今に始まったことではないんですが、とにかくやりたいことが多すぎるんですよね。
夢や趣味はもちろん、なりたいもの・学びたいことがたくさんあるんです。
ただ、そうなったときに頭の中をロクでもない思考がぐるぐる渦巻くのもたしかで。
「どれもが中途半端になってしまうんじゃ?」
「時間やお金を無駄にしてしまっているんじゃ?」
「どうせ中途半端で終わっちゃうから始めるのが怖い」
「どこからどんな風に手をつけていいかわからん」
とかとか。
『あれもやりたい、これもやりたい』とやりたいことが多すぎて困っているあなたへ、ちょっとしたヒントと行動に移すための5つの方法を。
ひとつずつやっていくしかない
やりたいことをやっていくためには、ひとつずつ向き合っていくしか道はないです。
趣味にしろ、仕事にしろ、触れてみなければそれが自分に合っているのかも、本当にやりたいことなのかもわからないですから。
悩みの原因が何であれ、やりたいことを効率よくやっていくためには「絞る」や「捨てる」といった行為が必要になってくるでしょう。
興味のあることが多いのは悪いことではない
一点集中で取り組めば効率が良いのは紛れもない事実です。
同じ力なら、出口を狭めたほうが圧力が強くなるのは必然ですから。
ただ、勘違いしないで欲しいのは、興味のあることが多いのは悪いことではないってこと。
行動は絞ったほうがいいのかもしれませんが、その気持ちまで捨てることはありません。
熱しやすく冷めやすいは悪じゃないですから。
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熱しやすく冷めやすいは悪なのか?趣味にハマりやすく飽きやすい!
やりたいことができない理由とは?
「やりたいことなのに、できない」という理由は、もしかしたら自分に対する欠落意識があるからなのではないでしょうか?
今の自分では能力不足だからだとか、このままのやり方では不十分だとか。
その結果、「今はこっちのほうが重要なんじゃないか?」と目移りしてしまったり、「こんなことしている場合じゃない!」と別のことに手をつけ始めてしまう。
そうやって中途半端に終わったことを眺めては、自己嫌悪で何も手がつかなくなってしまったり、ね。
人間は「ないものねだり」な生き物
「本当に自分が求めているものは何なのか?」ってことを少し考えてみると、自分の思考に振り回されなくていいかもしれません。
自分を変えたいと思うことは素晴らしいことですが、「人間は"ないものねだり"な生き物なんだ」ってことを理解しておくのも大事です。
人の食ってるポテトが妙に美味しそうに見えてしまったり、なんてことはよくある話ですからね。それこそ、隣の芝生は青い、ってことです。
どんなことにでも解決方法はあるもの
「難しくてできない」というのであれば、解決策を模索するなり、技術力を上げるなりして、少しずつ進んでいく。
「時間がなくてできない」というのであれば、あらかじめ時間を確保(タイムブロック)するなり、スケジュールの見直しをするなりして、少しずつ取り組んでいく。
やりたいことが多すぎて頭が回っていない状態だからこそ、いったん落ち着いて自分の真意を確かめてみましょう。
やりたいことをひとつずつやっていく5つの方法
選択肢が多いに越したことはありませんが、あまりに多すぎるとどこから手をつけていいかわからないですよね。
こちとら、「やることをひとつに絞って行動していくこと大事!」なんてことは百も承知なわけですよ。
それでもどうしていいかわからずに悩んでいるのに、「ひとつに絞るべし!」とか言われても「その"ひとつに絞る方法"とやらが知りたいんだが?」ってなっちゃいます。
1.固定概念を捨てる
個人的にもっとも重要だと思う項目です。
「やりたいことが多すぎて困る!」という方以外にも、「やりたいことがなくて困っている……」なんて方にも共通するヒントです。
まず、こうしなきゃ、こうあるべき、みたいな固定概念は今すぐ窓からポイっと捨ててください。
まぁ、そうそう簡単に捨てられるものでもないので、自分の好きなことを全力でやってみるのがおすすめです。
とことん全力で徹底的にサボる
好きな時間に起きて、好きな時間に寝て、好きなゲームをして、好きな場所に行って、好きなものを食べて、好きなことをしまくる。
数日だけでも、1日だけでもいいです。とにかく、自分の好きなことを好きなように、一切の妥協なく、全力でやってみる。
体に悪いとか、もったいないとか、これにいったい何の意味が、とかいう考えはいったんすべて焼き払いましょう。
「どっちでもいい」は封印する
普段からそうやって選んでいくんです。「どっちでもいい」はなしで。
本当に自分が好きだと思えるほうを、できる範囲でいいので少しずつ口に出すなり、行動に移すなりしていってください。
すると、だんだん自分の本当にやりたいことが見えてきますから。
2.「やりたいこと」と「やれること」は別物だということを理解する
やりたいことをやるとき、まずは自分のできることから始めてみる、ってのもひとつの手ですね。
ただ「やりたいなぁ」って考えているだけではいつまで経っても何も変わりはしないです。
やりたいことを決めて、自分のできることにフォーカスして行動する。
そうすれば少しは必ず前に進めますからね。何ひとつ変わっていない、なんて状況はまず避けられます。
とりあえず手を動かす
いかに行動スピードを上げて処理していくかがポイントです。
「やりたいと思っていたことが実はやりたいことじゃなかった!」
「もっと時間がかかると思っていたのに、いざやってみたらすぐに終わってしまった!」
なんてことはザラにあるので、とりあえず手を動かすことから始めてみましょうぞ。
やりたいことがあるのに行動に移せない人は、一日5分からでもいいので情報収集を始めてみましょう。
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やりたいことがあるのに行動に移せない人は一日5分だけ情報収集してみる
3.優先順位を決めて行動を絞っていく
やりたいことをやっていく上で、優先順位をつけて行動を絞っていくことは避けては通れない道です。
優先順位の低いものは、いったん忘れるなり、ざっぱり頭の中から捨てちゃいましょう。
優先順位の付け方としては、行動を緊急度と重要度で4種類に分類した「時間管理マトリクス」を基準に決めていきましょう。
引用:https://www.geekjob.jp/emergency-important/
タスク管理に関しては『マンガでわかる!幼稚園児でもできた!!タスク管理超入門』という本も非常に参考になります。
4.アウトプット(可視化)する
頭の中であれこれ考えていても仕方がないので、その悩みや思いをすべて吐き出してみましょう。
紙に書くなり、人に話すなり、ともかく脳みそでごちゃごちゃしている情報をアウトプットするんです。
文章として可視化する、もしくは音として形のあるものとして認識させてあげることで、またちがう刺激が脳に与えられますよ。
やりたいことリストを作ってみるのもいいですね。アウトプットをしていると「あ、そっか」と気づきが得られることがあります。
人間はアウトプットすることでしか変われないですからね。
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悩みと文章の量は比例する?人間はアウトプットでしか変われない
5.気持ちを置いてけぼりにしない
行動は絞っていくけど、気持ちは置いてけぼりにしない。このバランスが重要です。
もう少し気楽に考えてみてもいいのではないでしょうか。強く意識しすぎても、焦るばかりでいいことないです。
真剣に物事ひとつ一つに向き合っているからこそ、余計に捨てづらいし、諦めづらいと思うんですよ。
別に捨てなくても、諦めなくても、順序さえ決まってしまえば、それでいいんです。たったそれだけ。
中途半端で続かないからこそ見えてくる可能性だってあるんです。
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何をやっても中途半端で続かない!だからこそ見えてくる可能性
まとめ
総括。
- 興味のあることが多いのは悪いことではない
- 人間は「ないものねだり」な生き物である
- どんなことにでも解決方法はある
やりたいことをひとつずつやっていく5つの方法まとめ。
- 固定概念を捨てる
- 「やりたいこと」と「やれること」は別物
- 優先順位を決めて行動を絞っていく
- アウトプット(可視化)する
- 気持ちを置いてけぼりにしない
時間もあって、技術もあって、やり方もわかっていて、それなのにやりたいことができていないってのはただの怠慢ですよね。
始めることも、辞めることも、一朝一夕で身につくものじゃないです。習慣化と一緒です。
だからと言って、何も行動しなければいつまで経っても前には進めません。
毎日、スライムの一匹でも倒していかないとね。
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