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【M570レビュー】普通のマウスからトラックボールに変えた3つの理由

【M570レビュー】普通のマウスからトラックボールに変えた3つの理由

「トラックボールの使い心地って、実際どうなの?」という疑問をお持ちの方のために、ロジクールのトラックボール「M570」のレビューを行っていきます。

半年ほどは普通のマウスと併用していたのですが、今ではすっかりトラックボールひとつであらゆる作業をこなすようになりました。

今回はM570の開封、そして、普通のマウスからトラックボールに切り替えた3つの理由について話していきます。

※2022年1月現在、M570tの後継機として「M575」が発売されています。実際に使っていますが、Blurtoothに対応しており、M570よりもトラックボールの滑りがよくなっています。

普通のマウスからトラックボールに変えた3つの理由

①「バランスボール」による右腕の違和感

部屋のイスを「バランスボール」に変えた影響なのか、マウスを操作する右肩から右手首にかけての右腕全体に、違和感を覚えるようになってしまったんですよね。

バランスボール自体はとても快適で、適度な緊張感を保ったまま、作業することが可能です。しかし、バランスボールに姿勢よく座った状態のまま、マウスで細かい操作をしようとすると、どうしても体重の何割かを右腕で支える形になってしまいます。

バランスボール自体はとても快適で、適度な緊張感を保ったまま、作業することが可能です。しかし、バランスボールに姿勢よく座った状態のまま、マウスで細かい操作をしようとすると、どうしても体重の何割かを右腕で支える形になってしまいます。

普通のイスに戻すことも考えたのですが、そうすると今度は腰に負担がかかってしまい、どっちつかずの状況になってしまうと判断しました。

結果、普通のマウスからトラックボールへの移行を決めた、というわけです。

  • 2020年2月追記:スタンディングデスクでの作業に移行しました。
  • 2022年1月追記:緻密な作業が増えたため、スタンディングデスクではなく、高級オフィスチェアを使用しての作業に移行しました。

②「トラックボール」使いのDTMerへの憧れ

僕はシンプルライフに興味があり、きれいに整った部屋の写真を見ることが好きです。

ネットのさまざまな部屋のインテリア画像を眺めていると、オシャレな作業環境を構築している多くが「DTMer(パソコンで音楽作る人たちのこと)」だったのです。

そのとき、一際目を引いたものが、マウスにボールがくっ付いたような「トラックボール」でした。

初めのうちは、「なんだこれ? 変なの」と興味を示さなかったのですが、その圧倒的な所持率と存在感から、だんだんと興味が湧き始めたのです。

いつしか興味は憧れに変わり、強く「トラックボール使いになりたい」と願い、ついに今回、トラックボールとの契約を果たしたわけでございます。

③デザイン性が良く、ワクワクする気持ちを持てた

前述している通り、僕はシンプルなものが好きです。数年前には、持ち物の約7割を処分し、部屋のモノの量をかなり減らした経験もあります。

モノの数が少なくなると、ひとつひとつのモノに対しての「見方」が変わります。もともと好きだったモノはより好きに、もともと惰性で使っていたモノにはだんだんと興味が薄れていきます。

つまり、自然とモノを慎重に選ぶようになるのです。

「利便性」だとか、「デザイン性」だとか、もっと簡単に言えば「モノを手に取ったときのワクワク感」を基準にモノを選ぶようになります。

「ワクワク感」は漠然とした概念ですが、利便性やデザイン性などをクリアした後、そのワクワクしたような気持ちがあるかどうか、ということですね。

欲しいモノについて徹底的に調べ上げ、ネットのあらゆるレビューを調べ尽くし、実際に店に足を運び、見て、手に取って、感じ取る──という長いプロセスを経て、僕はやっとモノの購入に踏み切ります。

もちろん、人間なので「衝動買い」なるものをしてしまうこともあるのですが、最近はその頻度も少なくなりました。

今回のトラックボール「M570」は、僕の中に存在するいくつもの壁──ゲートガーディアンを踏み潰し、ここまでたどり着いたというわけなのです。

トラックボール「M570」を開封する

スタイリッシュなデザインが素敵。
開け方が分からず、箱がボロボロに。

箱に入っているものは、以下の通りです。

  1. M570t本体
  2. USBレシーバー
  3. 保証書
  4. ハードウエア製品の限定保証の紙
  5. 簡単な説明書のような紙

本体であるトラックボールを取り出してみました。

Oh,スーパークール!!

「SetPoint」でマウスの設定が可能

ボールと左ボタンの間にある小さなボタンは、デフォルトの場合、上のボタンが「進む」、下のボタンが「戻る」と割り当てられているようです。

SetPoint」をダウンロードすることで、上下ボタンと中央ボタンの設定を変更することもできます。

裏の矢印シールを外し、USBレシーバーをパソコンに差し込めば、すぐに使えます。

USBレシーバーは、裏側に収納することができます。

実際にトラックボール使ってみた

某電気屋で前もってM570の感触を試していたので、思った通りの感覚です。

バッチリフィット。

ポインタの反応や操作性もまずまず、といったところです。「親指でポインタを移動させる」という行為が新鮮で面白いです。

慣れるまでは時間がかかる。

中央にボールがある「ケンジントンのSlimBlade」や、同じく「ケンジントンのExpertMouse」も候補には入っていたのですが、僕は「ボールを親指で動かすタイプのトラックボール」がしっくり来ました。

元デザイナーから見たトラックボール!慣れれば細かい作業も可能

トラックボールの操作に慣れれば、かなり細かい作業も可能になります。ただ、慣れるまでは早くても2週間、完全に使いこなすには3ヶ月ほどはかかると思います。

フォトショップやイラストレーターといったデザイン系ソフトの基本的な操作は、トラックボールでも問題なく行うことができます。

とはいえ、写真の細かいレタッチや、緻密な作業となると、トラックボールはやや不利ですね。慣れるまでは普通のマウスと併用することをおすすめします。

滑りが悪い?シリコンスプレーでボールの滑りをよくする方法

※後継機である「M575」は、ボールの滑りが改善されています。ボール自体の表面や内部構造も操作性向上のためさらに作り込まれています。

ボールを転がすとある程度はスムーズに動くのですが、たまに「ガリガリ」と異音がし、あまり滑りがよくありません。

シリコンスプレーをボールに塗布することで、滑りをよくしていきます。ボールは、裏側から指──もしくは細長いもの──で押してあげると、コロッと簡単に取れます。

クレのシリコンスプレー」を軽く吹き付け、クロスで軽くボールを磨いてあげます。

なんということでしょう。動きがまるで別物です。

親指で勢いよくボールを弾いてやると、「シャーッ!」と激昂200%状態のネコが如く、ボールが大回転してくれるようなりました。なんという気持ちよさなのか。

スプレーを吹きかけすぎてしまっても、使っていくうちに馴染んできますよ。

普通のマウスとトラックボールの併用方法|M505が反応しない?

※当時の方法なので、情報が古い可能性があります。ご了承ください。

トラックボール「M570」と普通のマウス「M505」を併用して使おうと思ったのですが、M505が反応してくれません。どうやら、M570側のレシーバーにM505が認識されていないようですね。

M505側のUSBレシーバーも差し込んでみました。

ふむふむ。ロジクール製品同士なら、1台のレシーバーで2台の機器が使えるようになるのですね。便利だ。

「いま取り付けたUSBレシーバーを外してね」と言われるので、それに従います。

無事に接続されました。

まとめ

ついにトラックボール「M570」が僕の元にやってきました。興味がある方は、ぜひ電気屋さんなどで実際に「トラックボール」を手に取って試してみてくださいね。

via:肩こり、首こり対策に最適なトラックボール「Wireless Trackball M570t/ロジクール」レビュー | 感想とレビューのドットコム, トラックボール M570t購入 | few light, はじめてのトラックボール。ロジクールM570(M570t)を3ヶ月使ってみた感想 | ミヤオのミャーオ

  • この記事を書いた人

あめぎ

29歳|生きづらい人がゆるく生きるための情報を発信|15年間の宗教の束縛→いじめ→ブログで人生が好転→1年でブログ収益30万円達成→PTSDとうつ病の療養中

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