ダイソーに売ってるアイテムで簡易的な撮影ブースを作ってみました。
ブログやネットショップ、オークションなどに使用する写真であれば、自作の撮影ボックスでも十分なクオリティを発揮できます。
こんな人におすすめ
- 小さいスペースで撮影したい人
- フィギュアやプラモデルが趣味の人
- 素材の物撮りが多いデザイナーさん
- ネットショップやオークション用の商品画像を自宅でかんたんに撮影したい人
- ガジェットやアクセサリー、小物などのレビュー写真を撮ることが多いブロガーさん
こんな写真が撮れる
まずは、ダイソーで作る撮影ボックスで、どんなクオリティの写真が撮れるのかを比較していきます。
撮影機材はiPhone XSです。すべて標準のカメラアプリで同一の加工をしています。
↓フローリングの床で撮影
↓本棚の空きスペースで撮影
↓自作の撮影ボックスで撮影

撮影ボックスの完成イメージ
完成形がこちら。

組み立て&収納が楽ちん
組み立ても楽ちんですが、かんたんにバラすことができるので収納もスムーズです。
撮影ボックスの作り方
準備するもの
- パネル×5
- パネル用ジョイント×2
- LEDライト×2
- 背景用模造紙×1
- 単3乾電池6本入り×1
すべてダイソーで手に入るアイテムです。計11点1,188円でした。
ボックス部分(上下左右奥のパネル×5と連携ジョイント×2)だけなら756円、背景用の模造紙を買ったとしても1,000円以下で簡易的な撮影ボックスが作れます。
ボックスのベースは、ダイソーの「組み立てラックシリーズ」のフリーマルチパネルです。
パネルサイズは355mm × 355mmを選びました。他にも、185mm × 355mmのパネル、そして355mm × 355mmのネットパネルが展開されてます。連結ジョイントは2パック(計8個)購入。
照明は「9SMD&1LEDランタン」を2つ使います。LEDライトはそれぞれ単3の乾電池が3本ずつ必要になります。乾電池(6本入り)もダイソーで購入しました。
パネルはもともと半透明のシートになってるので、LEDライトの明かりもいい感じで透き通ってくれます。

組み立て
フリーマルチパネルと連結ジョイントでボックス部分を組み立てていきます。
パネルをジョイントの溝に差し込むだけなので、ほとんど力はいりません。女性でもかんたんに組み立てられます。


パネル4枚と連結ジョイント4個で箱を組み立てます。
背景用の模造紙をパネルの大きさにあわせてカットします。
セロハンテープでカットした模造紙をパネルに固定します。
上部にもパネルをセットしたら完成です。組み立てにかかった時間は5分ほどでした。
撮影ボックスに被写体をセットして撮影。
フィギュア、アクセサリー、ガジェット、ぬいぐるみ、時計、小物、オフィスグッズ……。
パネルの大きさが355mm四方なので、そこに収まるサイズのものだったらなんでも大丈夫です。以下、作例です。



ここでは対象物の斜め前左右にLEDライトを1つずつセットしてみました。
物撮りにおいては上からの照明がもっとも重要なので、上部にセットする用のLEDライトをもうひとつ購入してもいいかもしれません。僕は安物のデスクライトを使ってます。
ダイソー自作DIY撮影ボックスのまとめ
ダイソー撮影ボックスのここがいい
- 安価
- 組み立て&収納が楽
- 自作DIYの楽しさを知れる
- 撮影写真のクオリティがアップする
ダイソー撮影ボックスのここがダメ
- ダイソーまで行くのが面倒
「自分で作るのめんどくさい」
「そもそもダイソーまで行くのが面倒なんだが?」
「いろいろな背景布とセットになっている撮影ボックスが欲しい」
という人は、完成品を探してみてください。
撮影ボックスは自作で十分
物撮りでもっとも大切なことは、撮影の腕でも、カメラの性能でもありません。
ズバリ、「被写体がきれいに映る環境を作ってあげること」です。
ぶっちゃけ、照明(光源)と背景こそしっかりしてれば、ある程度のクオリティの写真は撮れます。
ボックス自体は安価でも十分だと思いますが、照明と背景にはこだわったほうがいいかもしれませんね。

僕はダイソーのLEDライトを被写体の左右前に置いている以外に、デスクライトをボックス上部からあててます。
「作るの面倒だし、背景紙とセットになった撮影ボックスが欲しい」という人は完成品を探してみてくださいね。
「ダイソー自作撮影ボックス」は、フィギュアやガンプラの撮影、商品レビュー用の物撮り、イベント用展示台にも最適です。
安価で作れるので、興味のある方はぜひ挑戦してみてください!
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