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驚異の素潜り能力!?バジャウ族と生活する日本人に会ってきた

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驚異の潜水能力を持つバジャウ族と暮らす日本人がいるという噂を聞き、実際に村まで遊びに行ってきました。

僕自身、セブに移住してもう半年ほど(留学期間を合わせると9ヶ月ほど)になるんですけど、バジャウ族ってキーワードは初めて聞きましたね。

「スラム街より貧困の村」とも言われているバジャウ族の村。果たして、どんな民族で、どんな生活をしているのか? そしてバジャウ族と暮らす日本人とは……!?

水上生活の少数民族「バジャウ族」とは?

バジャウ族はフィリピンやマレーシア、インドネシアなどの東南アジアに住む漂流民族です。

海の浅い場所に高床式の家を建てたり、船上(家船)で暮らしています。水上での生活が主のため、陸に上がると「陸酔い」を起こすとか。

彼らにとっては「海は海」という認識なので、国境の概念はありません。ゆえに、バジャウ族には国籍がないと言われています。

素潜り漁が得意

バジャウ族は主に漁で生計を立てて生活してます。

小舟で移動しながら魚や貝類などを集め、それらを売って米や水を購入しているわけですね。

素潜り漁で生活を支えているだけに、もちろん潜水は大の得意です。

なんと、バジャウ族は深さ80メートルまで、時間にしておよそ海中で10分間以上の素潜りが可能

漁を行うときに使用する道具は、ゴーグルとモリのみ。まさに海の遊牧民族ですな。

驚異の潜水能力は「体の進化」だった!?

なぜバジャウ族はこのような長時間の潜水が可能なのでしょうか?

それはズバリ、脾臓が大きいおかげ! 大きさは通常の1.5倍!

バジャウ族は脾臓が大きくなるDNAを持っており、遺伝的に水中での活動に適応しているんですね。

素潜りを行わない人も、大きな脾臓を持つ傾向にあるそうです。

脾臓が大きくなると血液中の酸素量が増え、長時間の潜水が可能になるというわけ。

実際、ほとんどの時間を水中で過ごすアザラシも大きい脾臓を持つことがわかっています。

同じ地域に住み、潜水をしないサルアン族と比べると、バジャウ族の脾臓のほうが約50%も大きいことが最新の研究で判明しました。

バジャウ族のDNAの仕組みを理解することができれば、低酸素症の治療など、医学的にも役に立つのではないかと考えられてます。

もう、これを「進化」と呼ばずしてなんと呼ぶのだろうか! 人類、すげぇ!

セブ島に住むバジャウ族の生活とは?

photo by じげんさん

セブシティ南部の海岸沿いにあるマンバリンという地域に住むバジャウ族は、セブ島の近代化によって生活スタイルが変化しつつあります。

船上を住居としている無国籍のバジャウ族はかなり少ないです。水上に家を作り、密集して暮らしています。

海の上ならば、土地代も家賃もかからないというのだから驚き!

近年の開発により、もともと住んでいた海がどんどん減っていき、陸地での生活へとシフトしていったようです。

地元のフィリピン人でもバジャウ族のことを知らない人は多いです。

もし知っていたとしても、バジャウ族に対してよくないイメージを抱いている人も珍しくはありません。

人種差別に近い扱いを受けていることも事実であり、学校を卒業しても職が見つからない、ということもあるそうです。中には「スラム街より貧困の村」とも言う話もあるのだとか。

関連【驚愕】松田大夢がセブ島で一緒に生活してる『リアル半魚人バジャウ族』って何!? セブ島のバジャウ族のその実態とは

バジャウへの行き方・場所

photo by じげんさん

フィリピン・セブ島に住むバジャウ族の村に行ってきました。川沿いの赤く囲った辺りがバジャウ族の集落です。

市内からタクシーで「Gaisano Jai Alai」に行き、そこから徒歩で集落まで向かう方法が一番楽です。

地元のフィリピン人に「Where is the Bajau?(バジャウどこ?)」と聞けば教えてくれます。道が入り組んでいるので迷わないように注意!

バジャウ族と暮らす日本人に会ってきた

バジャウ族と暮らす日本人・松田大夢(ヒロム)くんに会いに行ってきました。

バジャウ族の女性と結婚した日本人・松田大夢とは?

高校を中退後、東南アジアでのボランティア活動を経て、セブ島でホームレス生活を開始。

そこでバジャウ族の方と出会い、海の上に家を建てて一人暮らしをスタートさせたそうです。

今はバジャウ族の女性と結婚し、また新たに海上にゲストハウスを建設中!

いやー、凄まじい行動力ですよね。イケメンだし、まだ若いし(1995年生まれ)!

関連【報告】突然ですが俺、バジャウ族の女の子と結婚します

松田大夢(ヒロム)くんに会いたいんだが?

突撃訪問は失礼にもあたるのでやめておきましょう。ヒロムくんのゲストハウスはもっとも川沿いに建っており、自力で行くことはかなり困難です。

ゲストハウスへの宿泊やツアーも行っているそうなので、バジャウを訪れる場合は前もってTwitterで連絡をしておきましょう。

バジャウ族ツアーに参加してみた

ヒロムくんが企画しているバジャウ族ツアーに参加してきました。

集合場所である「Gaisano Jai Alai」に行くと、ツアー参加者と思われる日本人が10名ほどいらっしゃいましたね。

同じ語学学校に通っているという人がほとんどで、セブに住んでいる人間は僕一人だけ。

話の輪に入れるか不安でしたが、フレンドリーな雰囲気だったので心配いらなかったです。

ゴミもトイレも海へ!?

集合場所から徒歩10分、ようやくバジャウ族の村に到着です。

ゴミを捨てるという習慣がなく、ゴミもトイレもすべて足場下の海へ捨てられてます。水は黒い。ゴミの収集車も来ないようです。

足場が悪いので注意!

見ての通り、バジャウ村の足場はめちゃくちゃ悪いです。落ちないように気をつけましょう。

村の人たちは元気で明るいです。子供たちもスイスイ足場の悪い橋を移動します。バランス感覚ハンパないな?!

ヒロムくんの家(ゲストハウス)が見えてきました。実際に暮らしている家は他にもあるそうですよ。

ゲストハウス前は、足場がすっぽ抜けていたり、足の幅ひとつ分しか歩くところがなかったり、と一段と険しい道です。村の人でも落ちるらしい。実際、バジャウ族の男性が一人海に落っこちてました。

幻の島「バゴンバヌワ島」へ

バジャウの村で2時間ほど自由時間を過ごし、幻の島へ出発です。

実際に行く場所は、バゴンバヌワ島近郊にある小さな島です。特定の時間帯しか姿を表さない島なんだとか!

ゲストハウスからボートへ乗り換え、2時間ほど移動します。子供たちが手を振ってくれてます。

ちなみにこちらが船上から見たヒロムくんのゲストハウス。絶賛建設中です。

船での移動中は極力濡れないように気をつけましょう。できれば後ろのほうに座ると濡れなくて済みます。せめて荷物だけでも避難させてあげて!

僕は一番前を陣取ったせいでズブ濡れで寒さに震えてました。が、この絶景を見れば寒さも吹っ飛ぶ! 幻の島に到着だ!

photo by じげんさん

とにかく水の透明度がハンパないです。なお、トイレはないので海の中へどうぞ。

お待ちかねのランチタイム。バジャウ族の人たちが島で作ってくれますよ。

普段は行かないこともあるそうですが、満ち潮で島がなくなったためバゴンバヌワ島へやってきました。

photo by じげんさん

島の人たちはとっても気さく。「撮ってくれ!」と言わんばかりに踊り狂うおっさんたち。

元気いっぱいで明るい子供たちともパシャり!

船にペンキを塗ってる人。そうだよね、手書きだよね。

ここでみんなでお酒を飲んでました。いずれはこれを幻の島近くへ浮かべる予定なのだとか。

日が暮れはじめたら、また船に乗ってバジャウの村へ帰還しツアー終了です。終了時間はだいたい18:00頃です。

刺激的な時間でしたし、とても貴重な体験にもなりましたね。ヒロムくんは現地の言葉も話せるので、通訳もバッチリです。

興味のある方は、ぜひバジャウツアーに参加してみてはいかがでしょうか?

バジャウツアーについて

開催日は基本的に週末で、参加人数が集まり次第決行、という形になってます。僕が行ったときは参加費2,700ペソでした。

申し込みは、FacebookTwitter、もしくは、ヒロムくんのブログ「松田大夢のクソバカ地球滞在記」から可能なようです。

持ち物としては、日焼け止めは必須です。特に船での移動は直で日差しを浴びるので、日焼け止めなしで行くと大変なことになります(実体験)。

あとは雨が降ったときにめちゃくちゃ寒いので、上着もしくはレインウェアがあるといいです。タオルと水も忘れずに。

まとめ

バジャウ族の村はスラム街のような雰囲気さえあるものの、治安が悪いという印象は全然なかったです。

子供たちは元気で明るいし、村の人たちも笑って挨拶をしてくれましたしね。アットホームでとても素敵な場所でした。

バジャウ族の人たちは、思わず「本当に差別を受けているのかな? 本当に貧しいのかな?」と思ってしまうほど、陽気で優しく、幸せそうでした。

実際に人種差別はあって、貧しいことも紛れもない事実です。それでも心の底から幸せそうに笑う彼らを見て、グッと込み上げてくるものがありましたね。

バジャウ族と暮らすヒロムくんは、ぜひ会って欲しい人物です。常に挑戦し、信じる道をまっすぐ進む彼の姿はとてもカッコいいですし、応援したい。

あと、無類のゲーム好きらしいのでヒロムくんのところに遊びに行く機会があったら僕も呼んでください。一緒にゲーム大会開きましょう。

参考文献

  • この記事を書いた人

あめのは

狂おしいほど、文章を書くのが好き|とりあえずやってみるで人生変わった|セブ在住→詳細プロフィール

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