ちょうど1年前、なんとなくみずほ積立定期預金を始めてみました。
そして今日、みずほ積立定期預金の解約を決意。
その中で分かりにくかったこと、解約の理由のことなどを備忘録としてまとめておきます。
みずほ積立定期預金とは?
積立方式には3種類あり、僕は定額積立方式を選びました。
- 定額積立方式(口座振替による積立):あらかじめ指定した日に一定額を自動的に積み立てます。
- 随時積立方式:随時入金による積立。
- スイング積立方式:あらかじめ指定した日に引落口座の残高が最低指定残高以上のときに、その超過分で自動的に積み立てます。
つまり、あらかじめ指定した日に一定額を自動で積み立て、さらに、指定したおまとめ日に「積み立てた金額+利息」をひとつの定期預金にまとめる、というものです。
僕の場合は「お試し」だったので、毎月給与が振り込まれる日に1万円を、おまとめ日を1年後に設定し運用してみることにしました。

なぜ積立定期預金を始めたのか?
もともと、新しいパソコン購入のために貯金はしようと思っていたんです。
簡単に言えば、天引き貯金ってやつですね。
以前から『なかなかお金が貯まらないなぁ』とは思っていたのですが、「お金を貯めるには『給与天引き貯金』がおすすめ」という記事をネットで見たことをキッカケに重い腰をようやく上げたわけです。
あとは単に、「積立定期預金というものを試してみたかった」んですよね。
「調べてもよくわからない。じゃあ実際にやってみよう」ってことで。

電話で申し込んでみた
ここでは、あらかじめインターネットバンキング(みずほダイレクト)の手続きを行っていることを前提に書いております。
みずほダイレクトへの申し込みは、みずほダイレクトの新規申込/変更手続き | みずほ銀行から可能です。
積立定期預金の口座を開設する方法は、電話・郵送・窓口の3通り。
僕は家から出るのが面倒だったので、テレホンバンキングで手続きを済ませてしまいました。
詳しくはみずほダイレクトで積立定期預金を申し込みたい | FAQ(よくあるご質問)| みずほ銀行からどうぞ。
サポートの方が丁寧に教えてくれるので、指示に従って操作していくだけ。番号を押していくだけの簡単な作業です。
勘違いに次ぐ勘違い
すっかり忘れていたこと
手続きの日から1年が経ち、ついにおまとめ日が来たわけです。
そこでふと、『あ、満期日だ。これって自動で普通口座に振り替えてくれるのかな?』という疑問が頭をよぎりました。
みずほダイレクトの積立・定期預金から残高照会をしてみると、ある勘違いが判明。
冒頭でも申し上げた通り、みずほ積立定期預金というのはあらかじめ指定した日に一定額を自動で積み立て、さらに、指定した"おまとめ日"に「積み立てた金額+利息」をひとつの定期預金にまとめるものです。
つまり、普通、定期預金、積立の口座がそれぞれ存在しているんですね。
僕はこの部分を勘違いしてしまっていたようです。1年経ったら自動で普通預金に入れてくれるものだとばかり思っていました。
次の積立が自動で始まっていたのは、どうやら僕が最初の契約の時に「自動積立」を選んでいたからだったんですね。すっかり忘れていました。

定期預金の解約予約
まとめてひとつの定期預金にしたものを普通口座に振り替えをするためには、定期預金の解約予約が必要になります。
しかし、この受付は満期日前営業日の18:00まで。
満期日当日になって気がついた僕は、すでに次の積立定期預金がスタートしていました。
そのあたりがよくわからなかったので、テレホンバンキングで手続きをしてみることに。
話を聞くところによると、満期日当日に解約予約をしてしまった僕の場合、それは来年の満期日の解約予約をしたことになるそうです。
また1年間、積立をしていくことになっちゃったわけですね。
解約した理由とか
これまでは、「給与振込のため」と「積立定期預金の実験のため」に口座を利用してました。
しかし、今では給与振込の銀行口座も変わってしまい、積立定期預金の実験のほうも『もう、いいかな』と思ってしまったんです。
テレホンバンキングでも今回ひとつにまとめられた定期預金の解約をすることはできるんですが、新たに始まった積立の解約をすることはできないようです。
なので、定期預金口座の解約、積立口座の解約、積立定期預金自体の解約の3つをしたい僕の場合は窓口での手続きが必要になるということ。うーむ、面倒だ。
解約に必要なもの
- 本人確認書類(運転免許証・各種健康保険証など)
- 取引印鑑
- 通帳、キャッシュカード
これだけ持っていけば解約できます。
まとめ
何もわからないまま始めた積立定期預金ですが、この1年間でいろいろと学ぶことができました。
ひとつ確実に言えることは、この方法、確実にお金は貯まります。
金利はとことん低いので、そこを考慮するならばもっといい方法があるかもしれませんけどね。


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ついでに銀行口座も解約しちゃいました。
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