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消えない後悔に綺麗事は通用しない!辛い過去や失敗を乗り越えるちょっとダークな5つのヒント

2019年8月21日

「消えない後悔はどうやって乗り越えたらいいの?」

辛い過去や失敗、後悔は誰にでもあるものです。ただ、いくら『過去は消えない』とは言っても、自分を追い込む必要はありません。

本記事では、綺麗事抜きの「辛い過去や失敗を乗り越えるちょっとダークな5つのヒント」をまとめています。

明日から、少しでも前向きに歩いていければ、それでいい。他のことはどうでもいい。

消えない過去を抱える人の5つのエピソード集

消えない過去を抱える人のエピソードを、どのように乗り越えようとしているのかを交えながら紹介していきます。

とある宗教信者の家に生まれた人の場合

「とある宗教信者の家に生まれ、赤ちゃんの頃からその教えに従って育てられてきました。
観たいテレビや映画、読みたい漫画も、欲しいモノも、行きたい場所も、やりたいことも、付き合う友達もすべて宗教に基づいて決められていました。
週に三度の集まりには強制参加でしたし、祭りやクリスマス、新年の催しなどは読んで字の如く、『宗教上の理由で』すべて不参加でした。
高校生の時に自分の意志でその呪縛から逃れられましたが、大人になった今でも当時の『教え』からは完全には逃れることができていません。
それでも、親に反抗して、自分の意見を突き通し、宗教からの脱却を決めた過去に一切の後悔はありません。あのとき勇気を出していなかったら、と考えると恐ろしいです」

中学生のときにイジメを体験した人の場合

「中学生のとき、イジメられてた。殴る、蹴るとかの暴力行為はなかったけど、悪口や陰口を言われたり、モノを隠されたり、ハブられたりという毎日がほぼ三年間続いた。
恥ずかしくて親にも先生にも相談できなくて、一人でずっと闘ってた。学校はほとんど休まなかった。リアルにイジメの首謀者とそのグループ全員の名前を自作のデスノートに書いてた。
どうにか自分の立場をよくしようと裏工作をしてみたり、媚びへつらったり、やりたくもない部活に入ったりもした。それでもダメだった。それから自分に自信を持てなくなった。
ただ、自分という人間ときちんと向き合うきっかけにはなったと思う。イジメの経験がなかったら、今の自分はいないはず。と、そう思うようにしてる」

親友を自殺で亡くした人の場合

「専門学校時代にとても仲のよかった友人を亡くしました。
彼は当時、結婚を考えていた恋人と別れたことがきっかけで相当参っているようでした。酒を飲みながら、必死に泣くのを我慢して明るく振る舞っていた彼の姿を今でも思い出せます。
訃報を聞いたのは、それから1週間後のことでした。もともと鬱気味だったせいなのか、恋人との別れが原因だったのかは今となっては分かりませんが、『あのときもっと真摯に話を聞いて相談に乗ってあげられていたら』と数年経った今でも考えます。
本が大好きで将来は出版業界に入りたいと言っていた親友の分も、というわけではないですが、このことがきっかけで自分のやりたいことに対する想いが強くなりました」

元恋人を自殺で亡くした人の場合

「半年前に別れた元恋人が死んだ。別れたのは自然消滅的な感じで、ケンカ別れとかそういうのではない。
自分勝手な話ではあるけれど、半年経ってようやく『自分にはやっぱり彼女しかいない』と思った。すぐに彼女に連絡を取り、デートに誘った。
『分かった。また連絡するね』と返事が来て舞い上がった。それから2週間後だった。彼女が自殺した、と友人から連絡が入ったのは。
当然といえば当然なのかも知れないが、そのとき、彼女にはすでに彼氏がいた。そんなことも知らなかった。もしかしたら、俺の連絡が余計なストレスをかけてしまったのかもしれない。
もともと家庭環境が劣悪なのも知っていたし、鬱なのも知っていた。それでも別れを選択したのは自分だし、彼女に死に関して責任をまったく感じないと言えば嘘になる。
自分でも驚くほどショックが大きく、すぐにバイトをやめ、スキー場に籠もり、金を貯めて自転車で日本中を旅した。
それでも気持ちは晴れずに、人生初の海外に行った。フィリピンやマレーシア、タイ、ハワイ、アメリカ、いろんな国に行った。
やっぱり後悔は消えなかった。でも、世界にはたくさんの美しい景色があることを知った」

ミュージシャンへの夢を諦めた人の場合

「高校生から夢見ていたミュージシャンへの道。
メジャーデビューを目前にするも、肝心の事務所が決まらず、7年間続けていたバンドをやめ、夢を諦めた。
今季のアニメOP&EDには、当時一緒にライブをしたことのあるバンドが3つほど名前を連ねていた。
『あのときバンドをやめずに続けていたら、もしかしたら自分にもまだチャンスはあったのかもしれない』と、ふと思ったりもする。
だけど、もしバンドを続けていたら、自由気ままに旅行をすることもできなかったし、ブログも始めていなかったと思う」

消えない後悔に綺麗事は通用しない

上で紹介した5つのエピソードは、すべて僕の話です。

別に不幸自慢がしたいとか、『こんなに辛い思いしてる俺ってば、ホントかわいそう』とかそういうのじゃないです。

ただ、こういう後悔や失敗を経て、得た知識や教訓だってあるということ。

いくら綺麗事を言っても、過去は消えないし、後悔は残ります。

過去と向き合って前に進もうとか、後悔を反省に変えて生きていこうとか、聞こえはいいですが、これ、すぐには効きません。本当に辛いときにはまったく役に立たない。

ほとんどの場合、『時間が解決する』ことが多いんですよね。ゆっくり時間をかけて、じっくり問題と向き合っていくしかない。

ま、でもそんなこと言ったら本記事の存在意義がなくなっちゃうので、ここから『辛い過去や失敗を乗り越えるちょっとダークな5つのヒント』を紹介していきます。

辛い過去や失敗を乗り越える「ちょっとダーク」な5つのヒント

『後悔や失敗、過去の過ちを消したい』という気持ちは痛いほどわかります。

でも、いくら努力しても、自己暗示をかけても、過去は消えません。

綺麗事だけでは辛い感情を解消することはできません。ここは正直に行きましょう。

人の根本的な性質は変わらない

大前提として、人の性格はそう簡単に変わりません。まずはそのことを再認識しましょう。

自分の性格を変えてしまうほど劇的な体験があれば別ですが、人の根本的な性質は「生まれ持ったもの」なので、変えようがないんですよね。

努力で変えられるものがあるとするなら、それは性格ではありません。

単純に、

  • 忍耐強くなった
  • 嘘が上手くなった
  • 我慢ができるようになった
  • 本性を隠すことができるようになった

ってことだけのことです。

考え方を変えることはできる

ただし、「これまでの考え方を変える」ことはできます。

自分の性格を知っていれば、どんなときに、どんな風に、どういった行動を自分が取るのか、だいたい予想できますよね?

もし直したいところがある、もしくはどうにかしたいと思っているなら、残念な結果にならないために「対策」を立てておくんです。

痛みを避けるのは人間の本能です。過去の過ちに対する後悔を抱いたり、失敗を恐れるのはとても自然なこと。

だからこそ、自分はこういう生き物なんだと割り切る。そこは素直に認めて、これからどうすればいいかを考える。

ズバリ、課題の切り分けですね。次の項目で詳しくお話します。

自分の力で変えられないことは考えても無駄

どうしようもないことで悩むのは、とても無駄なことです。だって、どうしようもないんだから。しょうがない。

自分の力で変えられることだけを考えましょう。「課題の分離」ってやつです。

過ぎ去った時間は、自分の力ではどうすることもできません。だから、そのことでクヨクヨするのはやめる。

辛いけど受け入れるしかない。意味のある失敗だったんだ、と思い返す。どうせ100年も経てば、どんな過去だって誰の記憶からも消えてしまう。

そうやって、どうにかやり込めていくしか方法はありません。

だけど、今からなら変えられます。

これからを「選択」することはできる

今日何を食べるか、今日何を着るかを選ぶのと同じように、未来に続く道を「選択」することはできるんですよ。

人間ってやつは心と体が離れてしまうと、どうにもまとまりがつかなくなっちまう不便な生き物です。

体は「今」にあるのに、心だけが「過去」や「未来」にあると落ち着かない気持ちになってしまうのは当然。

だからこそ、過去でも未来でもなく、今を生きることが大事ってわけです。心も体も「今この時」に置く。これぐらいしか、自分にできることってない。

どんな過去があろうと、それを変えられない以上、その過去に意味を持たせることができるのは、今の自分しかいないんですから。

人の目を気にしないたった1つの方法は「課題の分離」をすること

誰かを傷つけるために自分の「やりたくないこと」をやるという愚行

誰かに認めてほしいだとか、誰かを困らせたいだとか、誰かに許してほしいだとか、いろいろ思うところはあるかもしれません。

でも、断言します。誰かを傷つけるために、自分の「やりたくないこと」をやるのは間違ってる

自分を含め、他の誰かを傷つけることが目的で、自分のやりたくないことをやるなんて、馬鹿みたいじゃないですか? 誰一人として得をしない。

どうせやるなら、自分の本当にやりたいことをやる。

自分のやりたいことをやっていれば、たとえ周りから何を言われても「正当な抗議」ができますからね。

結果として誰かに迷惑をかけることもあるかもしれないし、罪悪感に押しつぶされそうになるかもしれない。もしかすると、それはとても勇気のいることかもしれない。

それでも、それは仕方がないことです。割り切って進むしかありません。

どうせ後悔するなら「やりたいこと」をやる

どのみち、どこかのタイミングでは後悔だってするでしょうし、罪悪感に襲われることもあるでしょう。いくら足掻いたところで過去は消えない。

それなら、自分のやりたいことをやったほうがいい。

後悔してるなら、過去の過ちを反省してるなら、罪悪感を持ち合わせているのなら、なおさらそうです。

それらを引き連れてでも、「やりたいことをやる」。

きっといつでも、これが「最善手」であり、「闘い」であり、「罪滅ぼし」なんです。

勝手に自分で自分に罰を与えて過去を清算できるほど、世界は甘くありません。安易な方法で過去の過ちから逃げちゃいけないんですよ。

他者との比較はまるで役に立たないことを知る

他人と比べることには、何の意味もありません。それは感情や過去に対してもそうです。

誰がどうとか、どんな過去があるとか、世界の裏側の人々と自分を比べるとか、そんなことにどれほどの意味があるんでしょう?

「ああ、こんなに大変な人もいるんだな。自分もがんばろう」と前向きに考えられればいいですけど、

「こんなに大変な人もいるんだな。それに比べて自分はどうしてこんなに小さなことで悩んでいるんだろう」とネガティブになってしまったら本末転倒です。

辛いという気持ちは他人と比べるものではありませんし、そこに大小は存在しません。自分が辛いと感じてるんなら、それは辛いんですよ。

だから誰かと比べる必要なんてどこにもない。向き合うべきはいつだって自分自身です。

それに、劣等感もそうです。劣等感は他者との間に感じるべきものではなく、いつだって過去の自分自身と比べて感じるべきもの

誰がどうだとか、自分よりもっと辛い過去を持つ人間がいるだとか、そんなことはどうでもいい。まずは自分を助けてあげましょう。話はそれから。

自分を責めてもロクなことにならない

「あのときこうしていれば」「こういう方法もあったよな」「後悔ばかりしている自分はなんてダメなやつなんだ」

これらは今となっては変えようがないものです。文字通り、過ぎ去った過去の遺産なので、いつまで考えたって先には一歩たりとも進めません。

自分を責めることは、言うなれば一番安易な方法です。時間もお金もかからないし、何よりいつでもどこでもできるんだから。

そんな雑な方法で過去に見切りをつけようとしたって、余計な自己嫌悪や罪悪感が増えるだけです。同じような理由で、誰かに責任を押し付けたりするのもやめたほうがいい。

ただありのままの現実だけを受け止める。俯瞰的ふかんてき、客観的に見られればそれが一番いい。

「起きてしまったことはしょうがない」とか、「自分はこういう人間なんだな」とか、どこかで妥協点を見つけるしかないんです。

消えない過去をどうにかする具体的な3つの方法とは?

ここでは、僕が実際に辛いと思ったときにどうやって過去を乗り越えてきたか、具体的な方法を紹介します。

本を読む

僕は幾度となく「本」に辛いときを助けてもらいました。言い換えるなら、物語ストーリーですね。

たとえ誰かが創り出したお話であったにせよ、「架空のストーリーで感動できる」んですよ、人間って。これってよく考えたらすごいことじゃありませんか?

フィクションという仮想現実でこれほど感動できるなら、ノンフィクションの現実ならもっと感動できると思いません?

それができるなら、辛い時や悲しい時、そっと心に寄り添ってくれるような物語に触れてみるのも、きっと助けになります。

辛い過去に悩まされてるときにおすすめの本を紹介

老若男女にイチオシの『星の王子さま』を紹介しておきます。大切なことを再認識したい人にぜひ。

いちばんたいせつなことは、目に見えない

世界中の言葉に訳され、70年以上にわたって読みつがれてきた宝石のような物語。今までで最も愛らしい王子さまを甦らせたと評された新訳。

これまでで最も愛らしく、毅然とした王子さまが、優しい日本語でよみがえります。世界中の子供が、そして大人が読んできた。世紀を越えるベストセラー。
砂漠に飛行機で不時着した「僕」が出会った男の子。それは、小さな小さな自分の星を後にして、いくつもの星をめぐってから七番目の星・地球にたどり着いた王子さまだった。
一度読んだら必ず宝物にしたくなる、この宝石のような物語は、刊行後六十年以上たった今も、世界中でみんなの心をつかんで離さない。最も愛らしく毅然とした王子さまを、優しい日本語でよみがえらせた、新訳。

もう一冊、『嫌われる勇気』を紹介します。

この本は「アドラー心理学」を主軸に展開されていくんですが、このアドラー心理学のもっとも特徴的な考えのひとつに「すべての悩みの原因は対人関係である」というものがあります。

他者からどう思われるか、自分の評価がどうなされるのか、すべての悩みの元を辿れば必ずそこに行き着く、と。

正直、理解するまでの時間はかかりますが、心がすごく楽になった本ですね。特に、悩みの多い現代人には助けになる考え方が多いはずです。

読書が苦手な方は「聴いて読む」

本を読むのが苦手な方でも、オーディオブックで気軽に読書ができます。ページをめくる必要もないので、両手も使わなくて済みますしね。

料理中や洗濯、トレーニング中などの場面でも「ながら読書」ができるというわけ。僕も繰り返して聴いて、読んでます。

時間の有効活用にもなりますし、場所を選ばずに本の内容が理解できます。超おすすめです。

消えない過去や劣等感、罪悪感に悩んでいる方は、ぜひ『嫌われる勇気』だけでも読んでみてください。読んでおいて損はないので。

紙に書く

コクヨ ノートカバーを手で持っている様子

何をどう後悔しているかとか、何についてどういう風に考えているかとか、具体的に紙に書き出してみましょう。

誰に見せるわけでもないので、今の自分の気持ちを素直にばーっと書いてみる。

頭の中だけだとどうしても関係のないこともまとめて考えてしまいがちなので、それらを一度外に出して可視化することで、気持ちの整理につながります。

新しい「気付き」が得られたり、同じ後悔をしないように対策を打てたり、辛い気持ちを和らげることができますよ。

パソコンやスマホで打ち込むのもいいですが、「大きな紙に手書き」がおすすめです。

一度に多くのことを俯瞰的ふかんてきに捉えることができますし、脳も刺激されてひらめきも生まれやすいです。

あめぎ
僕はいつもA5方眼罫ソフトリングノートを使ってます

考え方を変える

たとえ過去に選択を誤ったとしても、そこから得たものもあるのではないでしょうか?

反省することで自己成長につながったかもしれませんし、同じ失敗は二度と繰り返さないと心に強く誓うきっかけになったかもしれません。

今は現実に向き合うことができなくても、先のことなんて1ミリも考えられないとしても、何かできることはあるはずです。

このまま過去の過ちから来るどろっとした感情に沈んでいくのも、後悔を反省に変えてこれからの生活に活かすのも、自分次第。

逆の選択をしていた場合のメリット・デメリットを考えてみたり、これからどう失敗をいい方向につなげていけるのかを考えてみませんか?

結局、人の思考や行動なんて、これまでの人生で得た知識と経験を基に作られたパターンです。

自分や他人、人間そのものに幻滅している方は、トム・ソーヤーの冒険でもおなじみのマーク・トウェイン著『人間とは何か』を読んでみるときっと幸せになれますよ。

人生に幻滅している老人は、青年にむかって、人間の自由意志を否定し、「人間が全く環境に支配されながら自己中心の欲望で動く機械にすぎない」ことを論証する。人間社会の理想と、現実に存在する利己心とを対置させつつ、マーク・トウェイン(1835‐1910)はそのペシミスティックな人間観に読者をひきこんでゆく。当初匿名で発表された晩年の対話体評論。

まとめ

ちょっとダークな5つのヒント

  • 1.人の根本的な性質は変わらない
  • 2.自分の力で変えられないことは考えても無駄
  • 3.誰かを傷つけるために自分の「やりたくないこと」をやるという愚行
  • 4.他者との比較はまるで役に立たないことを知る
  • 5.自分を責めてもロクなことにならない

消えない後悔に綺麗事は通用しません。

「辛い過去や失敗を乗り越えたい」

そんなときは今回ご紹介した、ちょっとダークな5つのヒントを思い出してみてくださいね。

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