自己啓発・オピニオン

3年かけて自己啓発本を100冊以上読んで気づいた5つのこと

『自己啓発本を読む目的』って言葉通り「自己啓発」や「自己研鑽」だと思いますが、大まかに分けるとこんな感じじゃないでしょうか?

「成功したい」
「起業したい」
「人生を変えたい」
「自分を変えたい」
「副業で稼ぎたい」
「お金持ちになりたい」
「人生の目的を知りたい」

当時売れない貧乏バンドマンだった僕は、とにかくお先真っ暗な人生を変えたくて「自己啓発本」を手に取りました。

今となってはバンドをやめてしまいましたが、趣味で音楽は続けられていますし、現在は事業主として複数のWebメディア運営や海外事業といった活動に専念することもできてます。

3年前の自分からしたら、割と「お前、成功したよな」って言ってもいい場所にはいると思ってますね。

ただ、「自己啓発本がきっかけで人生変わった」と言うのには少々、というより、かなり抵抗があります。

先に理由を言ってしまうと、

  • 書いてあることだいたい一緒
  • そもそも成功した人しか本を書かない
  • 自己啓発が役に立つかは環境やその人の性格による

からです。

正直、いくら自己啓発本を読んだところで「成功」に直結することはありません。

自己啓発本でも散々言われている通り、行動が伴っていなければ、いくら知識があったとしても何の意味もないです。

ともなれば、「人生を変えたい」「成功したい」と思ってる人にとって、本当にすべきことって「自己啓発本を読むこと」なんでしょうかね?

今回はその点も含め、

『自己啓発本にハマると危険ってホント?』
『自己啓発本ってぶっちゃけ意味ないでしょ?』
『自己啓発本を読んでるのに成長が感じられねーよ!』

といった疑問や悩みに、『100冊以上の自己啓発本を読んで気づいた5つのこと』と題してヒントになりそうな情報をまとめていきます。

知識量よりも行動量を重視

これはもう耳にタコができるぐらい言われてることですが、「行動こそすべて」です。

そりゃあね、百聞は一見にしかずって言うぐらいですし、100冊の恋愛本を読むより、たった1回勇気を振り絞って好きな女の子に話しかけたほうが「成功」に近いのは明白じゃないですか。

問題は「どう行動するか」であって、別に「知識量より行動量がモノを言う」みたいな、ありきたりなクソバイスクソ+アドバイスじゃないんですよ。

『行動しろ!』って書かれてる本はたくさんありますが、どう行動したらいいか、まず何をやったらいいか、まで書かれてる本はあんまりないです。

それはなぜかって言うと、

人 に よ る か ら

なんです。元も子もねーよって感じですが、ちょっと考えてみてください。

育ってきた環境も、仕事も、年収も、家族構成も、性格も、自己研鑽に充てられる余剰時間も、ぜんぶ人それぞれちがいますよね。

じゃあどう行動すべきか、何をすべきかってのも、人それぞれちがうんです。

でも、自己啓発本にバカ正直に「人によります」なんて書いたら売れません。そんな本、誰も買いません。

本を読むより先にやるべきこと

だから、僕らが本当にすべきことって、

×とりあえず自己啓発本を読む
○何のために自己啓発本を読むか決める

だと思うんですよ。言葉を変えるなら、「何をどう行動に移すべきかを考えてから、その方法を本から学ぶ」んです。

本って本来そういう使い方なんじゃないでしょうか?

まず何か知りたいこと、疑問があって、それを解決、払拭するために「本」っていうツールを使う。

「お金持ちになりたーい」「人生変えたーい」という漠然とした気持ちで自己啓発本に手を伸ばしてしまうから、

『自己啓発本は意味ない』
『自己啓発本にハマると危険』
『自己啓発本を読んでるのに成長が感じられない』

という意見が出てきてしまうんじゃないかなぁ、と。

まぁ、そもそも、「何をどう行動に移すべきか?」を自力で考えられる人は、もっと具体的なハウツー本を手に取るので自己啓発本すら読まないかもしれないですけど。

自分にとって「成功」ってなんぞ?

『「何を、いつまでに、どのぐらい、やるか」を決めるほうが先』

これは僕が自己啓発本を読み漁っていて、『あれ? どれも書いてあること一緒じゃね?』と思って、『あっ、まずは自分のこと知らなくちゃ』ってなったことから得た「気づき」です。

「成功したい」なら、まず「自分にとっての成功」を考えてみる。

結婚してるのか、ペットはいるのか、年収はどれぐらいなのか、持ち家なのか賃貸なのか、車は持っているのか……とかとか。

ここまで超具体的に考える必要はないですけど、とりあえずコレがあったら自分の中で成功だな、ってところぐらいは見つけておいたほうがいいです。

そして、その目的なりゴールなりに向けて、今の自分が何をすべきか、何ができるかを考える。ゴールは中長期的でもいいし、突発的に行動してみるでもいいと思ってます。

本から学べることも多いですが、たった一つの行動から得られるもののほうが、自分にとって「活きた情報」になるのは間違いないです。

「自分」っていうフィルターはこれから一生、死ぬまで切り離すことはできないので、自分を通して得た体験が一番貴重なんですよね。

書いてあることだいたい一緒

自己啓発本って超平たく言うと、『成功者はこうしてるぜ! やる気の出し方はこうだぜ!』ってことが延々と書かれてる本です。

もっと具体的に自己啓発本の内容を要約すると——、

  • 社会や地域に貢献する
  • 家族、会社、同僚、部下、友人を大切にする
  • 健康に気を遣い、規則正しい生活を心がける
  • 週に10時間は自己研鑽のための勉強時間に充てる
  • 一日の最後に良かったこと、悪かったことを書き留める
  • ちょうどいいタイミングに最適な方法で素晴らしい仲間たちと協力して絶え間なく行動する

はい、もうこれだけ。これを実践していけば、人生変わるし、成功もできます、って言ってるのが自己啓発本です。

たしかに書いてあることは正しいのかもしれません。セミナーにしろ、本にしろ、一時的にはモチベーションが上がるのもたしかです。

でも、要約してしまえば、『えっ、どっかで聞いたことあるフレーズばっかやん』ってものばかりですよね。

言い回しとか、結論にたどり着くまでのアプローチが異なるだけで、結局、言ってることはぜんぶ同じです。

僕は別に自己啓発本を否定したいわけではなく、『自己啓発本には自己啓発本の使い方があるんじゃないかな?』という気づきがあっただけなんですよね。

僕の『自己啓発本の使い方』

僕の『自己啓発本の使い方』はズバリ、モチベーションを上げたいときに読む、です。言うなれば、着火剤みたいなもん。

『やる気出ねーなー。なんとかしなきゃなー』ってときに読むことが多いです。というより、最近はそれ以外のタイミングで読まないです。

相変わらず読書量は多いほうだと思いますが、必ず「コレを知りたい、コレが学びたい」っていう目的があって本を選ぶので、あえて自己啓発本を選ぶことはほとんどないです。

それに、自分の中で『この自己啓発本を読むとテンション上がる!!』ってのはだいたい決まってるので、自己啓発本を読むにしても自分のお気に入りの本からしか読まないですね。

繰り返し読んでる『自己啓発本』3冊

いわゆる、「ザ・自己啓発本」で頻繁に読んでるのはこの3冊だけですね。どれも分かりやすい内容、かつモチベ上がるので、僕は気に入って読んでます。

こういう「自分のテンションがなぜか上がる本」ってのは自分自身で探していく他ないので、やっぱりある程度の読書量は必要です。

でも、そういった本があるかないかで、割と今後の人生が変わってきたりもするので意識的に探していくと将来得しますよ。

別に自己啓発本じゃなくても、小説でもいいし、映画でもいいし、アニメでもいいんです。

とにかく、「なんか知らんけど、なぜかこの作品に触れるとテンション上がるわ」ってものがあると、何より楽しいし、結果的に生産性も上がるって寸法です。

自己啓発本に書かれてる内容はだいたい一緒ですが、「どの本が自分に刺さるか?」ってのは人によってちがうので、ぜひ自分のお気に入りの一冊を見つけてみてくださいね。

100冊読むより10冊を10回読む

上の項目でも書いたとおり、自己啓発本ってだいたい書いてあること一緒なんですよ。

自己啓発本を読む目的にもよりますが、テキトーに100冊読むよりも、自分のお気に入りの10冊を繰り返し10回読んだほうがタメになります

人間の脳って超サボり魔なので、たとえ一時的にモチベーションが上がったとしても、すぐに熱が冷めちゃって結局変わらないんですよね。

それなら、自分のお気に入りの本を繰り返し読んで、少しずつでも確実に自分のものにしていったほうがいいと思いませんか?

ひとつのことを習慣化するのだって大変です。「人生変えたい」からって一気に生活を変えようとすると、必ずリバウンドしますし、結局ひとつも身につかないまま、ただ時間だけが過ぎていくだけです。

『ひとつずつなんてかったるくてやってらんねーよ!!!!』って気持ちもめちゃくちゃ分かりますが、「一歩ずつ着実に」が案外一番近道だったりもするんですよね。

本当に大事なのって「何冊読んだか?」じゃなくて、「1冊の本からいくつ学びを得られたか? そしてそれらをいくつ実践できたか?」だと思うんですよ。

興味があるならどんどんいろんな本を読んだほうがいいでしょうけど、『ワイは将来こうなりたいんや、これがやりたいんや』って目的があるなら、お気に入りの本を繰り返し読んで実践してったほうが学びは多いです。

そもそも成功した人しか本を書かない

本日の「これな大賞」はこちらです。

そもそも、店頭に本が並んじゃってる時点で、それは「ある意味で成功してる」でしょう、って話なんですよ。

出版化されているってことはネットで見つかるようなありきたりな内容ではなく、少なからず著者自身に魅了や価値といった「人生のドラマ」があるはずです。じゃないと売れませんからね。

自己啓発本ってのはそれこそ、「ネットで見つかるようなありきたりなこと」を、著者の人生というフィルターを通して書かれた、ひとつのストーリーに過ぎないんですよね。

言うなれば、数あるうちのたったひとつの成功例でしかなく、どこぞの誰かの成功体験自慢話と言い換えても間違いではありません。

知識量よりも行動量を重視の項目でも書いたとおり、すべての条件や環境は「人による」んです。

自己啓発本に書かれていることが万人に当てはまる、なんてことはありえないわけです。

あくまでひとつの成功例として、あくまでひとつのサクセスストーリーとして自分の糧にする、といった使い方がちょうどいいのではないでしょうか?

自己啓発本なんてのは、読んでみて自分が納得したものだけをやればいいんです。

疑問を持ったままやっても意味ないです。あとは自分と相談しながら、どうすれば自分の目指す生活を手に入れられるかな、って考えていくしかないんですよね、きっと。

アニメと筋トレのほうが役に立つ場合も大いにある

僕はとにかくアニメが好きなんですけど、俗に言う自己啓発本の類って「妙に消費行動を敵視してる風潮」が感じられて、「うわ」ってなることがたまにあるんですよね。

自己啓発本だけではなくて、ちょっと意識高い系の自称インフルエンサーとか、横文字いっぱい使うインテリ系SNS芸人とか……。

『発信こそすべて!』とか、『サラリーマンは損しかしない!』とか、『海外行ったことないやつはクソ!』とかね。

人にとって「幸せ」とか「成功」とかっていう基準っていうか概念がちがうのに、さも「これやったらあなたも間違いなく『成功』できますよ」っていうの、すごく違和感を覚えるんですよ。

自己研鑽に勤しむ人生があるなら、娯楽に勤しむ人生があったってよくありませんか?

何が幸せ、何が成功ってのは人によってちがいます。守りたいものだってちがうし、求めてるものだってちがう。

でも、自己啓発本に書かれている「人生の成功」と言えば決まってお金とか、地位とか、名声とか、そんなんばっか。

もうお腹いっぱいです。もちろんすべての自己啓発本がそうってわけじゃないですけど。

きっとそういった自己啓発本に似たりよったりのことが書かれてるのは、成功者(著者)からの「お前ら、自分の人生なんだから、ちょっとは自分で考えろよ!」っていうメッセージなのかな、って思うようにしてます。

海外に行ったからって価値観が変わるとは限らない

『これをやったら価値観が変わる!』ってのも人によるんですよね。有名なのが、「海外に行くと価値観変わる」ですが、僕の場合はそんなことなかったです。

1年以上フィリピンに住んでみたり、海外で事業を立ち上げたり、キャンピングカーでアメリカ大陸横断したりとかしましたが、価値観が劇的に変わるって感覚はなかったですね。

たしかに素晴らしい経験であったことには変わりないんですが、僕にとってはアニメという文化に出会ったときの世界の変わりようのほうが衝撃的でした。

つまり、「何に自分が感化されるか?」ってのも、「何がきっかけで人生変わるか?」ってのも、結局は人によるんです。

それは本屋さんで何気なく手に取った一冊の本かもしれないし、ふらりと立ち寄った映画館で観た名前も知らない映画かもしれない。

はたまた、同じクラスの冴えない女子生徒が人生のターニングポイントになるかもしれないし、たまたま訪れた外国での経験が今後の人生を左右することだって大いにあります。

「勉強代」と称してしょーもない本をだらだら読んでるより、お家でスクワットしてたほうが前向き&パワフルに日常生活を送れたりもするから、人生って分かんないもんだよ。

まとめ:もっと自分の生き方に自信を持っていい

仮に資産が1億とか2億とかあれば一生働かなくて済むでしょうが、結局、家でだらだらゲームして、Twitterして、YouTube観てるだけの人生が「成功」と呼べるのか、ってのは人それぞれちがいますよね。

単に「お金欲しい」って言っても、きっとその手にしたお金でしたいことってあると思います。

逆にそれが分かっていれば、いつまでに、いくら必要なのか、そしてそのためには今どんなことをすべきなのか、ってことが逆算できます。

それすら考えることがダルいっていうのであれば、それは「金=価値」っていう現代社会のまやかしに魅せられているだけであって、

なんだかんだ今の生き方に満足してるってことで、自分にとっての本当の価値は金にはない、ってことの裏返しなのではないでしょうか?

「幸せ」とか「成功」とかの基準って結局は自分で決めるものなので、あんまり自己啓発本とか自己啓発系インフルエンサーとかの発言って気にしなくていいです。

そんなことよりも、「何をどうすればもっと自分の人生は『豊か』になるのか?」を考えたほうが幸せになれます。

何をもって「豊か」と呼ぶのかってことを考えておくのは、今後の人生にとって決して無駄なことじゃないです。

たぶん、それが「自分の人生と真摯に向き合うこと」であり、それこそが本当の意味での「自己啓発」なんだと、僕は思いますね。

最後に、「100冊以上の自己啓発本を読んだ僕がたどり着いた『たったひとつの真理』」を書いておきます。

あめぎ
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