知ってる人は知ってるかもしれないし、知らない人は知らないかもしれない神アプリ──それがNotionである。
村上春樹の文体のような入りから失礼します。Notionって知ってますか?
つい数日前に初めてその存在を知ったんですけど、あまりの便利さと軽快さゆえにバッチバチにハマってしまいましてね。
どれぐらいハマってしまったのかというと、サイダーの瓶に入ってるビー玉を取ろうとして突っ込んだ人差し指ぐらいハマっています。
Notionは言ってしまえば「超高性能メモアプリ」です。それもただのメモアプリじゃありません。
日々の行動記録や日記などのライフログ、習慣づくり、プロジェクトやスケジュール、ToDoの管理にも超活用できます。
イメージとしては、「自分の脳みそをブログ化」した感じのサービスです。
こんな方におすすめ
- シンプルで軽快に日記(ライフログ)をつけたい
- ブログのアイデア出しや原稿の下書きをまとめておきたい
- 仕事の予定をプロジェクトごとに分類してタスクやリサーチ情報を一括管理したい
- 欲しいものや行きたい場所をリストアップして、優先順位をつけたり、写真や動画と一緒に保存しておきたい
Notionって何ができるの?
とにかく本当にいろいろなことができます。何ができるかは自分のアイデア次第と言ってもいいです。
口で説明するより実際に動きを観たほうが早いので、公式の動画を載せておきます。英語ですが、言葉が分からなくてもだいたいの挙動は掴めると思います。
たとえば、南極にカニを食べに行きたい
たとえば、『やりたいことリスト』を作ったとして、仮に『南極にカニを食べに行きたい』と思ったとしましょうか。
まずNotionで『やりたいことリスト』を作成し、その中に『南極にカニを食べに行きたい』という項目を追加し、それから「自分で必要だと思う項目」を適宜追加していけば、情報の一括管理が可能になるというわけです。
今回は試しに、どれぐらい行きたいかを表す『やりたい度』と『参考リンク』と『準備するもの』と『懸念材料』という項目を作ってみました。

他にもやりたいことがあった場合、優先順位で一覧できたら便利なので『やりたい度』を★で評価しています。もちろん、★の多い順に並び替えもできます。
当然「そもそも南極にカニっているん?」という疑問が湧くかと思いますので、それについて調べた情報は『参考リンク』にリンクしておいたりもできます。
『準備するもの』や『懸念材料』は下手すると命にかかわる重要なことなので、ここについてもっと深堀りしていきたいですね。
ということで、別に『【南極カニ】準備するもの』という項目を用意しました。

用意完了したものにはチェックをつけ、重要度別に管理、さらに該当するAmazonリンクを貼り付け、先ほどの『やりたいことリスト』ともリンクできます。
情報は完全に共有しているので、『準備するもの』でチェックをしたら、『やりたいことリスト』のほうでもきちんとチェックされています。便利すぎてキレそう。

Notion便利すぎてキレそう
上で紹介したのはNotionのほんの一部、カニ味噌にも満たない活用方法です。
これだけでも生産性爆上がり間違いなしですが、もっと使いこなせば、おそらく南極のほうからこっちに来るレベルでライフがハックできるようになります。
Notionでまとめていること
現在Notionでまとめていることは以下の通りです。
- 欲しいものリスト
- 習慣化したいこと・習慣行動チェックリスト
- 今日・今週・今月やること:日記とリンク
- 日々の行動記録と日記・睡眠ログ
- 読みたい本⇔読んだ本
- プロジェクトごとに調べること・考えること・やるべきことなど
- 初めて知った言葉・話など
まだまだありますが、主要なところはこんな感じです。いろいろこだわりすぎても面倒になってしまうので、必要最低限、できる限りシンプルに運用しています。
EvernoteもPocketも卒業するわ
Evernoteよりも拡張性と汎用性が高いので、これからはNotion中心の生活になっていくと思います。
Fast NotionというChromeアプリを使えば、PocketのWebクリッパーと同じように「あとで読む」がスピーディにできるのもうれしい。
もうEvernoteもPocketも使わないかもしれない。
参考:Fast notionを使ったNotionでのto do管理方法
アナログとNotionを併用していく
僕は普段「京大式カード」や「大型のホワイトボード」といったアナログ手法で情報をまとめたり、考えごとをして、それから「マインドマップ」でデジタルにまとめるといった流れを取ることが多いです。
ここにさらにNotionを併用して使えば、もっと楽しく日々の作業が行えるのではないかと思ってぇいる次第でぇごぜぇます。
ブログの下書きにも
Notionで通常ページを使って文章の下書きをすると、他の場所にコピーしたときに文体が崩れることがあります。
しかしNotionでは、ページ内に個別でHTMLやプレーンテキストのメモ帳を呼び出すことも簡単にできるので、何の問題もありません。
関連キーワードの一覧やボリューム検索の結果、競合のリサーチ情報などもNotionで一括管理できるので、ブロガーやアフィリエイターにとってはこれ以上ないツールなのではないかなと思います。
注意:すべて英語だけど、使う価値は200%ある
項目を追加したり、文章を書いたりするのはもちろん日本語でできますが、Notionのサービス自体はすべて英語です。
ただ、他の方の使い方をまとめた記事や動画を参考にしながら操作を覚えていけば、ほとんど言語の違いは気にならないかと思います。2021年中に日本語化するとの情報もありますが。
むしろ、これから先、世界語である英語と中国語は多少なりとも理解しておいて損はないです。この機会に英語の勉強をしてみるのもいいかもしれませんね。
ちなみに南極にカニがいるのかどうかという話ですが、噂によると「地球温暖化の影響によって南極にカニが増えているらしい」とのことでした。
以上、カニの話でした。
追記:Notionやめました
Notionをやめた3つの理由とは?Evernoteから移行して感じたこと
-
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