ひとりかくれんぼのやり方や注意点についてまとめています。実行は自己責任でお願いします。
ひとりかくれんぼとは?
ひとりかくれんぼとは、降霊術の一種とされており、自分自身を呪う「呪術」であるという説もあります。
2006年4月頃、2ちゃんねるのオカルト板に詳細な方法が掲載され、実行者たちがさまざまな怪奇現象に遭遇していきました。
ひとりかくれんぼの体験談を見た読者たちも検証を試み、結果をネットで紹介していったことによって、幅広く知られることとなったようです。
ひとりかくれんぼで用意するもの
- 綿を抜いた手足のついたぬいぐるみ
- 米
- 縫い針、縫い糸(赤)
- 包丁かカッターナイフ
- コップ一杯に塩
- 爪切り
- 命知らずの人は動物の肉、自分の毛髪や血(タブーの領域)
僕の場合は、モンチッチ、ドコモダケ、自作のぬいぐるみを使用しました。
ひとりかくれんぼの具体的な手順
- 夜中の3時までにこれらを準備しておく
- ぬいぐるみの綿をすべて取り除く
- ぬいぐるみに米を詰める
- 自分の爪を切り、そのひとかけらを入れたあと赤い糸で縫う(肉や血、髪の毛などもこのときに入れる)
- 縫い終わったらそのまま赤い糸をぬいぐるみに巻きつけ、ある程度いったらくくる
- ぬいぐるみに名前をつける
先に申し上げておきますが、ぬいぐるみに入れるものは爪と米だけで十分です。
特に、肉や血は本当に洒落になりません。あらゆる観点から考えても、とてもよくないものです。
僕の場合、当時、精肉屋で働いていたこともあり、廃棄する予定だった豚の肉を入手しました。さらに、晩御飯から鶏肉を拝借——。
そして、ちょうどよく鼻血が出てきたので、血を数滴、体毛も何本か入れておきました。どこの毛かは触れないでおきます。
ただ、絶対に真似しないでください。最悪、命に関わりますので。
深夜3時になったらひとりかくれんぼスタート
- ぬいぐるみに向かって「最初の鬼は◯◯(自分の名前)だから」と3回言います。
- 次に風呂場へ向かい、水を張った浴槽にぬいぐるみを沈めます。
- 部屋に戻り、家中の明かり、照明を全て消し、テレビだけ付けます。このときテレビは砂嵐の画面にしておきます。目を瞑って10秒数えます。
- 包丁、またはカッターナイフを持ちうろうろしながら風呂場へ向かいます。別に真っ直ぐいっても大丈夫です。雰囲気が大事です。
- ぬいぐるみのところまできたら「△△(ぬいぐるみの名前)見つけた」と言い、包丁をぬいぐるみに刺します。
- そして「次は△△が鬼」と言いながらその場所に置き、すぐに逃げて隠れます。押し入れでもなんでもいいので隠れてください。このとき塩水は忘れないでください。僕はポカリスエットで代用しましたが、ちゃんと塩水のほうが良いです。
- 心霊現象、怪奇現象が起きるまでひたすら隠れ、待ちます。ただし2時間以内には終わらせることが決まり。
隠れるときの注意点
- 家からは絶対に出ないでください
- テレビ以外の電気は必ず消してください。暗くて危険な場合は懐中電灯を
- 塩水は必ず自分の近くに置いてください
- 隠れているときはお静かに
- 2時間を超えないようにしてください
- 必ず"ひとり"でやってください
- 家族が同居している場合、そちらにも影響が出ることがあります
- 気をしっかり持ってください
- 異変を感じたらすぐに終わらせてください
ひとりかくれんぼの終わらせ方
塩水を少し口に含み、隠れていた場所から出ます。
ぬいぐるみを探し(通常であれば風呂場にいるはず)、コップの残りの塩水、口に含んだ塩水の順にかけ、「私の勝ち」と3回宣言すれば無事に終了です。
手順は必ず守ってください。また、ひとりかくれんぼに使用したぬいぐるみは焼却処理される必要があります。絶対に、です。
僕の見解としては、「厳密には完全にひとりかくれんぼを終わらせることはできない」と考えております。やらないほうがいい、とだけは申し上げておきましょう。