世界は、何もかもが現実の世界とそっくりです。五感もあるので、色や匂い、感触などを覚醒後も詳細に思い出すことができるんですよね。

まあ、いい夢だったらいいですよ? しかし、明晰夢でなくとも、覚えている夢が増えていくごとに、だんだん悪夢も増えてくるのです。

チョメチョメの首をチョメチョメで切り落とす夢とか、おびただしい数のチョメチョメが身体の毛穴からチョメチョメする夢とか——。

その他、ちょっとここにはとても書けないような残虐非道な行いを自分自身がしている、もしくはされている夢が圧倒的に増えてきます。

はっきり言って、カオスです。生きながらにして地獄に行きたいのなら止めはしませんが、意識を明晰に保ったまま夢の世界に乗り込むのはやめておいたほうがいいです。

目が覚めても夢心地

覚えている夢が多いということは、それだけ脳を休めることができていないということです。

誰しも必ず夢は見ているものですが、それを思い出せるか、思い出せないかによって脳の疲労度も変わってくるのではないでしょうか?

目が覚めてもぼーっとしたり、集中できなかったり、なんとなくだるかったり、無意識のうちに昨日見た夢を想起していたり——。

そういったことが積み重なっていくと、確実に日常生活に悪影響をきたします。夢と現実の混同は予想以上に怖いですよ。

潜在意識は潜在的だから機能する

夢はいわば表層の意識ではなく、潜在意識の世界です。

人間はなぜ夢を見るのか、その答えは現代の科学をもってしてもすべて明らかにはなっていませんが、そうなっている以上、そうなっている理由があると思うのです。

僕は最近もっぱら心理学や脳科学の本を読み漁っているのですが、そこで思ったことは「やはり潜在意識は潜在的だからこそ機能しているのだ」ということです。

つまり、「自分が自分でいられるのは、潜在意識が裏で仕事をきちんとしているから」なんですよね、きっと。

人の脳をひとたび覗けば発狂もの

「人の考えていることを覗き見る超能力」を夢見たことは誰だって一度ぐらいあるでしょうが、もしそんなことができたとしても200%発狂します。

他人でなくとも、きっと自分自身の脳を覗いても発狂するでしょう。それだけ脳は多くの情報を収納することができるし、善悪に関係なくさまざまなものを組み合わせ、想像し、創造します。

「欲望」や「煩悩」といった言葉で到底片付けられるものではなく、その世界こそ地獄、人間の脳は完全には開けてはならぬパンドラの匣なのです。

だから、潜在意識には潜在意識にしかできない仕事をすっかり任せてしまったほうがいい。間違っても、サプリなんかで明晰夢を見ようと思ったらいかんのです。

スマートドラッグは未知の副作用があるかも不明

人間の脳の機能や能力を高めたり、認知能力や記憶力を高めるとされる薬品や物質の総称を「スマートドラッグ」と言いますが、まだどんな副作用があるかも分かりません。

研究データや効能書きなどで副作用がないとされているものでも、個人によってその働きはまったく別物になると僕は考えています。

遺伝子だって、脳の構造だって違うのに、同じサプリメントで同様の効果が出るほうが異常ですからね。

手軽な方法で潜在意識の世界を覗けるという魅力はたしかに興味を惹かれるものですが、それらの「神秘体験」に伴う悪影響は長期的に続く危険性があるものかもしれません。

そういう世界に夢を見て、マジモンのドラッグに手を出して痛い目を見てからではもう遅い。お酒もタバコもやりすぎはよくない。何事もほどほどに、がいい。

3ヶ月に渡る「サプリによる明晰夢誘起実験」のまとめ

今回、サプリで明晰夢を見ようとした結果、というより、3ヶ月間の「サプリによる明晰夢誘起実験」のまとめです。

赤が好影響と思われるもの(主に明晰夢の観点から)、青が悪影響(主に日常生活の観点から)と思われるもの

  • 悪夢を見る頻度があがった
  • 主観的に集中力があがった
  • 心なしか偏頭痛の頻度があがった
  • 起きている状態でもぼーっとすることが多い
  • 夢の中で夢だと自覚できる頻度があがった
  • 目が覚めてからも夢を詳細に思い出せるようになった
  • スマートドラッグには未知の副作用があるかもしれない
  • 覚えている夢が増えた(平均1〜2つ/日→平均3〜5つ/日)
  • たまに夢の中で勉強や読書ができた(文字がはっきりと読める)

今回の実験と並行して「夢日記」と「瞑想」は続けていたので、すべての原因がサプリにあるとは言いません。

ただ、実験の内容を正確に判断するため、他の日常行動はできるだけ統一していたので、おそらく今回の実験に原因があるのではないかな、と。

よくよく思い返してみたら、これらの変化は高校時代の夢日記どハマリシーズンひとりかくれんぼオカルティックナインに感じたものと類似しています。

ただの思春期症候群による謎現象かとも思っていましたが、どうやら違ったようです。

どちらにせよ、潜在意識の世界は軽々しく覗かないほうがいいということなのでしょう。

しかし、僕は必ずしも夢コンの技術を磨いたことは後悔してません。一時期は幻聴幻覚に悩まされ、10年経った今でも金縛りは頻繁に起き、不意の明晰夢突入、悪夢増加などの後遺症はありますが、そのおかげで脳のしくみについて勉強するきっかけにもなりましたので。

まとめ

結論から言うと、明晰夢や幽体離脱を故意に誘発するための「夢日記」や「スマートドラッグの使用」は推奨できないです。

あまりに日常生活へ悪影響を及ぼす危険性が高い。確かに、面白いことやいいことがあるのも事実ですが、それにしても正負のバランスが悪いです。

とはいえ、こういった分野に興味がある人に「絶対ダメです」だなんて言えないので、僕の話はあくまでひとつの体験談として参考にしてください。

もし、潜在意識の世界にトランスミッションするにしても自己責任でお願いします。

【明晰夢】夢を夢だと自覚できるサプリを自力で調合する方法

続きを見る

今回の実験はこれにて打ち止め、以降は夢日記の中断とサプリメントの種類を再度選定をし、サプリによる明晰夢誘起は狙わないものとします。

さらに「夢・明晰夢・幽体離脱」に関する記事を読みたいという方は以下のリンクからどうぞ。

  • この記事を書いた人

あめぎ

15年間もの宗教による束縛→いじめ→歌舞伎町バンドマン→2年でブログ収益50万円達成→自転車日本一周の途中でセブ島留学→海外起業→アメリカ大陸横断→富士山登頂→PTSDとうつ病の療養|HSS型HSP|INFJ-T

詳細プロフィール

-オカルト
-