ついにこれを手にする時がきました。なんと、1989年の登場以降25年にもわたって、今もなお"音"の土台部分を支え続けているモニターヘッドホンの名機「SONY MDR-CD900ST」。まさに業界標準と言っても過言ではないでしょう。赤いラインが特徴的ですね。
私はこれまで、10数回ほどのレコーディング経験があるのですが、そのほとんどのスタジオでこのヘッドホンが使われていました。これからDTMを本格的にやっていく上で、モニターヘッドホンは必須。「これを買っておけば間違いないだろう」ということで、早速「SONY MDR-CD900ST」を購入してみました。
開封していくよ
さて、それでは届いたばかりの「SONY MDR-CD900ST」を開封していきたいと思います。まずは外箱からですね。いやー、プロ仕様ってことはきっと箱自体もかっこいいんだろうなぁ。クールすぎて捨てるのに迷ったらどうしよう。
あれ?違うものが届いたかもしれません。プロにも愛用者が多い、かつ、モニターヘッドホンの定番中の定番である商品がまさかただの茶箱なわけありませんよね。
ひとまず、中身を確認してみましょう。
入ってました、ヘッドホン。
なるほど。これは、「箱には一切のお金をかけない代わりに、モノには私たちの全てを注ぎ込んでますからご安心を」という心の表れなのでしょうか。
箱上部にはこんな注意書きがありました。
プロフェッショナル仕様のヘッドホンのため……
素晴らしい。さすが、長年定番であり続けている商品は箱から違いますね。
中身を取り出してみる
無事にヘッドホンが入っていたということで中身を見ていきましょう。
内容は「ご購入者様各位」と書かれた紙が1枚と、ヘッドホンのみ。シンプルでいいですね。
ヘッドホンを取り出してみましょう。
「俺は只者じゃないぜ、気をつけないとヤケドするぜ」と言わんばかりの圧倒的プロフェッショナルな雰囲気が漂っております。
ハウンジングは反転可能
ハウジングを反転させることができるので、片耳でモニタリングが可能です。また、ヘッドホンを付けるまでもないモニタリング作業の場合にも便利ですね。
イヤーパッド内は浅め
イヤーパッドの内側が狭くなっているため、バッフルが耳に当たります。私は気になりませんが、一応。しかし、そのおかげで耳に優しく密着してくれ、音をフラットに聴くことができます。
6.3mmフォーンプラグ
ギターなどではおなじみ、このヘッドホンの接続プラグは非着脱式、6.3mmのフォーンプラグとなっております。
ヘッドバンド調節機能
ヘッドバンドの調節もアジャスターを操作することで可能になっています。クリック式なので位置がわかりやすいですね。限界まで伸ばすとこのような感じ。
大きさ比較画像
いつもならニベアの青缶との比較画像ですが、今回はちゃんとヘッドホンで比較していきたいと思います。左側が今回購入した「SONY MDR-CD900ST」、右側が「パナソニック RP-HTX7-W」です。
割とスマートな印象ですね。重さも200gと超絶軽いです。
音に関して
まるで別世界です。今まで安物ヘッドホンを使用していたせいか、音の広がりが全然違います。「こんなに聴こえていなかった音があったのか」と驚きました。
音の像がかなりハッキリしており、明確、正確、音の形がちゃんと感じ取れます。しかし、高音は程よい厚みがあり、決して痛くありません。低音に関しても変な味付けは一切せず、あくまでも本来の音を表現しているように思います。
モニターチェックに最適、ボーカルなどの粗探しに最適、などと言われている理由がなんとなくわかる気がしますね。
まとめ
良い音楽を作るためには、まず良い環境を作らなければなりません。こうした点からも、「SONY MDR-CD900ST」を使ってプロフェッショナルを身近に感じることができるということには大きな効果があると思います。
とは言ったものの、まだ使い始めてまだ数日です……。このヘッドホンで色々な音楽を聴いて研究するのも、新しい発見や勉強になりそうです。
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