安心してください。『ブログ記事は書けないのに、Twitterではどんどん文章が書けちゃうの』という人は健康ですので。
さて、僕がブログを書くことを趣味にして早……何年だろう。まぁ、年数なんてどうでもいいか。
とにかく、長らく文章を書くことを続けてきた僕が思うこと。それは「悩みと文章の量は比例する」ということ。
そして、「人間はアウトプットでしか変われない」ということです。
ストレスは本当に害悪なのか?
悩みが増えればそれだけ思考も増える。思考が増えればそれだけ文章も増える。すなわち、ノンストレスの日々なんて何も生み出さないのだよ、ワトソンくん。
『ストレスのない日々を』なんてモットーに掲げて生きてきたのはいいものの、いざ何もない生活を送っていると精神が腐っていくんだ、どうにも。
ここでいうストレスというのは、嬉しいこと、楽しいこと、悲しいこと、辛いこと、それらをぜんぶ引っくるめた感情のことです。
感情が動けば、それは人間にとってストレスになります。
さらに言ってしまえば、感情に変化がないということは、生活に変化がないのと同義です。
すなわち、昨日と今日の自分が、そして日常が一切変わらないということ。もしくは、変化に気づけないということ。
場合によってはストレスがないということもストレスになり得る、ということも知っておくとハッピーになれるかもしれません。
悩みが多いと文章量も多くなる
悩みと一口に言っても、「今日の晩御飯は何にしよう」というライトなものから、「将来が見えないウツダシノウ」というヘビィなものまであるでしょう。
お悩み解決法のひとつとして提案したいものが、文章として可視化することです。少なくとも僕はこれまでずっとそうしてきました。
それがブログ記事であれ、Twitterであれ、ノートであれ、メモ帳であれ、とにかく文字にする。脳内でぐるぐると巡る感情や思考を、文章としてゲロる。
一度そうやって吐き出してしまえば、あとは芋づる式のように連なって言葉が出てくるようになります。それはもうあれよあれよという具合に飛び出してきちゃう。
人間はアウトプットでしか変われない
ちょっとかっこいいこと言うと、人間はアウトプットでしか変われないんですよ。
いくら飲み込んで食べても、自分の内から外に出さないと意味がない。実らない。実にならない。実がでない。
紙に書くなり、文章にするなり、誰かに話すなり、曲にするなり、どうにかしてアウトプットする。どんな形でもいいから、とにかく出す。
そうしないと、いつまで経っても滞ったままです。どこか一箇所でも停滞していると、流れが悪くなるんですよね、人って。
だから、悩んでも悩んだままにしない。頭で考えていても解決しない。
前に進むためには脳でわかってるつもりのことでも、わざわざ外に出して上げる必要があるんですよ。
まとめ
ブログなんて自由に書けばいいと思っているので、ただの独り言でも問題ないと思うんですよ。あなたと同じように悩んでいる人はきっといるはずなんです。
冷静に考えて、いま直面している問題が人類初である可能性は限りなく低いわけですよ。人類のの歴史は宇宙から見れば短いものでしょうが、生物的には割と長いですし。
だから、どんなに些細なことでもブログ記事にしておけばきっといつかそれは役に立つ日がくるんです。
それは少し未来を生きる自分なのかもしれないし、世界のどこかに生きる悩める少女かもしれない。
別にブログじゃなくたっていいんです。 Twitterでもいいし、ノートの端っこでもいいし、本の隅っこでもいい。
どんなに小さな感情の揺らぎでも、思考でも、アイディアでも、とにかく漏らさずメモしておく。他でもない自分のために。
あなたの人生を代わりに生きてくれる人なんていないのだから。
おすすめ本の紹介
普段はもっぱら電子書籍派の僕ですが、今回は珍しく紙の本で購入しました。メモを取りながら、少しずつ読み進めていっています。
正直、これまでビジネス本を多く読んできた人には基礎的なことばかりで退屈に感じるかもしれません。
とはいえ、図解が豊富でとても読みやすく、具体的な方法がまとまっていて使いやすいです。アウトプットの重要性を思い出させてくれますよ。
『インプットの量は十分なはずなのに、なかなか成長が感じられない……』とお悩みの方におすすめの一冊です。
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ひらめきは創り出すもの!アイデアは要素の組み合わせにしか過ぎない