好きなことで生きていく人生って憧れますよね。自分のやりたいことだけやって生きていけたらどんなに幸せなんだろうって。
で、ふと思ったんですよ。『やりたいことやって成功してる人って"やりたいことしかやってない"のでは?』ってね。
成功って言葉自体が正しいのかはわかりませんが、とりあえず好きなことやって生きてる人みたいな意味合いで使ってます。
自分では好き勝手に生きてきたつもりだったんですけど、どうやらまだ甘かったみたいです。もっとやりたいことやれますね、これ。
「やりたいことをやれ!」って言葉の意味
僕、今日ね。
「自己啓発本とかいわゆる成功本を読んで、ムダにやる気をアップさせてからゲームに打ち込み、遊び疲れたあとにぼんやりと襲ってくる罪悪感に身を任せる」
っていう遊びをやってたんですけど、そういう自己啓発本によく書いてあるのが「やりたいことをやれ!」ってことなんですよね。もうね、聞き飽きた。
やりたいことやってみんなが上手くいくんだったら、もっとヒャッハー(幸せすぎて)な人種が増えてもいいと思うし、世の中世知辛いのじゃーなんてことになってないと思うんですよ。
でも、そうなってないってのは、たぶん「やりたいことをやれ!」って助言が間違ってるとか、その言葉を受け取った側に問題があるとか、そういうんじゃないと思ってて。
単純に「やりたいこと」って言葉の定義というか、意味みたいなものが人によってビミョーに違うからなんじゃないかなぁ、って。そんな気がするんです。
「好きなことで生きていく」っていう中での「やりたいこと」ってのは「自分の好きなことで、かつ需要があって、お金が稼げる、やりたいこと」なのかな、って思ってます。
やりたいことが見つかりません
よく、「やりたいことが見つからない、わからない」っていう人がいますが、そんなわけないんですよ。
スプラトゥーンがやりたい。面白いマンガが読みたい。ロケットを飛ばしたい。ポプテピピックはクソアニメ。美味しいものが食べたい。
誰にだってあるはずの当たり前の欲求。きっと「やりたいことが見つからねぇ!」って人からは「そういうことじゃねぇんだよ!」とガチガチに固められた雪玉が投げられてきそうですが。
そうなんですよね。いわゆる「やりたいこと」ってのはある意味で"お金"や"仕事"に直結してなきゃいけない、みたいな概念があるんです。
そりゃ、好きなこと"だけ"して生きてくっていうんなら、当然"お金"が必要になってくるわけです。ここが非常に面倒なところ。
お金が絡んでくるとロクなことにならない、これもあながち間違いではないですが、注目すべきはココ。
『この"やりたいこと"は"シゴト"になるだろうか?』
こ れ な 。
どうしても「好きなことで生きていく=好きなことで金を稼ぐ」っていう方程式が頭の中で出来上がっちゃってるから、無意識的、潜在意識的に「やりたいこと=お金」として捉えちゃってる。これがヒジョーによくない。
もっと厳密にいうと、お金が稼げないって時点で「自分のやりたいことリスト」から外れちゃってるわけですな。気づかないうちに。
×お金→やりたいこと?○やりたいこと→お金
難しいところなんですけど、「お金稼げるらしい!」→「ワイはこれがやりたかったんや!」ってパターンもありなんですよね。それが自分の好きなことかもしれないから。
でも、問題はその逆だったときのパターン。「ワイはこれがやりたい!」→「お金にならないらしいからやめよ…」ってやつ。これは自分の可能性を狭めちゃってるだけだからやめたほうがいいです。
そもそも、お金にならないからやめるって選択肢が出た時点できっとそれは本当に好きなことじゃなかったんです。自分の本当にやりたいことなら、お金にならなくてもやるじゃないですか。
いまは「なんでもお金になる時代」
いまってなんでもお金になる時代なんですよね。YouTubeとか、ブログとか、マンガとか。ちょっと前までは娯楽の領域にあった媒体が、今はお金まで運んでくれるようになっちゃったわけ。
そう。だからこそ、余計に面倒なことになってるわけです。「よく言えば、誰でも稼げる時代。悪く言えば、誰もが稼げてしまう時代」。
お金を稼いでそうなYouTuberいますよね。お金を持ってそうなブロガーいますよね。お金を蓄えてそうな謎のツイッタラーがいますよね。
そういう人たちに憧れて、新しく自分でなにかを始めるのはとってもいいことです。でも、もしそれが自分の好きなことじゃなかったら、ただのシゴトになっちゃいますよね。
なによりも大事なのは、続けること。継続することです。いまガッツリ稼いでる人でも、間違いなく稼げてない時代があったはずなんですよ。
ただ、好きなことをやり続けていた、っていう前提があって、稼げるようになったのはたまたまそこにスポットライトが当たっただけ。
だからみんな決まってこう言うんです。「好きなことやりなよ」って。
って、これ聞くと「やっぱり好きなことひとつに絞ってとことん突き詰めていくしかないのかぁ」って思っちゃいますが、別にそんなことはない。
好きなこと(やりたいこと)はひとつに絞るべき?
やりたいことがあればやるべきだし、お金になる・ならない関係なく制作活動に打ち込めばいいし、自分がハッピーならそれでいいんです。
いまはだれでも稼げる時代なので、良くも悪くも先人たちの歴史が簡単に見れてしまうわけですよね。努力とか、経歴とか、スキルとか、実績とか。
そういうものを調べてみては、「自分には到底できない…」とか「やっぱり自分には才能なんてなかったんや…」ってその道を諦めちゃう。
いや、まだなにもやってないやん。
ちょっと自分に厳しすぎィ案件ですよ、それ。いまは副業で稼げちゃう時代です。自分の"好き"をお金に替えられる時代です。「自分にはムリ…」って諦めちゃうのはもったいなさすぎです。
個人間で仕事を取引できる ランサーズ もあるし、得意を気軽に売り買いできる ココナラ
もあります。
無料かつ5分ほどで登録ができるので、とりあえず両方とも登録しておきましょう。どう稼ぐかは後からいくらでも考えられます。まず必要なのは、今すぐ行動する勇気です。
神速スモール起業にも書かれていますが、その気になれば「1万円以内かつ24時間以内に起業」ということも、十分に可能です。まずは、行動が大事。
勘違いして欲しくないこと
ここで言いたいのは「やりたいことやってればお金は自然とついてくるようになるよ!」ってことじゃなくてですね、やりたいこと全部やってみればいいじゃんってことなんですよ。
当然、自分の好きなことが市場の需要と噛み合っていなければお金は稼げません。「好きなことやってるから大丈夫!」ってのはただの思考停止状態です。問題の先送りです。
だからこそ、どこかのタイミングで収益化のことは考えるべきだとも思いますし、もっと自分の生み出したものに自信を持つべきだと思うんです。
でもね、結局、お金なんてどこでどうやって回ってくるかわからんのですよ。
SNS経由かもしれないし、ブログ経由かもしれない、作品投稿サイトから火がつくかもしれないし、ちょっとしたきっかけでスポンサーがつくかもしれない。
もしかしたら旅中の道端で助けた人がサウジアラビアの石油王の息子で、お礼に莫大なお金がもらえるかもしれないですし。
キッカケなんてものはどこに転がってるかわかりません。やりたいことで生きてくってんなら、スタートは自分の好きなことを見つけることです。
とことん自分のやりたいことを突き詰めて、やっていくしかない。もっと具体的に言えば、やりたいことやっていいんです。まずは「好きなことやっていいんやで」って自分にOKサインを出すことから。
「うわぁ〜、これやりたい!(突然の起床」ってのが一番ベストな朝の起き方な気がしてる。寝ても覚めてもワクワクすることばっかりだったら、たぶんいろんな意味で最強(俺TUEEEEE!!!!!
— あめのは (@ameyohure) 2017年11月28日
まとめ
もっと自分のやりたいことを大切にしてください。あなたが当たり前だと思ってることでも、周りの人たちからしたら「なんだよそれ?!超能力?」みたいなことだっていっぱいあるんです。
もっと自分の好きなことを追求してください。あなたが思ってるより、きっと事は単純で簡単です。たったひとつの絡まりがすべてを複雑に見せているだけ。
これまで自分のやりたいことばっかりやってきたつもりでしたが、まだまだ足りなかったみたいです。
モチベーションに頼るのはやめたほうがいいのかもしれないと悟った大寒波の日。やるしかないんだったら どっちみちやるしかないんだから やるしかないんです。
— あめぎ@略してとりてみ (@ameyohure) January 25, 2018