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"読書はお金と時間の無駄"は半分正しい|君がッ泣くまで読むのをやめないッ!

2019年5月5日

月のおわりに本の購入代を見返すと『えっ、こんなに使った覚えないよ』って思うものの、いざ計算してみるとしっかり使ってる。

僕はこの現象のことを「キンドル・ホイホイ」って呼んでます。ワンタップで本が買えちゃうとか世もジェフ・ベゾスだよね。

さてあなたは『本を読むと頭がよくなる!』『読書量と年収は比例する!』なんて話、一度ぐらい聞いたことありませんか?

他にも「本を読む時間が人を成長させる」「本を読むと人生がより充実する」「読書で人生はより幸せなものになる」とかとか。

ああいう話ってどこまでが本当で、どこまでが嘘っぱちなんでしょうね?気になったことありません?

まなき
たしかに気になる……

普段ほとんど本を読まない人からすれば、たしかに読書はお金と時間の無駄だと感じるかもしれません。

はい。ぶっちゃけ"読書はお金と時間の無駄"は半分正しいです。

それでも僕はこれからも読書をやめるつもりはありません。

今回は「読書と年収って関係あるの?頭の良さにも影響する?」って疑問を解決していくとともに、

「僕が"読書は金と時間の浪費"と半分認めながらも読書をやめない理由」を話していきます。

"読書はお金と時間の無駄"は半分正しい

結論から申し上げると、本を活かすも殺すも読み手次第ってことですね。

読み手がくるくるぱーだと、どれだけ内容の素晴らしい良書でもくるくるぱーになっちゃいますから。

以下『実は読書ってお金と時間の無駄なんじゃ?』っていう意見の元それらしい理由を並べました。

1.24時間後には74%忘れる

上の図は、人の記憶の忘れっぷりをグラフに表した「エビングハウスの忘却曲線」です。心理学者のヘルマン・エビングハウスが行った実験が元になってます。

さらに同実験から人間は一度覚えたものでも24時間後にはおよそ74%忘れるということが判明してるんです。

このことからもわかる通り、そもそも超がんばって本を読んだとしても一日経ったら内容のほとんどを忘れてしまうってわけ。

ぶっちゃけ僕も読んだ本の内容、ほとんど忘れちゃってます。控えめに言っても8割ぐらいは忘却のかなた。どうせ忘れるものにお金を払ってるのは事実です。

2.行動しなきゃまるで意味がない

たとえ本の内容を理解できたとしても、その知識をまったく活用せずに過ごしていればそれこそお金と時間の無駄ってもんです。

たしかに知識を得ることは大事ですが、一番大事なのって「その知識を得て何がしたいの?」ってところなんじゃないでしょうか?

何も読書に限った話じゃないですが、自己成長のためにインプットをしてるんなら「知識を吸収し、何かしらの行動に移し、結果を得る」までがワンセット。

そもそも大多数の人間は知識を得るだけで満足しちゃうので、成功したければそっから行動すればいいだけの話です。

読書が成功に直結することは100%ない

ゆえに読書が成功に直接結びつくことは100%ないです。これだけは間違いなく、はっきりと断言できます。

結局は本が真に活きるときは行動に移したときなんですよ。

100冊読んでひとつも行動しないAくんより、1冊読んで100行動するBくんのほうがはるかに優秀だし、限りなく"成功"にも近い。

というより読書で成功を手に入れようとする行為自体が間違いなのかも。だって行動しなきゃなーんも変わらないんだもんね。

3.本当に必要な情報なんて全体の20%もない

自己研鑽のために読書をする。ああ、なんと甘美な響きなんでしょう。

でも先にもお話した通り、1日経ったら本の内容なんてほとんど忘れちゃってるわけです。

当然たった一回の読書でその本すべての内容を完全に理解することもできないでしょう。

本の購入代だってバカにならないし、一度読んだぐらいじゃ完全に理解するのも難しい、挙句の果てにはせっかく読んでも忘れちゃう……?

そんなものに時間とお金を使うなんて無駄以外の何物でもない、そうは思わないですか?

"読書はお金と時間の無駄"は半分正しい、のもう半分の理由

ここまでは『実は読書ってお金と時間の無駄なんじゃ?』ってお話でした。

  • がんばって読んでもどうせ忘れる
  • 知識を得ても行動しなければ意味がない
  • 自分にとって本当に必要な情報はごくわずか

さてこっからは『いや読書は素晴らしい投資活動だよ?』ってお話です。

「読書量と年収は比例する」は本当か?

世帯年収が高いほど読書量が多い傾向がある

2009年とかなり古い資料ですが、出版文化産業振興財団によると「世帯年収が高いほど読書量が多い傾向がある」ということがわかってます。

1ヶ月に読む本の平均冊数と世帯年収の関係を見てみると——、

「1ヶ月間に最低3冊以上本を読む」と回答

  • 最も多い(40.5%):世帯年収1,500万以上の人
  • 最も少ない(22.6%):世帯年収300〜500万未満の人
「0冊」、つまり「1ヶ月間に1冊も読まない」と回答

  • 最も多い(28.8%):世帯年収300〜500万未満の人
  • 最も少ない(9.5%):世帯年収1,500万以上の人

1ヶ月に1冊も本を読まない人の読書をしない理由で、もっとも多いのは「仕事、家事、勉強が忙しくて本を読む時間がない」だそうです。

なんていうかこの結果を見せられると「時間がないから本を読まないのではなく、本を読まないから時間がないのでは?」とも思えちゃうよね。

参考現代人の読書実態調査

お金持ちの習慣と読書の関連性

お次は「お金持ちの習慣と読書の関連性」についてです。

トーマス・コーリー(Thomas C. Corley)は5年間にわたって、『金持ちの習慣ってなんぞ?』という研究を行いました。

233人の裕福な人と128人の貧しい人を対象に『あなたの豊かな習慣は何ですか?』という、血も涙もないげふっ手も足も出ない身も蓋もないアンケートを実施。

その中で『自分は読書が大好きである』という問に同意したのは、裕福な人々が86%、貧しい人だと26%でした。

  • 裕福な人:年間所得1,760万円以上、資産3億5千万円以上
  • 貧しい人:年間所得385万円以下、資産55万円以下

※1ドル=110円で計算してます

この研究でわかった「読書と豊かな習慣の関連性」は、

  • お金持ちは読書が大好き
  • 読むのはもっぱらノンフィクション、特に自己啓発本
  • 裕福な人は自己研鑽に貪欲
  • お金持ちの88%が毎日30分以上を自己成長のための読書にあててるのに対し、貧しい人はたったの2%

ってこと。これはいよいよ読書崇拝信者の圧倒的☆勝利宣言が聞こえそうな予感?

参考9 things rich people do and don't do every day

「読書量と頭のよさは比例する」は本当か?

文部科学省の平成28年度全国学力・学習状況調査の結果によると、「読書が好きと答えた子どもほど国語と算数のテストの得点が高い」ってことがわかってます。

どういった観点から「頭がいい」とするのかが問題ですが、少なくとも知識量や読解力、集中力という意味では「読書量と頭の良さは比例する」と言ってもよさそう。

日本人は本を読まなさすぎ?

一週あたりの読書時間を調査した結果、日本は調査した30カ国中ワースト2位でした。

トップのインドが10.7時間というのに比べ、日本はたったの4.1時間。ちょっとさすがに本読まなさすぎ?

もう10年以上も前のデータのなのでどこまで信頼できるかってところですが、ここから読み取れることも多そうです。

なんていうか識字率・出版点数が多い国ほどランキング下位にいる不思議な。

でも世界のIQランキングでは日本が4位にいるし、インドなんか25位だし。インド人もびっくりとはこのことだよね。

そもそも地頭がいいってのと、知識量が多くて発展的にものを考えられる、ってのは別の話でしょうね。

日本人の場合もともと識字率が高いので、ちょっと本を読めば地頭が悪くても多少マシにはなりそう。僕がそう。

『読書は立派な投資行為である』←コレ

読書によって"その他大勢"の上には行けるかもしれない

読書をすることによって、その他大勢から抜きん出ることは可能かもしれません。

文化庁の調査(平成25年度)によると、なんと47.5%もの人が「一ヶ月に一冊も読まない」と回答してます。



つまり「一ヶ月に一冊以上の本を読むだけで上位50%に食い込める」ってわけ。別に他の人より偉いとか、頭がいいとかそういう話じゃないです。

統計上は頭がいい人も、お金持ちもマイノリティですよね。しかもそういった人たちには読書っていう共通の習慣がある

じゃあ少数派、つまり読書をする側に回ったほうがいいよねってことです。そう考えると読書は立派な投資活動とも言えるのかもしれませんね。

本で解決できない悩みはない

『時間がない』『仕事で出世したい』『幸せに生きたい』『もっと愛されたい』

人間の悩みや興味の矛先なんて昔からあんまり変わらないわけですよ。たいていは恋とか仕事とか、そういう普遍的なもの。

そういう人間が心の根底に抱える悩みに、昔っから応え続けようとしてるのが「本」ってことですね。

仕事、お金、人間関係、幸せ人間の悩みなんちゅうのはいつの時代も同じや。
そんで本ちゅうのは、これまで地球で生きてきた何億、何十億ちゅう数の人間の悩みを解決するためにずっと昔から作られてきてんねんで。
その『本』でも解決でけへん悩みちゅうのは何なん?
自分の悩みは地球初の、新種の悩みなん?
自分は悩みのガラパゴス諸島なん?

夢を叶えるゾウ2

僕がそれでも読書をやめない理由

1.そもそも読書は娯楽

ここまで読書に関していろいろなデータを引っ張り出してきてあーだこーだ言ってきましたが……。

ぶっちゃけぜーんぶどうでもいい

僕にとっての読書というはただの娯楽であり、趣味です。それ以上でも、それ以下でもありません。

アニメやゲームと同等のレベル。もうドラクエよ。楽しいから読む。つまらないんだったら読まない。

そもそもどんなことでも楽しくないと続かないです。無理して読んでも集中力が持ちませんし、吸収率が悪いばかりか、それこそ金と時間の無駄。

目標を持つことは大事ですが、それが義務感になっちゃうと途端に苦しくなっちゃいますよ。

読みたいときに読むから楽しいし、吸収率もあがるし、続くんじゃないですかね。

2.行動のきっかけになる

僕も『お金持ちはたくさん本を読んでいるらしい!じゃあたくさん本読めばお金持ちになれる!』ってな動機で、本を読みまくっていたときもありました。

最初は「読書してるワイってば知的でカッケー」みたいな感じで無理して読んでたんですけど、途中から読書っていう行為が楽しくなってきたんです。

新しい知識を取り入れることはもちろんそうですし、なんていうか行動のきっかけというか、いい本に出会うとモチベーションぐあーってあがるじゃないですか?

今でも自己啓発本とか読みますが、それはモチベーションあげたいときぐらいです。知識を得る、って目的で読むのは専門書ばっかりですね。

"読書をただの金と時間の無駄"にしないための読書術

これは僕がいつも心がけている読書術ってか、効率よく本を読むときのコツみたいなもの。

小説やラノベのような単なる娯楽が目的ではなく、あくまで「自己成長が目的」の場合です(Kindleを想定

  1. タイトルと目次をバーっと見て本の内容をだいたい把握
  2. その本から学びたいこと、解決したいことを決める
  3. ざっと流し読み、気になる章だけしっかり読む

読書なんてこのぐらいテキトーでいいんです。本にもよりますが、一度の読書でだいたい2〜3時間ぐらい。

ちょっと読んでつまらなかったら途中でも読むのやめますし、第一そんなに集中力続かないので時間を小さく区切って読書にあててます。

一度の読書で多くを吸収しようとしないことがミソです。

「ちゃんと読まないとお金がもったいない!」と思うのも無理はないですが、どうせ忘れるし、無理してもロクに内容が頭に入ってきません。

それなら最初っから本を読む目的やら、得たい情報をバシッと決めて、集中力が続く短い時間で本を読んだほうが効率いいと思いませんか?

別に「一回の読書で本の内容をすべて理解しなきゃいけない」みたいなルールはないので、つまみ食いのような読み方でも、複数回に分けて読んでも問題ないのです。

まとめ

たしかに本で解決できない悩みはないかもしれないし、お金持ちになれるヒントも見つかるかもしれない。

それでも、たかが読書です。本に書いてあることなんて世界に比べたら超ちっぽけ。わかることは、ごくごく限られた小さな世界のことだけ。

こうしている間にもあらゆる言語で、あらゆるジャンルの、あらゆる本が毎日のように出版され続けているわけです。とてもじゃないけど一生かけても読み切れない量の本が、です。

そのうちのたった1冊を読んだぐらいで、まるで世界のことを知ったような気になって、無知を恥じないばかりか他人を見下すなんてあまりに滑稽だと思いませんか?

読んだ本の数は人と比べるものでも、人に自慢するものでもありません。読みたい人は読めばいいし、読みたくない人は読まなくていい。

読書なんて娯楽のひとつ。暇つぶしのためのコンテンツにしか過ぎません。でも楽しいから今から本読もう。

↓1日1冊のビジネス書を効率的・戦略的に読みこなす投資としての読書法

↓7人の億万長者、239人の起業家、13人のオリンピック選手、29人のオールAの学生に学ぶ生産性向上の日常習慣

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