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おすすめのホラー文庫小説9選|身の毛もよだつ怖い話【怪談・サイコ・ミステリー】

投稿日:2015年12月25日 更新日:

思わず背筋がぞくっとしてしまうような「ホラー小説」をまとめました。

不気味な世界へのトビラを開いてみてください

随時更新予定

お見世出し

著者 森山 東
出版社 角川ホラー文庫
出版日 2014/12/25

お見世出しとは、京都の花街で修業を積んできた少女が舞妓としてデビューする晴れ舞台のこと。お見世出しの日を夢見て稽古に励む綾乃だったが、舞の稽古の時、師匠に「幸恵」という少女と問違われる。三十年前に死んだ舞妓見習いの少女・幸恵と自分が瓜二つだと知り、綾乃は愕然とするが――。千二百年の都・京都を舞台に繰り広げられる、雅びな恐怖譚。第十一回日本ホラー小説大賞短編賞受賞の表題作に二編を加えた珠玉の短編集。

京言葉で静かに語られる、3つの恐怖怪談です。お見世出し、お化け、呪扇からなっており、どれも和風ホラーとも言うべき独特の雰囲気を放ってます。

特に最後の呪扇は読んでいるだけで あてられそうな 感じのする、怖い話でした。怖い、というよりかはグロテスク、鬱々とするような、気味の悪い話。

文量自体は少ないので、2〜3時間ほどあればサクッと読めるかと思います。

忌録: document X

著者 阿澄思惟
出版社 A.SMITHEE
出版日 2014/5/4

その忌まわしさゆえに存在を葬られ、封印された事件。
神隠し、呪詛、幽霊屋敷、心霊ビデオ・・・。
本書では、著者が2006年から2012年までの間に収集した、それらの記録を公開する。

電子書籍でのみ公開されている忌録。実際に起こった(という設定)怪事件の資料や談話記録などが掲載されており、直接的ではなく読者の想像力そのものが恐怖の元凶となる、という不思議な作品です。

話の構成や言い回し、画像やネット上にいたる素材にさえ細かい作り込みがされていて、じわりじわりと不気味さや不穏さがにじみ出てます。

お葬式

著者 瀬川 ことび
出版社 角川ホラー文庫
出版日 1999/12

授業中に突然鳴り出したポケベルの電子音。あわてて見た液晶画面に表示されたメッセージは『チチキトク』。病院で、豪華なカタログをかかえてやってきた葬儀社を丁重に追い返して母は言った。「うちには先祖伝来の弔い方がございます―」。(「お葬式」)。日常のなかの恐怖を、ユーモラスに描く、青春ホラー小説の誕生。

5つの短編集になっているのですが、どれも非常に読みやすく面白いです。ユーモラスで、グロテスク、にもかかわらずホラー。

読み進めていくうちに、だんだんとニヤニヤが止まらなくなっていきます。中でも「お葬式」「十二月のゾンビ」がおすすめ。

新耳袋シリーズ

著者 木原 浩勝, 中山 市朗
出版社 角川文庫
出版日 2002/6/25

怖い話といえばこれ、とも言うべき「新耳袋」。怪異を体験した人たちの話を百物語形式でまとめているもので、映画やテレビドラマなどにもなっています。

読んだ後に背筋がぞくっとするような話が盛りだくさん。さくっと読めるものが多いので、気軽に手に取れます。

悪夢制御装置 - ホラー・アンソロジー

著者 篠田 真由美, 乙一, 瀬川 ことび, 岡本 賢一
出版社 角川書店
出版日 2002/10

せつなく、可笑しく、おぞましく―それぞれ異なる輝きを放つ4つの恐怖!ジェルソミーナ女王が暮らす森の中のお城で起きた惨劇『ふたり遊び』。消えた友人を捜すナオトとアカネが廃工場で遭遇する戦慄『闇の羽音』。高校生3人が夏の高原で出会った美少女の正体は?『ラベンダー・サマー』、「おうちの階段だけが、落ちて死ぬような気がするの…」姉妹にとって一階は死の国『階段』。鬼才たちによる書き下ろしホラー・アンソロジー。

4つの作品からなる短編集です。どれも非常に印象が強く、特に乙一さんの「階段」が素晴らしかったですね。

最後に読んでから数年経った今でも強烈に記憶に残っています。ふとまた読みたい衝動に駆られるため、これだけはなかなか捨てられない。

1999年のゲーム・キッズ

著者 渡辺 浩弐
出版社 幻冬舎文庫
出版日 1997/4

1999年がまだ未来であった時代に書かれたショートショート集。将来起こるであろう日常の出来事を予想したものです。

それらは実現していたり、していなかったりもするのでそこも楽しめるポイント。「高校教師」なんてまるっきりスマホのことを言っているようにも感じます。いやー、面白い。

したたるものにつけられて

著者 小林 恭二
出版社 角川ホラー文庫
出版日 2001/9

ふとした出会いから日常が歪み、狂いゆく過程を静かに追う表題作「したたるものにつけられて」。ほか、伝説の女形・沢村田之助の鬼気迫る恋物語「田之助の恋」、世界の終末を描くSF調短編「星空」などを収録。多彩なスタイルで、凄絶なる人間存在を浮き彫りにする魂の小説集。

語りがとても上手く、文章に惹きつけられます。各作品のクオリティも高く、非常に面白い一冊に仕上がっています。

特に「流れる」がグロテスク、かつユーモアで僕の好みでしたね。

つきあってはいけない

著者 平山 夢明
出版社 ハルキ・ホラー文庫
出版日 2004/7/1

携帯電話を媒介にした気軽な出会いや、合コンで知り合った男の子とのはじめてのデート。だが相手には恐ろしい本性が隠されていた。異常に嫉妬深い男、傷付いた女が好きな電波男、逆恨みしてくる元カノ、偏執狂的なストーカー。予想もつかなかった恐怖の日々が開幕する…。『ポップティーン』に連載され、話題を呼んだ恐怖の実録怪談が登場。

本当に怖いのは生きている人間なのかもしれない、と思い知らされるようなサイコホラー小説です。

狂人どもの歪んだ感情表現によって、生命の危機にさらされた被害者たちの実録怪談集。

作中に出てくる挿絵が何とも不気味で、それを見るたびぞくっとします。つきあってはいけない。

日々狂々、怪談日和。―「超」怖ドキミオン

著者 平山 夢明
出版社 竹書房文庫
出版日 2005/6

奇なるもの、鬱なるもの、内臓を直撃する話を書かせたら右に出るものはいない小説家にして、日本一陽気な怪談コレクター平山夢明。氏の恐るべき日常を綴った日記(ブログ)をまとめて大公開。これを読めば『「超」怖い話』や『東京伝説』のあの話が如何にして氏の元に転がり込み、紡がれていったかが手に取るように解るだろう。まさに日々是怪談、異常が日常の世界である。怪奇・狂気が引き寄せられるがごとく集まってくる戦慄の実態、百鬼夜行の都会をそぞろ歩く氏の抱腹絶倒、阿鼻叫喚のドキミオン(随筆)をあなたへ…。

奇妙な日常を日記(ブログ風)にしたもので、どうしてこうも癖のある文章を書けるのかが不思議です。

これが、〆切に追いかけられた末の精神崩壊なのか、それともこの方自身の才能と言うべきなのか……。

五感で感じ取った、独特で奇妙な世界観を見事に表現されていると思います。

まとめ

怖いというよりかはサイコ、奇怪、奇妙、ホラーアンソロジー、不思議系が多かったですね。

どれも読んで損はない面白い本ばかりなので、気になったものがあればぜひ読んでみてください。

ただし、夜更かしにはご注意を。

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