人生初の4DX3D体験で「ジャングルブック」を観に行ってきました。
あのね。
正直、ビビった。
『映画ってついにここまで来ちゃったの?』という驚きと、『えっ!?4DX3Dってこんなに動くのかよ!』という衝撃。
もう、とにかくすごい。
「ジャングルブック」は4DX3Dで観て正解でした。
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なぜ「4DX3Dで映画を観よう」と思ったのか
さて、そもそもなぜ4DX3Dで映画を観ようと思ったのかという点ですが、ただの思いつきです。
僕は、休日の前日になると、一日を通して次の日にやりたいことをだらっと考えることが多いです。そして、何をするか決めないまま就寝、と。
すると、不思議なことに「よし、これやろう」と思いながら目が醒めるのです。この感覚が突拍子もなくて癖になる。
なので、「ジャングルブック」のあらすじ、4DX3Dについての概要、値段、その他もろもろ分からないまま映画館へ向かったわけです。
映画を終わったあと、心にたった一つの感情だけが残ったのです。
ザ・衝撃。
もはや感情と呼んでいいのかも分かりませんが、ただただ衝撃。終始驚きっぱなし。
あ、一応「3Dメガネ」だけ持って行きました。
「ユナイテッドシネマ入間」で人生初4DX3D体験
記念すべき人生初4DX3D体験の場所ですが、「ユナイテッドシネマ入間」にしました。
4DX3Dが導入されている映画館では、ここが一番自宅から近いですからね。
というわけで入間市駅に到着。
めちゃくちゃ天気が良いです。
快晴。青空。映画日和。
そんなわけで「ユナイテッドシネマ入間」が見えてきましたよ。
入間市駅からは徒歩5〜7分ぐらいでしょうか。
エスカレーター、超おしゃれ。
一気に映画館の空気に心を持っていかれますね。素敵。
ここが今回の「人生初4DX3D体験」の場所になるわけですね。ドキドキ。
4DX3Dについての概要
初の4DX3D体験ということで、映画のチケットを買う際に色々と説明を受けました。
緊張していたのでよく覚えていませんが、その後注意事項が書かれた紙を渡され一安心。
「4DX3D」とは?

4DX®とは、現在、映画業界で最も注目を集める、最新の<体感型(4D)>映画上映システムです。
モーションシートが、映画のシーンに完全にマッチした形で、前後&上下左右に<動き>、その衝撃を再現。
さらに、嵐等のシーンでは<水>が降り、<風>が吹きつけ、雷鳴に劇場全体が<フラッシュ>する他、映画のシーンを感情的に盛り上げる<香り>や、臨場感を演出する<煙り>など、様々なエモーショナルな特殊効果で、≪目で観るだけの映画≫から≪体全体で感じる映画≫の鑑賞へと魅力的に転換致します。
通常のシアターでは得ることができない特殊効果によって、映画の持つ臨場感=魅力を最大限開放することができる、アトラクション・スタイルの映画上映システムです。
つまり、四方八方に座席が動き、水・風・フラッシュ・香り・煙り等の特殊効果によって、体全体で映画を楽しむことができるというもの。
映画なんだけどアトラクション、みたいなイメージ。
通常の2D、3Dとは『臨場感』が比べ物にならないです。はい。
※2D:特殊な演出なしの映画、3D:3Dメガネによって映像が立体的になる映画
4DX3Dの料金
料金 | |
---|---|
通常鑑賞 | 1,800円 |
4DX3D | 1,400円 |
3Dメガネ | 100円 |
合計 | 3,200円 |
料金 | |
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通常鑑賞 | 1,800円 |
4DX3D | 1,400円 |
3Dメガネ | 100円 |
合計 | 3,200円 |
3Dメガネ持参なら3,100円です。
え? 高いって?
果たしてそれほどの額を払う価値があるのか。実際に確かめに行くとしましょう。
4DX3Dの注意事項

妊娠中、ご年配、車いす、心臓・首などに障がいがある、身体・精神的に敏感、車酔いしやすい、身長100cm未満(120cm以下は保護者と一緒に)
足元に荷物は置けないので、専用のロッカーを使いましょう。
ロッカーを使うには100円玉が必要。荷物を取り出す際にお金は戻ってきますので、「やった! これでジュースが買えるね!」と元気になれます。
あと考えられそうなメリット・デメリットは以下の通り。
- 水の噴射が思ったよりも勢いある(右側の肘置きにあるスイッチでON/OFF切替可)
- 座席が思ったよりも動く(ホットドリンク、こぼれやすい食べ物等は注意)
- 長時間3D映像を観るのは思ったよりも疲れる
- 思ったよりも途中でトイレに行きづらい
気分が悪くなったら決して無理をしないようにしましょう。
おそらく料金の払い戻しはされないと思いますが——。
初4DX3D体験の感想
チケットを購入し、荷物を専用ロッカーに入れ、いよいよ上映時間。
ちなみに、4DX3D映画は15分前から入場開始のようです。色々と準備があるのでしょう。
映画が上映される1番スクリーンに入ると、何やら"ゴツいイス"がズラーッと並んでおり、少し圧倒されました。
朝一番で映画を観に行ったため、10人ほどしかいませんでしたね。
その後、ぼーっと予告を観ていたのですが、それは突然やってきました。
「まもなく一度イス動きまーす」
『もう?!』
会場に入ってきたスタッフさんが突然こんなことを言うもんで、完全に隙を突かれました。はい。
てっきり、イスが動き始めるのは映画の本編が始まってからだと思っていたのでまさかこのタイミングで動くとは思わなんだ。
感想。
予想よりも100倍動いた。
映像の内容は先ほどご紹介した「イスに乗った男が猛スピードで道路を駆け巡る」というアレ。
もうとにかくすごい。
後頭部と足元から風が出るわ、イスは上下左右に動くわ、フラッシュは点滅激しいわ、でもう大変。
これでアクション映画とか観たらすごいんだろうなぁ……。いいなぁ……。
4DX3D初体験まとめ
- イスはガッチリ、しっかりとしている
- 肘掛は広い
- 飲み物は置いておいてもOK
- 座席の後頭部に噴射口その1。超びっくりする
- 座席の下にもチューブ(噴射口)。風が出てくる。匂いも?
- 前の座席の背もたれ部分に穴。水が出てくる。匂いも?
- 右の肘掛け部分に水のON/OFF切り替えボタン
- 背中がボコボコ殴られる(軽いマッサージ機程度)
乗り物酔いしやすい人はダメそうだなぁ、と。結構激しく動きます。
ピーク時はポップコーン吹き飛ばしたりすることもあるかも。
ですが、そんな終始グラグラ動いてるわけじゃないので、あまり気にしないでもOK。
以下、自然の香りや動物の躍動感など、4DX3Dの長所とも言えるべき要素を詰め込んだ作品「ジャングルブック」の感想まとめです。
「ジャングルブック」を4DX3Dで観てきたよ
「ジャングルブック」は4DX3Dで観て正解だった。
あ、いやね、そもそも4DX3Dが今回初なので、正解も何もないんですが、「たぶん『ジャングルブック』は4DX3Dに向いている映画だなぁ」と思ったんですね。
というのも、舞台が"ジャングル"なので自然がとにかく多いわけですよ。
つまり、雷が鳴ったり、雨が降ったり、川を渡ったり、象が近くを歩いたり、霧が立ち込めていたり、突然動物が襲ってきたりするんですね。
そのシーンに合わせてイスが動いたり、スモークが出たり、水が噴き出したり。
これはもうすごいです。観るというより感じる、といった方が正しいかもしれません。
水を使うシーン多し
雨や嵐、川などの水を使ったシーンが多かったので、その点は好き嫌いがあるかも。
あまりに水が噴き出すので、3Dメガネが濡れたままになってしまう場面もありました。若干寒いと感じることもあるかと思うので、薄めの上着があるといいかもしれませんね。
水が噴き出す時は、霧雨のようなものが「プシュッ」と。それがフワァっと降りてくる感じですね。
香りは独特
香りが噴き出す場面もあるのですが、これがかなり独特。
個人的には、「ポップコーンから香ばしい要素を取り払って、干したばかりの布団の香りを加えた匂い」という印象。それか、「太陽の香り」とか「トラの肉球」みたいな。
グラフィックが尋常じゃなく綺麗
とにかく、CGとは思えないほど映像が綺麗。
葉っぱ一枚一枚から、動物の毛並み、川の流れなど、とにかくすべてがリアルで綺麗。
狼の毛でもふもふしたい。
まとめ
映画の感想としては、やっぱり映像の綺麗さに驚きましたね。なんたって主人公の男の子以外すべてCGですからね。恐ろしいわ。
子供だけでなく大人も楽しめる内容になっていると思います。ミュージカルシーンは、こういう系が少し苦手な僕でもすんなり入り込めるほど自然。素敵。
4DX3Dによって、まるで自分が自然の世界に飛び込んだのかと思うほどの臨場感が、そして、グラフィックの綺麗さ。これだけでも観に行く価値はあるんじゃないかなぁ、と。
子供向けだと思って甘く見ていましたが、生死に関わるような自然の厳しさもしっかりと組み込まれていたのが好評価ポイントでした。
最後に一つ。
やっぱり狼の毛でもふもふしたい。
『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』を4DX3Dで観てきた感想も書いてます。こちらもどうぞ。
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『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』ネタバレなし感想|ただ、ひたすらに美しく、激しい作品