文章がうまくなりたい人のために、ちょっとしたコツをご紹介します。
はじめに言っておくと、巷に溢れているライティング術とはまったくちがうものです。
具体的なテクニックというよりかは、もっと根本的なところ。文章を書くにあたっての精神的な部分ですかね。
まー、あまり長々と話すのも疲れちゃいますので、もう結論から書いちゃいますね。
文章がうまくなりたい人は、とにかく書いて、書いて、書きまくってください。書くことを習慣化してください。これしかないです。
じゃあ、どうすれば書くことを習慣化できるのか? どうすれば文章が好きになれるのか?
それは、ズバリ「感動」することっす。
書くことを習慣化するためには「感動」が必要
文章をうまく書くコツなんてものがあるとすれば、それはひたすら「書く」ことです。書いてさえしまえば、書くコツがわかってきます。
で、ひたすら書くためには「書くことを習慣化」することが必要になってくるわけですね。問題は「どうやったら書くことを習慣化できるのか?」ってところ。
単刀直入に言いますと、「書きたいことがないと書けない」です。頭すっからかんの状態で文章なんて書けません。
文章を書くということは、自分の中に伝えたいものがあるってことです。
さて、人はどんなときに伝えたいと思うのでしょう?
それは感情が動いたとき、すなわち「感動」したときです。
感動すると伝えたくなる
最近、感動したことってあります?
別に涙ちょちょ切れるレベルの感動ではなくとも、少しでも自分の感情が動いた瞬間。きっと、あなたにもあるはずです。
失敗談でもいいし、面白い体験だっていい。何気なく思ったことや感じたことでもいい。
いま、この瞬間に「だれかに聞いてほしいなぁ」ってことありませんか?
それを文章にすればいいんですよ。文章が下手だとか、伝わるか不安だとか、こんなこと言葉にしていいのかだとか、語彙力が少ないだとか。
そんなことは放っておいていいです。ブログでも、Twitterでもいいので、とにかく今の自分の素直な気持ちを文章にしてみればいいんです。
やってみ、気持ちがいいから。
感動することがないなら探そうか
何気ない日常の中にも「感動」は隠されているとは思うんですが、こう、なんというか「わかりやすい感動」が欲しいですよね。
そんなときは自分がどんなときに感情が動くのか、ってのを観察してみると面白いです。興味のあること、好きなことだと気持ちが動きやすいです。
アニメでも、映画でも、ドラマでも、2chまとめでも、読書でも、ゲームでも、キャンプでも、なんだっていい。とにかく自分の感情を動かせば勝ち。
ここで一番重要なことは、「自分の感情が大きく動いたときにどうしたいと思ったのか?」ってこと。ここで「書きたい」って思ったら、きっとあなたは書くことが好きです。
上手な文章を書くために読書は必須か?
ここでいう「上手な文章」ってのは、相手に伝わる文章です。自分の気持ちをきちんと相手に渡す。そんな文章です。
すっごく極端なことを言うと、文章なんて相手に伝われさえすればいいんです。
「手っ取り早く文章を鍛えたい」って思うならたしかに「読書」は有効な方法かもしれませんが、別に無理して読む必要はないです。
本を読む理由がなんであれ、自分が楽しいと思うから、面白いと思うから本を読むんですよね?
読みたいなら読む。読みたくないなら読まない。つまらない本を我慢して読むぐらいなら、そんなことはしなくていいです。
文章に触れる頻度はむしろ増えている
「最近の若者は文章を読む頻度が減っている」なんていう意見もありますが、むしろ文章に触れる時間は増えてるんじゃないでしょうか?
Twitterとか、ブログとか、ニュースとか、LINEとかね。周りを見渡せば、自分が膨大な量の文章に囲まれていることに気づくはずです。
だから、無理して「もっと本を読まなきゃ」とか「文章について勉強しなきゃ」とか思わなくていいんです。そんなことしてる暇なんてないです。
まずは自分の感情を文章で吐き出すこと。自分が面白いと思ったものを言葉で表現すること。下手でもいい。つたなくてもいい。書けばうまくなる。
文章を書くことが本当に好きになることができれば、文章を書くことを習慣化することも、文章力を鍛えることも、途端に簡単になります。
たくさんの文章に触れて「面白い」を探す
文章がうまくなりたいと思うのであれば、たくさんの文章に触れることが一番わかりやすいし、早いです。
きっと、その中に「面白いな」と思える文章があるはずです。ここでの「面白い」は、人を笑かすという意味だけでなく、わかりやすい、伝わりやすい、気持ちがこもっている文章を含めて、ってことですね。
Twitterで発言が面白い人をフォローしてみるでもいいですし、ブログでもいいし、読書だっていい。
最近、ジャンプ漫画の『BLEACH』にハマってるんですけど、名言とか心に響くポエムとかが多くて「言葉って面白いな〜」って感じてます。漫画だって立派な教材ですよ。
そうやって、たくさんの「面白い文章」に触れてみてください。「どうして自分は、その文章を面白いと感じるのか?」を考えてみてください。
まとめ
文章に関する具体的なテクニックやライティング術はネットで探せば出てきますし、それらに関する本もたくさん出版されています。
もちろんそれらも大切なことですが、まずは「自分が感動すること」こそが一番大事なんじゃないのかなぁ、というお話でした。
たくさん感動して、たくさん書いて、一緒に素敵な文章を生み出せるようになろうぜ!
きれいな文章ってあるじゃん??🤔
ひたすらに整っていて、伝わりやすく、丁寧な言葉でつづられたブンショー🤔
もちろんそれがベストアンサーであることは疑いようのない事実なんだけど🤔
そうじゃなくても、たまに「妙に引き込まれるブンション」があるんだよね🤔わっちの目指したい場所でありんす
— あめのは (@ameyohure) 2018年6月9日
読みやすい文章について考えてみました。参考になった「文章術」の本も紹介しています。
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ブロガー必見の読みやすい文章にする方法!ひらがなと漢字の使い分け
これまでに読んだおすすめの本とブログを書く上での日常生活の送り方・習慣についての記事も書いてます。
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