僕が愛用するマウスパッド「SteelSeries QcK mini 63005」の滑りが悪い&臭いので、しっかりと洗っていきます。
Amazonで注文履歴を遡ってみると、なんと約2年前に購入していました。その間、一度も洗っていません。物持ちがよく、自分でも驚いています。
今回は、汚れきってしまった「SteelSeries QcK mini 63005」を例に、マウスパッドの洗い方をまとめていきます。
※この記事には大変汚いマウスパッドの画像が含まれています。ご飯をおいしく食べたい方はブラウザバック推奨です。
マウスパッドの交換時期の目安は?
マウスパッドの交換時期の目安は、素材やソールの形、マウス感度、使用頻度、好みの滑り具合などの要因によっても変わってくるので、一概には言えません。
交換時期については個人差があるので、自分で「なんかしっくりこなくなったな」と感じたとき、もしくは、操作に悪影響が出始めてきたと思ったら「交換のタイミング」という解釈でいいでしょう。
おおよその交換時期の目安としては、以下の表の通りです。
作業用 | ゲーム用 |
人それぞれ(2年ぐらいが妥当) | 3ヶ月~半年 |
マウスパッドを洗わないと起きるデメリット
マウスパッドを洗わないと起きるデメリットは以下の通りです。
- 見た目が汚い
- マウスパッドが臭い
- 雑菌が手に付着する
- マウスの滑りが悪くなる
- マウスが壊れる原因ともなり得る
ひとつもいいことがないので、マウスパッドはこまめに洗うか、一定期間で買い替えを行いましょう。
また、ボールタイプのマウスを使っている場合は、ボールの周りに汚れが溜まり、故障の原因となることもあります(実体験)。
【素材別】マウスパッドの洗い方まとめ

素材 | 洗い方 | 該当商品 |
プラスチック | 粘着ローラー、ウェットティッシュ、水洗い(非対応の場合がある) | Razer Sphex V2、Razer Goliathus Mobileなど |
ジェル | ウェットティッシュ、ファブリーズ(向かない場合もある) | Kensington GEL Waveなど |
布 | ウェットティッシュ、手洗い(洗剤は不要) | SteelSeriesなど |
おすすめのお掃除アイテムの一覧です。
- エアダスター:エレコム ダストブロワー
- 除菌消臭スプレー:金のファブリーズ(布用)
- 粘着テープ:ニトムズ コロコロ(フローリング・カーペット対応)
- 除菌シート:シルコット ウェットティッシュ(アルコールタイプ)
- 除菌シート:シルコット ウェットティッシュ(ノンアルコールタイプ)
色落ちや劣化の原因になることも
以下のように覚えておけば、大きな失敗はありません。
- 布製のものは「つけ置き」で洗う
- プラスチックやジェル製のものはウェットティッシュを使う
マウスパッドによっては、洗剤を使って洗わないほうがよい場合もあるため、洗う前には洗剤が使える製品なのかをしっかり確認しておいたほうがいいです。
ポリエステルが使われている布製マウスパッドでは、アルコールが含まれるウェットティッシュ、もしくは強い洗剤を使うと「色落ち」や「変色」の原因ともなってしまうので注意しましょう。
布製マウスパッドは水洗いできる? 洗濯機は?
マウスパッドの主な掃除方法は、以下の通りです。
- クロスで汚れを拭き取る
- ウェットティッシュを使う
- 粘着ローラーでゴミを取る
しかし、長期間洗わずに使用していると、とても拭いただけでは取り切れないほどホコリや汚れが溜まってしまうこともあります。
そういった場合に有効な手段が「水洗い」や「洗濯機で洗う」ことです。
ただし、洗濯機で洗う場合には注意が必要です。マウスパッドの縁がほつれ防止の縫い方になっていない場合、洗っているうちに「クッション部分と表面の布が分離」してしまう危険性があります。
また、基本的には洗剤を使う必要はありません。布の表面に加工がされている場合、洗剤によって薬液が洗い流されてしまう心配もありますし、合皮が使われている場合は、マウスパッドの耐久性にも問題が出てきてしまいます。
布製のマウスパッドを洗うときは、「手洗い」で丁寧に洗うことをおすすめします。
重曹を使ってもいいの?
重曹があれば、使ったほうが効率的かもしれません。重曹は、水1リットルに対して10gほど、濃度1%を目安に使うといいでしょう。
重曹を溶かした水にマウスパッドを漬け込んでもいいですし、重曹を溶かした水をマウスパッドにかけてあげるだけでも大丈夫です。
ドライヤーや洗濯機の脱水でも問題ない
タオルだけでも脱水は十分ですが、面倒な方は、ドライヤーや洗濯機の脱水で水気を取っても問題ありません。
ただし、洗濯機の脱水機能が強すぎたり、ドライヤーを当てすぎたりすると、マウスパッドの劣化にもつながる危険性もあります。
布製マウスパッドを雑巾のように絞って水気を切ることも可能ですが、生地が痛む原因にもなってしまうので極力やらないほうがいいでしょう。
布製のマウスパッドを洗う方法まとめ
ぬるま湯につけて放置する
まずは、40度ほどの「ぬるま湯」にマウスパッドを投入しましょう。10分ほどで十分です。
人肌より少し熱いお湯は、皮脂を溶かしやすくし、汚れを浮き出す効果があります。逆に、温度が高すぎると、手の皮脂などのタンパク質汚れが凝固してしまうことがあります。

上の画像は、ぬるま湯に10分ほどマウスパッドを「つけ置き」したときのものです。
お湯の色具合を見てみると、この時点で「相当な汚れ」が浮き出ていることが分かります。水面には、細かい皮脂のような、垢のようなものが無数にプカプカと浮かんでいます。
石けんでやさしく洗う

あまり激しく洗いすぎると、かえってマウスの動きが悪くなってしまうこともあります。石けんで、やさしく、円を描くように洗うようにしましょう。

上の画像は、石けんをくるくると当てて洗い、お湯ですすいだ後のマウスパッドです。新品のようにきれいになりました。あとは乾いてからどうなるか、ですね。
タオルで水気を切って陰干しする

タオルでマウスパッドを包み、軽く手でポンポンと叩きながら水気を切っていきます。

室内の「風通しのいいところ」で1日ほど陰干しすれば、作業は完了です。
外でも問題はないのですが、洗濯バサミを使うと生地に跡がついてしまったり、どこかに引っ掛けておくと風で飛ばされてしまったりするので、室内のほうが安全かと思います。
室内で乾燥させる場合は、マウスパッドの下にバケツ、もしくは洗面器を置いておきましょう。マウスパッドから垂れた水で床がびしょびしょになってしまうので。
【画像】手洗いでどこまできれいになった?

手洗い後のマウスパッドの姿がこちらです。何度か洗い直してみたのですが、完全に汚れを落とすことはできませんでした。これが限界なのでしょう。
しかし、洗う前と比べてみるとその差は歴然です。マウスの動きもスムーズになり、見た目もずいぶんきれいになりました。
買い替えにおすすめのマウスパッド一覧
「洗ってみたはいいけど、やっぱり汚いし、マウスの操作性が悪いなあ」という方は、マウスパッドの買い替えを検討しましょう。有名なメーカーは以下の通りです。
おすすめは、やはりSteelSeriesですね。「Amazonレビュー50,000件超」「評価4.5」というマウスパッドカテゴリーのベストセラー1位商品です。
他にも、魅力的なマウスパッドが数多くあるので、ぜひ自分のお気に入りの一品を探してみてください。
マウスパッドは、思っているよりも汚れがかなり溜まりやすいです。部屋のホコリや、汗、手垢などで、それはもう驚くほど汚れます。
本来ならば、こまめに掃除すべきなんですが、面倒でついサボっちゃうんですよね。
マウスパッドをきれいな状態で長く使っていくためにも「定期的なメンテナンス」は欠かせません。以下、マウスパッドの掃除におすすめのアイテム一覧です。
- エアダスター:エレコム ダストブロワー
- 除菌消臭スプレー:金のファブリーズ(布用)
- 粘着テープ:ニトムズ コロコロ(フローリング・カーペット対応)
- 除菌シート:シルコット ウェットティッシュ(アルコールタイプ)
- 除菌シート:シルコット ウェットティッシュ(ノンアルコールタイプ)
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