誰しも一度ぐらいは『や、やばい!煮詰まった!』って経験ありますよね。
仕事中に集中力が切れてしまったり、新しいアイデアが出てこなかったり、思うように作業が進まなかったり——。
『やる気が出ない』
『集中力が切れた』
『ネタが思いつかない』
『作業が思うように進まない』
『いい構図が思い浮かばない』
『これからの展開、どうしよう?』
『新しいアイデアが思いつかない』
『いいアイデアが出ているのに、会議がなかなか進まない』
ブロガー/小説家/漫画家/デザイナー/イラストレーター/作詞・作曲家/DTMer/漫才師/自営業/個人事業主/etcetc……。
学生や会社員の方はもちろんですが、特にフリーランスの方やクリエイティブな活動をしてる方は、思い当たる節がたくさんあるのでは……?
人間って生き物は、意志の力だけでそうそう変われません。
元マッキンゼー日本支社・社長の大前研一氏によると、人間が変わる方法は3つしかないのだそうですよ。
人間が変わる方法は3つしかない。
1番目は時間配分を変える。
2番目は住む場所を変える。
3番目はつきあう人を変える。この3つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは『決意を新たにする』ことだ。

今回は「場所を変える」に着目して、散歩大好き人間の僕が『煮詰まったときのリフレッシュ法』を紹介していきます。
煮詰まったときの焦燥感は異常
『締切が近いのに作業がまったく進まない……』
『テストが近いのに勉強がまったくはかどらない……』
仕事であれ、勉強であれ、趣味であれ、煮詰まったときってめちゃくちゃ焦りますよね。
中には仕事や将来に対する漠然とした不安を感じていて、『人生煮詰まった』って方もいるかもしれません。
それが緊急を要するものであったり、重要なことであるなら余計に『やばい(急激な語彙力低下』って思っちゃいます。
まずは「煮詰まった!」を認識することが大事
問題を解決するために一番大事なことは、問題があるということを認識することです。
まずは、語彙力が小学生並に低下してしまうほど自分はテンパっている、ということを認識しましょう。
煮詰まらない人なんていません。煮詰まったことを認識することが一番むずかしいんです。
だから安心してください。『ああ、煮詰まったな』と自覚できている時点で、すでに問題解決までの糸口を探し始めている証拠ですから。
10分間、長くとも20分間、必死で考えて「これだ!」と思える名案が出ないなら、それはもう煮詰まっている可能性が高いです。
煮詰まったときは「脳が凝り固まっている」状態
煮詰まったときってのは、いわば脳が凝り固まっている状態です。
目の前のことに集中するあまり、視野が狭くなってしまい、柔軟な考え方ができなくなってしまってるんですね。
- ひとつの考えにとらわれ、出口が見えなくなる
- 惰性で勉強や作業に取り組むようになる
- 集中力・思考力が低下する
- 効率が著しく低下する
- 面白くない・楽しくない
- やる気が出ない
- \(^o^)/
まさに負のループ。地獄への片道切符。血で血を洗うマッチポンプ。
煮詰まっていることを自覚するタイミング・原因は人それぞれですが、ほとんどの場合、スランプ状態に陥るサイクルは一緒です。
一度この状態に入ってしまったら、どこかで流れを断ち切るしか脱出する方法はありません。
結論から申し上げますと、ズバリ『書を捨てよ』です。
煮詰まったときの対策方法
煮詰まったときの対策は、ざっくり2ステップに分けられます。
- 煮詰まっていることを認識する
- 問題から物理的・精神的に距離を置く
この記事を読んでいるということは、1ステップ目はクリアしてますよね。
それでは煮詰まったときの具体的な対策方法を詳しく見ていきましょう。
煮詰まったときこそ物理的・精神的に距離を置く
わかりやすく言うと、「煮詰まった!」は思考がごちゃごちゃに絡まった状態です。
解決策を求めるあまり、脳が混乱状態に陥ってしまっているわけですね。
そんな非効率な状態でいくら続けても、進行度合いはたかが知れていますし、それこそムダなストレスを抱えるだけです。
煮詰まったときこそ、問題から物理的・精神的に距離を置く。休憩をする。これが重要。
心身をリフレッシュして勉強・仕事・作業に取り組んだほうが、間違いなく効率がいいです。
結果として早く問題を解決できたり、仕事が片付いたりしますしね。
問題はいったん放っておく
『出るものは出ない』
『気合でどうにかなるものではない』
まったくもってその通り。
凝り固まった脳みそでいくら解決策を考えようとも、解決しないものはしないんです。
しばらく時間・距離を置くことが何よりも大切なんですね。
いったん放っておく、置いておく、目をそらす、遠ざける。そういった勇気を持つことも時には必要ってことです。
カレーと一緒で、アイデアは寝かせたほうがおいしい。
問題から距離を置くことで得られるメリット・デメリット
メリット
- 問題を客観視できる
- 自己嫌悪に陥らなくなる
- 闇雲に悩んだりしなくなる
- 新しいアイデア・解決策が浮かぶ
- 本当に解決すべきことが見えてくる
デメリット
- ない
メリット1.精神的な負荷を減らせる
問題から距離を置くことで、精神的な負荷を減らすことができます。
一番やばいのは「もういいや、自分なんて最初っからダメだったんだ……」と自己嫌悪に陥って、モチベーションが下がることです。
ただでさえ問題を抱えて憂鬱な気分なのに、それでも考え続けてため息ばかり——。
どう考えても悪循環ですよね。傷口を自分でいじくる行為に等しい。かさぶたをめくったところで「あたり!〜ポテト無料券〜」なんて出てくるはずがないです。
それなら余計なことを考えなくて済むように、問題そのものを遠ざけちゃう。これが一番手っ取り早いですよ。
メリット2.問題を客観視できる
どこまでがわかっていて、どこからがわからないのか。何がわかっていて、何がわからないのか。
そこがクリアになっていないと、そもそも「答えを導き出すための問い」が設定できません。
テストで「なぜ?」とだけ書かれた問題が出てきても、どう答えたらいいかわかりませんよね?
いったい何が「なぜ」なのか、どれに対する「なぜ」なのか、なぜ「なぜ」なのか。
いったん問題から距離を置くことで、本当に解決すべきこと・自分のやるべきことが見えてきます。
客観的に問題の本質がわかるようになる、ってな寸法です。
煮詰まったときのリフレッシュ法
↑煮詰まったときにしょっちゅう行く川
『煮詰まったときは問題を遠ざけたほうがいいのね。それはわかった。——で、どうすればいいの?』
散歩しましょう。
散歩はいいぞ
人は「視界からの情報が約80%」もある生き物です。
頭では考えているつもりでも、環境が同じでは思考が堂々巡りをしてしまうことも。
煮詰まったら外の空気を吸いましょう。まずは場所を変えてあげるんです。環境を変えることで打開策は生まれます。
「煮詰まった!」はいわば、視野が狭くなっている&思考が凝り固まっている状態。じっと動かずに「うーん」と唸っていても、問題は解決できません。
周りの景色を変えることで、心も身体もリフレッシュできますし、脳も活性化します。
散歩で気分転換、さらに集中力・思考力を取り戻せるという完璧設計。散歩いきましょう、散歩。
ベートヴェンも散歩を日課にしていたそうですよ。
足は第二の脳
「足は第二の脳」と言われるほど、脳の活動が深い部位です。
机に座ってばかりいるときは、ほとんど上半身しか動いていませんよね。
散歩に出て足を使って歩くことで、血のめぐりがよくなり、脳に血流が回るようになります。
散歩をすることのメリット
- 気分転換になる
- 集中力が高まる
- ひらめきが生まれる
- 新しいアイデアが浮かぶ
- 記憶力&思考力がアップ
- 運動後は作業効率が上がる
- 凝り固まった思考から解放される
- 問題点を客観視することができる
- 視界が広がることで発想が柔軟になる
- 新しい刺激を受けることで脳が活性化する
超コスパのいいドーピングと言ってもいいですね。これがタダでできるなら、やらない手はないです。
30分でも1時間でもいいので散歩しましょう。
【シンプルだけどガチで効果アリなゆるライフハック】
Q.物事へ取り組むスピードが遅い
A.散歩(脳の血流がよくなる)
Q.アイデアほしい
A.散歩(思考は天井の高さに左右される)
Q.やる気がでない
A.散歩(行動することで脳が活性化)
Q.集中力が続かない
A.散歩(環境を変化→脳を刺激)さんぽおおおおおお
— あめのは (@ameyohure) 2019年1月24日
人間の思考は天井の高さに影響される
人間の脳は天井の高さに影響を受けます。
- クリエイティブな作業や発想は天井の高い場所
- 具体的な作業や細かい作業、単純作業は天井の低い場所
で行ったほうが効率がいいとのこと。
煮詰まったときは脳を柔軟にしてあげるためにも、天井の高い(もはや天井なんてものはない)外に散歩しに行くのがベストということです。
室内だと閉塞感があって、気分もふさぎ込んじゃいますからね。
人間の思考は"天井の高さ"に影響される、という話を聞いた。クリエイティブな発想は天井のない外、具体的・細かい作業は天井のある内、みたいな。
ってなわけで、外をぶらぶら散歩してるんだが、肝心のメモ帳を忘れた。
デジタルでもいいんだけど、iPhoneはほかの誘惑が多くて困る……— あめのは (@ameyohure) 2019年1月24日
勉強にも役立つ
散歩は勉強にも役立ちます。
覚えたいことを紙に書き出して、外に出ましょう。
「ちょっと立ち止まって紙をちらっと見る、覚えながら歩く」
これを繰り返し行うことで、効率的に勉強をすることができるというわけですね。
出来損ないの生徒たちが東大合格を目指す漫画『ドラゴン桜』にも、似たような描写があります。
数学の公式を覚えるとき、庭を歩きながら覚えるんです。運動と勉強はつながってます。
散歩のコツ
↑思わずクスッとしてしまった自販機のキャッチコピー
ひとりの時間を作る
散歩はひとりでのんびりやったほうがいいです。
誰かと一緒だとまだ自分の考えや意見がまとまっていないうちに、他人の意見が入り込んできてしまいます。
まずは自分の立ち位置や考えを明確化することが重要。つまりソロで散歩に出かける、がベストというわけ。
自問自答をする時間にもなるので、冷静さを取り戻すことができます。
ぼーっとしよう
ぼーっとすることが大事です。
実は人間、ぼーっとしているときのほうがカロリー消費が多いことが研究でわかっているんです。
なんと通常時の15倍ものエネルギーを消費しているのだとか。
知らず知らずのうちに脳は問題を解決しようとしているんですね。すごいぞ、かっこいいぞ。
ワシントン大学の研究によると、ぼーっとしてるときは通常時より脳が15倍ものエネルギーを消費してる、とのこと。
このとき脳では、過去の経験や記憶の整理・統合、状況分析、イメージの想起等が起きているそうな。
ぼーっとする時間も大事だね。ぼーっとしよう。— あめのは (@ameyohure) 2019年1月31日
メモの力を頼る
↑いつも持ち歩いているロルバーンのメモとジェットストリーム
僕は僕は散歩に出かけるとき、いつもメモを持ち歩いてます。
思考を紙に書き出すことで、客観的に自分の立場や意見を見ることができ、考えを整理することもできます。
問題解決のためのコツは「長く考えるよりも、短く何度も考えること」です。
散歩をしながらメモをとることで、これを自然と実践できるというわけなのですよ。
いろいろなメーカーのものを使ってますが、僕は安価でクセのないロルバーンのメモを選ぶことが多いです。
【役に立つかもしれない自衛隊メモ術まとめ】
・余白を開ける
・自分の言葉でメモる
・一文に対し意味はひとつだけにする
・キーワードを含めた短い文章を多数生成
・カタカナor略字(秋葉原ならAKB)を多用する
・三色ボールペンを使う。黒は事実(=fact)、赤は行動(=Action,Do)、青は思考(=Idea)— あめのは (@ameyohure) 2019年2月2日
メモの魔力も面白いのでぜひ読んでみてください。超実践的です。
メモはスマホでもいい?
デジタルでもいいですが、煮詰まったときはアナログのほうが優れています。
実際に手を動かす(脳が活性化する)し、視覚的に情報を動かせるので自由な発想がしやすいんですね。イラストを使ったり、色を使ったりも簡単にできますし。
スマホは誘惑や余計な情報が多いじゃないですか?
「Twitter見たいな」とか、「あ、メールだ」とか、「LINE返さなきゃ」とか。
スマホを持っていくにしても、メールやLINEの通知はオフにしておいたほうが邪魔をされなくて済みます。
僕は邪魔をされるのが嫌で、普段から通知は切ってますけどね!
スマホは記憶補完のため(写真撮影)に持っていく
僕は散歩に行くとき基本的にスマホは持って行きません。
時と場合によって、スマホを持っていくか、持っていかないかを決めてます。
具体的には新しい発想やアイデアを得たいとき、スマホを持っていきます。
自分が気になったものや興味を持ったものをパシャリと撮影しておくんですね。
そうするとそのとき考えていたことを、より詳しく思い出せるようになる。
メモで補完できなかった部分を写真で補えるというわけです。
「ひらめき=エウレカ」
お風呂やトイレにいるとき、シャワーを浴びているときなんかに「はっ」とひらめくことありませんか?
メモを取ることで、そうした"気づき"を得られることが多いです。
映画『ペンギン・ハイウェイ』にはこんなセリフがあります。
「大きな紙に関係のあることをぜんぶメモしなさい。不思議に思うことや、発見した小さなことをね。大事なことは、紙は一枚にすること。それから、できるだけ小さな字で書くこと」
「どうして小さな字で書くの?」
「大事なことがぜんぶひと目で見られるようにだよ。そのようにして何度も何度も眺める。どのメモとどのメモに関係があるのか、色々な組み合わせを頭のなかで考える。ずっと考える。ごはんを食べるときも、歩いているときも。書いたメモが頭のなかでいつも自由に飛び回るようになる。そうしたら、毎日よく眠る」
「そうすればわかる?」
「あるときいろいろなものが突然つながる時が来るよ。一つのメモがもう一つのメモに繋がって、そこにまた別のメモが吸い寄せられてくる。そして、エウレカだ」
「それでもわからないときは?」
「そういうときは、わかるまで遊んでいればいいさ。遊ぶほうがいいときもあるんだよ」
アイデアを生むためにはインプットばかりじゃいけない、ってことですね。
ちなみに僕は作業中もずっとメモ(紙切れ)を手元に置いてます。
余計な思考をここにぶちまけることで、なんとか集中力を切らさずに過ごせてます。
PCのとなりに紙切れ置いとくのオススメ。
勉強中とか作業中とかに雑念がわいてきたときは、サッとここに書いとく。「決めた時間は集中を切らさない!終わってからいくらでも考えてもいいから!」ってしとく。
これだけでだいぶ楽になります pic.twitter.com/ckntej4B6Y— あめのは (@ameyohure) 2019年2月5日
リフレッシュのために散歩するときの注意点
手元を見ながら外を歩くのは危険です。
煩わしくても、スマホやメモを見るときは一度立ち止まってから、が鉄則です。
本当は歩きながら本を読むのが一番いいんですが、ちょっと危ないので、せめて自分の部屋を歩き回って読書しましょう。
考えながら歩くのはオッケーです。
ただし電柱にぶつかったり、車に轢かれないように。
「思考に集中しすぎて誰から声をかけられたのに、気づかなかった——」
これは仕方ないです。あとで「ごめんなさい」しておけばいいだけのことですから。
散歩をするときの格好も気をつけたい
夏は午前10時〜午後3時ぐらいまでは暑いので、できるだけ涼しい時間帯(午前中とか)がいいですね。
帽子をかぶったり、日傘を持ったり。暑いときは紫外線対策を万全に。
冬はとことん寒いので、日が出ているお昼時、午後3時ぐらいまでがいいのではないでしょうか。
手袋やジャケット・上着、マフラーなど。防寒対策はしっかりとやっておいたほうが無難です。
僕は季節関係なく朝一番に出歩くことが多いですね。
煮詰まったとき偉人たちが実践していたこと
アインシュタイン
アインシュタインは煮詰まったとき、バイオリンの練習で何度か大きな突破口を見つけたそうです。
そういえばシャーロック・ホームズも考え事するときバイオリン弾いてますよね。
トーマス・エジソン
エジソンは「同時に複数の異分野の研究に関わる」ことで、煮詰まった状況を打破していたのだとか。
取り組んでいるひとつの分野に没頭するのではなく、別のことをやってみる。
脳のいろいろな部分が刺激されて、解決策が見えたのかもしれません。
まさに「多動力」ですね。
アガサ・クリスティー
「お風呂に入りながらリンゴを丸かじりする」
『特殊か!』ってツッコミを入れたくなるところなんですが、これ実はとても理にかなっているんです。
- お風呂に入ることでリラックス状態になり、脳がリフレッシュ→注意力・判断力が上がる
- 口を動かす(噛む)ことで脳の血流が増え、アイデアが出やすい脳の状態を作り出す
実際、僕も風呂の中にスマホを持ち込んで日記やメモを書いてます。
たしかにリラックスしているときはどんどん新しい発想が生まれますね。
毎日お風呂にスマホ持ち込んで日記かいてるんだけど、これとてもいい。今日あった出来事とか、やったこと、悩みやストレス、ほしいもの、習得したいものとかを15分ぐらいでバーっと書くの。頭も心も整理できるし、ライフログにもなる。超きもちいいからやってみて。
— あめのは (@ameyohure) 2019年1月28日
自分なりの散歩スタイルを見つけよう!
「これをやったほうがいい」「あれをやったほうがいい」
リラックスのために散歩をしているのに、外に出てまでこんなこと考えなくていいです。
つまりこれまで書いてきたことを実践するもしないも、すべてあなた次第ってことです。
合うと思えばやればいいですし、合わないと思えばやらなければいいんですよ。散歩は自由です。
自分なりの散歩スタイルを見つけてください。
メインの目的は散歩!考えすぎないことが大事
たしかに散歩をすることで何らかの気づきが得られるかもしれません。
ただ僕の場合は「問題を解決しようと考えすぎない」ように散歩をしています。
あくまでメインの目的は散歩。ぼーっとする。自分の興味を引くものに集中する。
『猫かわいいなあ』
『新しい家が増えたなあ』
『この道は工事中なんだなあ』
とかそんなもんでいいんです。自分の思ったこと・感じたことをひたすらメモに書き連ねる。
不思議とこうしているうちに、本来解決しなければならない問題の答えが見えてくるんですよね。
↑誰かの落とし物。靴なんてどうやって落とすんだろう?
自然を散歩するのが一番いい!無理なら街でもOK
僕のおすすめは断然「川に行くこと」です。
ただなかなか家の近くに川がある、なんて人はいないんじゃないでしょうか。
そういうときは街を歩くでもオッケーです。できれば少しでも自然が目に入るところで、ひとりになれる場所がいいですね。可能な範囲で大丈夫です。
自分が気になったもの、楽しい・面白いと思えるもの、そういうものを見つけようとするだけでリフレッシュになりますよ。
その他のリフレッシュ法
仮眠・瞑想
散歩でダメなら単純に疲れている証拠なので、寝るしかないです。
15分だけでも仮眠を取ると頭がリフレッシュできて、集中力が回復しますよ。コーヒーを飲んだあとに昼寝をすると目覚めがスッキリします。
頭を空っぽにする瞑想もおすすめ。
「マインドフルネス瞑想を合計11時間または20分×週4回以上の瞑想を行うことで、集中力が1.5倍も上がる」ということも研究でわかっています。
散歩・ランニング・ストレッチ
デスクワークを長時間しているとき、上半身しか動かせていません。
座りっぱなしでも、「1時間に一度は立ってかるくストレッチをする」とか、体全体を動かすように意識するといいです。
視覚以外の五感を意識的に使うことで、脳に刺激を与えてあげて、心身をリフレッシュしましょう。
季節の移り変わりを見るだけでも、周りの音や香りを楽しむだけでも、気持ちいいものですよ。
僕はいつも「スタンディングデスク&バランスボード」で体幹を鍛えながら仕事をしてます。
これがかなり効くんです。気になる方はぜひ試してみてくださいね。
コーヒー・ティーブレイク
コーヒーのカフェインには記憶力&集中力アップの効果があります。
他にも、
などなど、たくさんのメリットがあります。
効果発揮までは20分〜1時間、持続時間は3〜5時間。これを上手に利用しましょう。
ただし飲み過ぎには注意が必要です。1日3〜4杯がベストです。
夜に飲むと眠れなくなる危険性も出てくるので、僕はいつも16時以降はコーヒーを飲まないようにしてます。
煮詰まったときのリフレッシュ法まとめ
煮詰まったときのリフレッシュ法まとめです。
- ぼーっとする
- 自然の中で過ごす
- ひとりの時間を作る
- 煮詰まったときは散歩がベスト
- 散歩に行くときはメモを持ち歩く
- 問題を物理的・精神的に遠ざける
週に一度でもいいので、自分のためだけの時間を設けるように心がけるようにしましょう。
自分のスキルや才能、趣味、やるべきことに再び目を向けるためにも必要なこと。
失敗の可能性を考える必要もありませんし、好きなことをしてもいいし、何を考えても自由です。
できれば自然の中で過ごすのが一番いいです。これにはお金と時間をかけるだけのメリットがありますよ。お試しあれ。
煮詰まったときのパターンを知ることも重要
「そもそも自分がどんなときに煮詰まってしまうのか?」を知ることも重要ですね。
集中力の欠如によるものなのか、期待に応えようとしたときなのか、サボったときに感じる罪悪感がきっかけなのか。
いずれにせよ、その原因を突き止めるのも散歩に出てから考えたほうがいいですね。
原因がわかったら対処法を考え、すぐに実践しましょう。思い立ったが吉日です。
仕事に取り掛かる前が大事
物事に取り掛かる前が、実はとっても大事だったりします。
- 机はきれいにしておく
- タスクを紙に書き出しておく
- 視界に余計な情報は入れない
- タンブラーにコーヒーを入れておく
とかとか。
考える労力が分割できるので、疲労を感じにくくなりますし、作業スピードも上がります。
「遠足は帰るまでが遠足だが、出かける前の準備も遠足」ってことですね。
休むことが罪悪感になるなら
休むことは重要ですが、人によっては「休むことに罪悪感を覚えてしまう」ってこともあるんじゃないでしょうか?
そういうときは無理に『休まなくちゃ……』って思うのではなく、休む時間帯や作業量を調整してみて様子を見てみましょう。
意外なことがストレスになっていることもありますからね。自分なりの休み方でいいんです。休憩なんて個人の自由なんですから。
『精神的にしんどいなら仕事を休めばいい』はなんとなく正論っぽく聞こえるけど、人によっては"仕事を休んでしまった"ということ自体がストレスになる人もいるわけでして。
そういうときは、休む時間帯とか仕事量とかを調整して様子見するといいです。意外なことがストレスになってることもあります。— あめのは (@ameyohure) 2019年2月1日
頭がごちゃごちゃしてるときにやってる対策まとめ
少しでも早く「煮詰まった!」を解消できるといいですね。
最後に僕が実践している「頭がごちゃごちゃしてるときにやってる対策まとめ」を紹介します。
【頭がごちゃごちゃしてるときにやってる対策まとめ】
1.ぼーっとする
2.シャワーを浴びる
3.瞑想する
4.散歩する
5.ノートに思いつく限り書き殴る
6.文章にして脳内を可視化
7.寝る
8.読書— あめのは (@ameyohure) 2018年2月13日
もし「煮詰まっててやばい!」って人がいたら、この記事を紹介してあげてください。きっと何かのお役には立てるはずです。