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「最近頭が悪くなった」の8割は勘違いだと思ったほうがいいのかもしれない

3年ほど前までは「悩みがないことが悩み」と平然とした顔で言ってのけてしまうほど脳天気な人間だったんですが、どうやら今年は違うようです。

最近の悩みはズバリ、「『頭が悪くなった』と感じることが多くなった」ということ。

実は20歳を過ぎたあたりから薄々感じてはいたものの、25歳を突破してからより一層その傾向が強くなってきたように思います。もし近所のコンビニでシナプスが入荷していたら一報くれると助かります。秒で参ります。

ということで今回は、勘違いによる「頭悪くなった」を駆逐する方法をまとめていきます。

「頭が悪くなった」と感じる回数をいかに減らすか?

今回の最大ポイントとしてはまず「『頭が悪くなった』と感じる回数をいかに減らすか?」ということが挙げられます。

本来であれば、日頃から頭のトレーニングを欠かさず、心身ともに健康な状態をキープし、常に脳をベストな状態に保っておくことが一番です。

しかし今回はもっと手軽で、もっと簡単で、もっと楽で、もっと単純な方法を取っていこうと思います。それが以下の通り。

「頭が悪くなった」の8割は勘違いとする

——そう、これは「頭が悪くなった」という感覚そのものを「単なる勘違い」と結論づけた上で、相対的に頭脳レベルの低下を完全否定し、自己肯定力を復活させようとする大変ハッピーな儀式です。

たとえ頭が悪くなった、脳が衰えたという感覚が勘違いや思い込みだったとしても、事実、脳のパフォーマンスは下がってしまうんですよね。

それならば、たとえ脳力の低下が事実だったとしても、「8割ぐらいは勘違い」ということにして、これから前向きに、健全に脳のトレーニングに踏み切れたほうがいいのではないでしょうか。

3ステップで勘違いによる「頭が悪くなった」を駆逐する

「勘違いによる『頭が悪くなった』」を駆逐する方法は、以下の3ステップで進めていきます。

  1. 「頭が悪くなった」の「頭」とは何か?(頭のよさとは何か?)
  2. 「頭が悪くなった」と思う具体的なシチュエーションを挙げてみる
  3. 「頭が悪くなった」が勘違いであることの証明と今後の具体的な対策

では、さっそく「頭、悪くなったなあ」を駆逐していきましょう。

ステップ1「頭が悪くなった」の「頭」とは何か?(頭のよさとは何か?)

まずは、「頭が悪くなった」の「頭」について考えていきます。これは、「頭のよさとはなんぞや?」という話にも通じてきますね。

頭のよさと一口に言っても、人によって「頭がいい」のイメージは異なります。

例えば、記憶力がいいとか、難しいことを簡単に説明できるとか、ひと目みただけでスリーサイズを言い当てられるとか――。

たいてい、「頭が悪くなった」と感じるときは、過去の自分との対比から来るものです。自分と他人とを比べたときに、「(自分は)頭が悪くなった」という表現はあまりしないでしょう。

つまり、「頭が悪くなった」というのは、あくまで「記憶の中での自分の頭脳レベルと比べて、頭が悪くなった」ということです。

問題は「どの時点の自分と比べて、そう感じるのか?」ですね。

よほど記憶力のいい人でない限りは、『あの頃の自分は"たしか"こんな感じだったよな』という「感覚的なハイライトによる対比」だと思われます。

つまり、自分ひとりでFacebookをやっているようなものです。きれいな記憶しか切り取らない。10年前だろうと、2週間前だろうと、過去は脳によって少なからず補完、ないしは消去されているのです。

印象に残るものは、良いものか、悪いものかしかなく、脳にとっては「普通」が一番いらないものとなるんですね。

なぜなら「普通」には「いいね」がつかないからです。いいね・RTの鉄則はネガティブ or ポジティブ――、この点は自然界もSNS界も同じと言えるのではないでしょうか?

加えて、「『頭が悪くなった』の『頭』はいったい何を指しているのか?」という問題も出てきます。

記憶力なのか、計算力なのか、語彙力の低さなのか、ひらめきまでの時間なのか、理解力や読解力の欠如なのか、はたまたそのすべてなのか——。

このとき具体的な言葉が指し示せればいいのですが、「頭、悪くなったなあ」と感じるときは、たいてい適当なキーワードが当てはまらないことが多いです。

そもそも、これはとても感覚的な話だし、大前提として「過去の自分——それも事実としての過去かどうかわからない——」が一番絶好調のときと思われるシーンを抜粋して比べているわけだから、すべてがあやふやで、不確かで、いい加減なんですよね。

「頭、悪くなったなあ」と感じているときに想起している過去の自己像は、もしかしたら単なる「虚像」に過ぎないのかもしれません。

ステップ2「頭が悪くなった」と思う具体的なシチュエーションを挙げてみる

次。日常の中で「頭、悪くなったなあ」と思う具体的なシチュエーションを挙げていきます。※あくまで僕の場合です。

  • 柄本佑と柄本時生がごっちゃになる
  • 未だにどっちがマナでどっちがカナかわからない
  • 合計金額767円に対して1272円がスッと出せなくて結局クレカ使っちゃう

しかし、こうして書き出してみると大きな勘違いがあることに気が付きます。

それは、「そもそもこれまでの過去においても、どっちが柄本佑でどっちが柄本時生かわからなかった」ということ。

つまり、これは頭が悪いのではなく単に「知らない」だけなんですよね。もっと言ってしまうと、興味がない、覚える気がない、とも言い換えることができるでしょう。

お釣りの問題に関してもそうです。505円のお釣りをもらうという発想がスムーズに出てこなければ、767円に対して1272円を出そうとはしないでしょうし、こういった方法があると知らなければ、一生そのようにお金を出さない人だっているかもしれませんよね。

一般的に「頭悪くなった」と思われるシチュエーション

「頭、悪くなったなあ」と思うタイミングとしては、主に以下のものが大多数を占めると思われます。

  • 俳優、女優などの名前が出てこない
  • 簡単な計算ができない(2ケタ同士や3ケタ同士など)
  • 覚えているはずの知識が出てこない
  • みたはずの映画やドラマの話が思い出せない
  • 言葉が出てこず、会話に詰まる

これらの問題を俯瞰して見てみると、たしかに「頭が悪くなった」と言える傾向にあると言えるのかもしれません。

ただ、ひとつひとつを取り上げて見てみると、そうとも言い切れないものばかりではないでしょうか?

ステップ3「頭が悪くなった」が勘違いであることの証明と今後の具体的な対策

脳は使わないと衰えていく。これは当然のことですね。

しかし、とっさに「アレ?どっちが佑で、どっちが時生だっけ?」に対する解が得られないからと言って、「自分は頭が悪くなってしまった」と結論づけるのはまだ早いです。

興味がなければ覚えないものは覚えないし、覚えたものでも大して使わない情報であれば時とともに消えていきます。

記憶力の問題ではなく、ただ単純に「興味」と「頻度」の問題です。

スマホで検索すればほとんどの答えが得られる時代で、情報を覚えておく必要が薄れていっていることも「頭、悪くなったなあ」と思ってしまう大きな原因だと考えられますね。

いつでも答えを提示してくれる便利なツールがあるのに、いま必ず覚えておかないといけない理由はほとんどなくなってしまいました。

つまり、「頭が悪くなった」のではなく、「頭を使う必要が減った」が正しい表現だと言えるでしょう。

ここは大事なポイントです。

「頭が悪くなった」と言うと、なんだか漠然としていて、焦燥感はあるものの、急を要して対策を講じる必要性があまりないように思われます。

しかし、これをひとたび「頭を使う回数が減った」と言い直してみると、不思議と『そうか、じゃあこれから意識して頭を使うようにしていこうかな』となります。

単純に「頭が悪くなったよなあ」と思っているだけでは、具体的にどんな能力がどのぐらい低下・欠如していて、そのまま問題として取り上げないまま通り過ぎてしまう可能性がるんですよね。

「頭を使う必要が減った」も同じぐらい漠然とした表現ですが、少なくとも「頭が悪くなった」というようなネガティブなイメージは持たないし、自己に対するダメージも比較的少ないとも言えます。とても前向きな表現。

まとめ

記憶力は何歳からでも鍛えられるという研究もあるぐらいなので、勘違いや思い込みによる「頭悪くなった」を駆逐して、安心して脳を鍛えていきましょう。

——というわけで、今回のまとめです。

こんな方におすすめ

  • 「頭が悪くなった」の8割は勘違い
  • 「頭が悪くなった」のではな、頭を使う必要が減った
  • 「頭が悪くなった」のではなく、そもそも興味がない・覚える気がない

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