今から約8年前、「ひとりかくれんぼ」をキッカケに僕の人生はおかしな方向へ動き始めました。
いえ、もしかしたら実はもっと前から予兆はあったのかもしれません。
これは僕が実際に体験した、嘘のようで本当の話です。
ひとりかくれんぼ、明晰夢、幽体離脱、降霊術、瞑想、催眠術、etcetc……。
すべては繋がっていた。
脳を一度鍛えてしまえば思い出すのは簡単
どうやら、一度その感覚を体験したことによって脳が変な方向に鍛えられてしまった様子。
しかし、幸いなことに、今では平和な日常を送ることができています。
おそらく、再び訓練を開始すればかなり早い段階でまたあの感覚を取り戻せることができるでしょう。
夢のコントロール、降霊術、はたまた霊感という名の幻聴幻想を作り出すことができる能力。
でも、そんなものはなくていい。
非現実を追い求めることで、現実はいとも簡単に崩れ去っていきます。
より良い人生を送りたいと思うのならば、心霊やオカルトの類に手を出すべきではありません。世の中には知らなくていいことだってたくさんありますからね。
しかし、それでも覗いてみたくなってしまうのが人間という生き物。
話半分で僕の人生をかけた実験結果をご覧いただければと思います。
深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ
オカルト好きな少年は足を折る
当時小学3年生だった僕は"オカルト"にハマってました。
学校にまつわる都市伝説や、学校の七不思議、学校の怪談話の本などを中心に読み漁っていました。
そして、それから3年後。
ある日突然、小学3年生の時に読んだ本の内容をふと思い出してしまったのです。
小学校の卒業も間近に控えていたこともあり、「あの時に読んだ『都市伝説』を実行するのは今しかない」と強く感じたのを覚えています。
それからすぐに準備に取り掛かり、とある"都市伝説"を実行したのです。
その結果、数ヶ月後には都市伝説の噂の通り足を骨折してしまったわけですね。
「あっ」と思って立ち上がろうとしたのですが、力をどんなに入れても立てません。それに加え、今まで経験したことのないような激痛。
これは様子がおかしい、ということですぐに救急車を呼んでもらい病院へ直行。
レントゲン撮影をしてみると、ポッキリと右足のスネあたりの骨が折れていました。スネの骨って"脛骨"と"腓骨"の2本で出来ているんですが、これが"両方ともポッキリと折れていた"んですね。
関連:入院するハメになった原因が都市伝説だったかもしれない話
中学校時代はオカルトから遠ざかる
足を骨折してしまったこと、そして小学3年生の時に目撃した「赤女」、家族が入れ替わった記憶。
その他にも不思議な体験が何度か続き、その影響で中学生ながらも"都市伝説や噂話には稀に真実が混じっている"と信じ込むようになっておりました。
関連:【不思議な記憶】子供の頃の記憶がいい加減すぎる件【タイムスリップ】
関連:【赤女】小学校3年生の時、塾の帰り道に遭遇した恐怖体験
そのため、中学の3年間ではほとんどオカルトの類には触れませんでした。
「ひとりかくれんぼ」に出会い「夢日記」を書き始める
そして、高校へ入学。そこで再びオカルトへの世界へとどっぷりと浸かっていくんですね。
「ひとりかくれんぼ」の実行をキッカケに、明晰夢や幽体離脱の"夢のコントロール法"、それらに関する訓練法、降霊術などなど、本当に様々なことを検証してきました。
一度目の「ひとりかくれんぼ」が終了したのち、僕は"夢日記"をつけ始めました。
"夢日記を書くと精神が崩壊する"という噂の検証、そして、夢のコントロールを可能にするためです。
夢日記はひとりかくれんぼとは関係なかったものの、僕は「世の心霊現象は"人間の脳"と何か関係がある」と漠然と考えていたわけです。
そのため、夢のコントロールを通して心霊現象の原因のようなものを見つけたかったのです。
関連;幽体離脱と明晰夢を体験したい人のための「夢日記を効率的に書く方法」
僕が実際に行っていた訓練などのまとめ
健全な男子高校生が禁欲をするという意味がお分かりになりますでしょうか。
それはもう、とても言葉では表せないほどのフラストレーションが溜まるわけです。
脳にストレスを与え続けることで、新たな可能性を導き出そうとしていたわけです。
ここら辺からいよいよオカルトっぽくなってきましたね。テンション上がります。
この時、僕が取り組んでいたことの一覧です。
- 禁欲生活
- 夢日記
- 丹田呼吸法
- 自律訓練法
- 明晰夢
- 幽体離脱
この他にも色々と行ってきましたが、特に力を入れていたのはこの6つでしょう。
1. 深く腰をかけずに、少し前方に体重を乗せるように椅子に腰をかける。
2. 背筋は伸ばした状態で、肩の力は抜きリラックス。丹田に両手を当てる。
3. 目を軽く閉じる。瞑想の時と同じようにうっすらと開けていてもOK。
4. 鼻から息をゆっくりと吐き、身体を30~40度くらいまで、ゆっくりと前方に傾けていく。この時、息は全て吐ききらずに一呼吸ほど余力を残しておく。
5. 身体が30~40度ぐらいの場所まできたら、そこで一旦止め、次にお尻に力を入れて、肛門の筋肉を締める。
6. 次に、10秒くらいを目標にゆっくりと息を吸いながら、身体を元の姿勢へと戻す。
7. この動作を繰り返し連続して行う。
参考:http://www.ne.jp/asahi/aquarius/messenger/kokyu.html
参考:http://tensaininaru.fc2web.com/
2.第一公式「両手両足が重たい」:重量感
3.第二公式「両手両足が暖かい」:温感
4.第三公式「心臓が静かに規則正しく打っている」:心臓調整
5.第四公式「楽に息をしている」:呼吸調整
6.第五公式「おなかの辺りが温かい」:腹部温感
7.第六公式「額が心地よく涼しい」:頭部調整
訓練の結果"脳"に変化が現れる
それから約1年間、下手をすると2年ほど、僕は脳を訓練し続けました。
実際のところなぜここまで執着していたのかはわかりません。
心のどこかで非現実を望んでいたのかもしれませんね。
超能力が使えるようになったというわけではありませんが、その頃には夢のコントロールができるようになっていました。
金縛りに自由になれる方法や、その状態からの幽体離脱・明晰夢への移行、ついには夢と現実が入り混じり、夢の中に巨大な世界を作り出してしまうところまで発展してしまいました。
関連:幽体離脱は訓練次第で誰にでもできるらしいのでやってみた
夢と現実が混同し始める
夢日記や呼吸法などの訓練を続けたことによって、かなり自由に夢を操れるようになってしまっていたのです。
常に精神は不安定、ひどい時には自分が起きているのか寝ているのかもわからなくなっていました。
夢の中には僕が作り出した巨大な世界が広がっており、そこでは超能力を使うこともできました。
登場人物や都市なども一つ一つが独立しており、夢の中で日々成長して行っていました。もちろん電車で移動することも可能です。
だんだんと「夢の中の世界こそが本当の世界なのではないか」とも感じるようになっていってしまったのです。
この状態で「様々な降霊術」や「ひとりかくれんぼ」を行っていたわけですから、変なものが見えないわけがありませんよね。
関連:夏なので実際にやってみた降霊術を実体験を交えて紹介してみる
そして消える"夢のコントロール"の力
そして、ある日を境に"夢のコントロール"する力を失いました。
原因はわかりません。以前のように幽体離脱や明晰夢に移行しようとすると、なぜかウォシュレットの感覚がしてしまい一切集中が出来ないのです。
突然のアク禁です。
関連:総期間1年、夢を自由自在に操れるようになってからアク禁になるまで
夢の中のおっさん
僕の夢にはよく"同じおっさん"が登場していました。
決まって、僕が人生の道に悩んでいる時に現れ、助言をくれていました。
詳しくはまたお話しするとして、ある一部分の友人関係の構築や、進路の決定などはそのおじさんによって指示されたものです。
指示というと少し語弊があるかもしれませんが、ヒントをくれた、ようなものですね。
その他、僕がまったく知らない"言葉"なども教えてくれました。
あれも僕の脳が作り出した架空のキャラクターだったのでしょうか。
まとめ
僕が行ってきたオカルト関連の訓練や現象などは全て繋がっていたようです。
ひとりかくれんぼから始まり、夢日記を書き始め、呼吸法や自立訓練法、禁欲生活を行い、やがては夢のコントロールができるようになりました。
それから再び降霊術などの検証、心霊スポットめぐり。
最後には「ひとりかくれんぼ」で大女を目撃、ついには夢のコントロールもできなくなってしまったわけです。
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玄関にいた身長5mの赤い女とは?恐怖のひとりかくれんぼ体験を検証
なんともまぁ、不思議な体験でした。決しておすすめはできませんが、興味のある方は毎日少しずつ訓練してみると面白いかもしれませんよ。なお、自己責任でよろしくお願い致します。
関連:数々のオカルト経験から導き出した、霊感0の人でも幽霊を見ることができる「とっておきの方法」
新作です。
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