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謙遜と謙虚の違いについて考えた|褒められたらセンキューでいい

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フィリピンに移住してから、あとちょっとで1年になります。

ありがたいことに、いろいろな国の人やセブで活躍する日本人たちと繋がりを持つことができてます。

本当に貴重な体験をさせていただいてるのだなぁ、と実感している次第です。

セブに語学留学に来ている人とも話す機会が多くあるんですけど、そこで思ったのが「日本人、謙遜しすぎじゃない?」ってこと。

ということで、今回は「謙遜」と「謙虚」の違いについて触れていきます。

結論から言うと、褒められたときは Thank you. でいいです。はい。

日本人、謙遜しすぎ問題

社交辞令っていうよくわからない文化の成果はわかりませんが、日本人って謙遜しすぎだと思うんですよね。

たとえば誰かに褒められたとしましょう。そんなとき、こんな感じで返しちゃってませんか?

「いや! 僕なんてまだまだっすから! ビーチに落ちてる貝殻のほうが役に立ってますって!」

これは謙虚な姿勢とは言えません。謙遜です。正確に表すなら、卑下にあたります。

ちょっと、ここで「謙遜・謙虚・卑下」の意味の違いをGoogle先生に聞いてみましょう。

謙遜・謙虚・卑下の意味の違い

けんそん
【謙遜】
《名ノナ・ス自》へりくだること。控え目なつつましい態度でふるまうこと。

けんきょ
【謙虚】
《名・ダナ》自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること。

ひげ
【卑下】
《名・ス自他》自分をあえて低い位置に引き下げてへりくだること。

要するに、

  • 「謙遜」は控えめな態度を取ること
  • 「謙虚」は素直に受け取ること
  • 「卑下」は自分を下げること

って感じでしょうか。

一般的に「謙遜=自分を劣ったものとしてへりくだる」みたいな意味として使われてますが、この場合は「卑下」という表現が適切ですね。

日本では「卑下=謙遜」として捉えられている部分が多いので、ここではあえて「謙遜」という表現を使わせていただきます。悪しからず。

謙遜(卑下)することでのデメリット

日本の文化として慎ましく振舞うことは、およそビジネスマナーとかいう謎の分野で重要視されてるものなのでしょう。

たしかに、謙遜することで良い印象を与えることも往往にしてあるとは思います。

ただね、人の言葉ってのは相当なパワーを秘めてるんですよ。

「自分はなんてダメ人間なんや……。ミジンコ以下の存在なんや……」と、ここまでいかないにしろネガティブな言葉というものは、容赦なくパワーを吸い取っていきます。

謙遜という概念にとらわれ、自分を「ダメだダメだ」と下げ続ける。これは一種の自己暗示だと言ってもいい。自分で自分に鎖をかけているようなもの。

自分を卑下することで、「自分は劣った存在なのだ」という情報が潜在意識に刷り込まれてしまうわけです。

つまり、結果的に自己肯定力が下がったり、自信を失ってしまったり、といったことが起きてしまうんですね。

セルフ・ハンディキャッピングの弊害

謙遜(卑下)はセルフ・ハンディキャッピングにつながることも考えられます

セルフ・ハンディキャッピング(英語: Self-handicapping)とは、自分の失敗を外的条件に求め、成功を内的条件に求めるための機会を増すような、行動や行為の選択のことを指す概念。
セルフ・ハンディキャッピング - Wikipedia

はい、みんなのWikipediaから引っ張ってきました。ざっくり説明すると、失敗しても傷つかないように予防線を張っておく、みたいなイメージです。

「自分なんて大した人間じゃない」ってな予防線を張っておくことで、いざ失敗してしまったとき「自分なんて大した人間じゃないから」と言い訳することができるわけです。

要は、自分にハンディキャップを負わせて自尊心を守る行為なんですね。

成功したときは「自分なんて大した人間じゃないのにできたぞ!」、失敗したときは「自分なんて大した人間じゃないから当たり前だ」と、どちらの場面においても予防線を張ってしまうことになるわけです。

なんていうか、あたかも「成功も失敗も自分以外の要因によるもの」だと自分で言っているようなものではありませんか?

これじゃあ、生産的とは言えないですよね。自己の成長につながるかどうかも怪しい。うん、セルフ・ハンディキャッピングやめよう。

優秀な人はいつも謙虚

セブで活躍する日本人とお話する機会が多くあるんですけど、つくづく「優秀な人は謙虚だなぁ」と思うわけです。

フリーランスの人とか、シャッチョさんみたいな経営者の話を聞いてると、やっぱりたくさんの発見があるんですよね。

こっちも感謝を伝えたいもんだから、「スゲっすね!」「さすがっす!」「よっ、シャチョー!」とか言っちゃうんですけど。

総じて、デキる人は謙虚。「いやぁ、僕なんてただのムシケラですよ……」なんて優秀な人が自分を卑下する場面には一度も立ち会ったことない。いや、本当に。

こっちの話も熱心に聞いてくれるし、ぽっと出のアイデアにも肯定的、何気ない会話から解決の糸口も見つけちゃう。常に学ぶ姿勢があるんですよね。

だからこそ事業において成功をおさめているのだと思うし、視野も広く、人もついていくんだろうなぁ。謙虚な姿勢は大事です。

褒められたときは Thank you. でいい

フィリピンに来てからいろいろな国の人と話す機会があるんですけど、褒めても Thank you. しか言わないんですよ。決して褒めを否定しない。素直に受け取る。

もしかしたら、たまに「チガウヨ!ボクハタダノチンパンジーダヨ!」なんて人もいるかもしれませんが、少なくとも僕は会ったことないです。

逆にフィリピン人から褒められたときに謙遜して自分を卑下すると( ゚Д゚)ハァ?みたいな顔されますし。

相手は自分を評価してくれているのに、自分から「No」って言ってますからね。相手の意見を否定しているわけです。

これって失礼に当たりませんかね? それは違うよ、と突っぱねているわけですから。

まずは感謝を伝えよう

褒められたときは Thank you. でいいんですよ。だって、褒められたら嬉しいじゃないですか。

まずは感謝を伝える。素直に気持ちを伝えてくれたことに「ありがとう」する。これが一番大切なことなんじゃないかなぁ、と。

相手の気持ちを肯定するための Thank you. です。もし自分では「まだまだ甘い」と考えていたとしても、まずは感謝することが先じゃないでしょうかね。

感謝を述べた上で、これからもっとがんばるよ、と伝えればお互いに気持ちがいいのではないでしょうか。

褒められたらセンキューでいいのだ。

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