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『ザ・コーチ』から学ぶ目標の達人になるための心得まとめ

コーチングという分野に興味を持って、さっそく『ザ・コーチ』を読んでみました。

本記事は『ザ・コーチ』の要約と読書メモです。個人の解釈も入っておりますので、詳しくは原本をご確認ください。

『ザ・コーチ』はこんな方におすすめ

  • なかなか物事が続かない
  • 人生の目標を整理したい
  • やりたいことがわからない
  • 目標の立て方がわからない

どんな本なの?

冴えない営業サラリーマンの主人公が公園である老人に出会い、

「なぜ目標設定を間違えるのか?」「どうすれば行動に移せる目標ができるのか?」

といった目標設定の方法を教えてもらうことで自分らしく生きるようになっていくストーリーです。

主人公に共感する部分も多く、すっと本の内容が入ってきます。人は心で記憶する生き物なので、こういったドラマを通して学ぶのもありですよ。

目的・ゴール・目標・夢・ビジョンの言葉の違い

  • 目的:成し遂げようと目指すこと
  • ゴール:目的のための最終的な目印
  • 目標:ゴールまでの途中の目安や通過点

目的のための最終的な目印がゴールで、そのゴールまでの途中の目安や、通過点として置くのが目標でし。

  • 夢:将来実現させたい、と心の中に思い描いている願い
  • ビジョン:人がゴールを手にした瞬間にみる光景を、今想像インパクトの瞬間に得られる感情を今味わう

ぶっちゃけあまり理解しないまま使ってましたが、きちんと整理してみると非常に分かりやすいですね。

これらの言葉の意味を理解しているだけでも、考え方に大きな差が出てきそう。

みんな目的のために目標を定めるのに、いつのまにか目的を忘れて、目標が一人歩きしてしまう。
会社から営業目標と言われて、モチベーションが上がらないのは、目的が抜けているからだ。

目標の達人になるまでのステップ

  1. どんな些細なことでもいいので、100個ほど夢を書き出す
  2. 何がなんでも実現したいと思うことが出てくる
  3. 夢に日付を付けてゴールとする
  4. 目標をいくつか設定して行動

人生でやりたいことリストみたいなものですね。設計図って言えばわかりやすいかな?

自分が得られるベネフィットを考える

夢や目的、ゴール、目標、ビジョンを明確に設定して自分が得られるベネフィット(恩恵)とは?

  • 成長できる
  • 共感者が現れる
  • 達成感を味わえる
  • 同じ価値観を持った仲間が増える
  • たとえ叶えられなかったとしても、精神的に強くなる
  • 誰かと同じ目標に向かって頑張ることで絆が生まれる

夢や目的やゴールを持って生きている人は、そうでない人に比べて入ってくる情報の質と量がまったく違いますもんね。

そもそもどんな情報を受け取ればいいか分かっていないと、思考フィルターにも引っかかりません。

夢や目標を描くときに直面する「ブレーキ」問題

「目標はあるのにいつも達成できない」という人は、ブレーキを理解することで目標達成に近づけます。

ブレーキには「現実的なブレーキ」と「精神的ブレーキ」の2つがあります。

  • 人格否定
  • 学習性無力感
  • 変化に対する恐怖
  • 選択と決断に対する恐怖
  • 夢やゴール、目標に対する無知
  • 他者の価値観から向けられる批判

端的に言えば「情報不足」と「自己肯定感の低さ」と「周りのプレッシャー」ってところでしょうか。

ブレーキを外す方法は?

  1. 目標は可能な限り細分化する
  2. 達成できたら自分を褒める
  3. 目標は頻繁に書き換えていい
  4. ビリーフ(信念)を変えることを恐れない

このあたりは脳科学から学ぶ習慣化するコツにも共通してますね。

頂上にたどり着くまでの方法は無限にある

ゴールを達成する方法は無数にあるので、目標はゴール設定によって柔軟に立てていきましょう。

ひとつの方法に固執して考えてしまうと、物事を狭く捉えてしまいます。

『こうすればゴールを達成できるかも?』という仮説をたくさん立てて実行していくことが大切ってことですね。
 
目標は最後までやり遂げるに越したことはないですが、仮にやり遂げられなかったとしても成長はあるはずです。

『目的はゆるぎなく、ゴールを手にする方法は無限にあると知り、目標は柔軟に対応する』

目標達成について学びたいという方はぜひ読んでみてください。

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  • この記事を書いた人

あめぎ

15年間もの宗教による束縛→いじめ→歌舞伎町バンドマン→2年でブログ収益50万円達成→自転車日本一周の途中でセブ島留学→海外起業→アメリカ大陸横断→富士山登頂→PTSDとうつ病の療養|HSS型HSP|INFJ-T

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