心に余計な荷物が増えてきたので、負の感情を無人島に投げ捨ててきた

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自転車で旅を始めてから27日目。旅レポートとは別に、珍しくオピニオン系の記事を書きます。

というのも、ここ最近で一気に心の荷物が重くなった気がするんですよね。

旅の疲れなのかもしれないし、これまで知らなかった自分の感情が見えたからなのかもしれないし、ただ壮大な自然に圧倒されただけかもしれない。

自由を求めて旅に出たはずが、頭をよぎるのはお金と時間の問題と過去の否定的な言葉ばかり

こんなの気にしてもしょうがないんですけどねぇ。今回はそんな話です。

失敗することを考えても仕方がない

予想よりもかなり進むペースが遅く、無意識のうちに焦りが出てたのかもしれません。

日本一周と銘打って旅に出たものの、もし期間の関係で成し遂げることができなかったとしたら。

そう考えると、「やっぱり自分は中途半端な人間なんだ」と思ってしまうばかりで、なんだか情けない気持ちになってしまうんです。

でもね、ふと思った。

すべてが自分の思い通りになるはずもなく、大して計画も立ててないばかりか、旅のために体力だってつけていないわけですよ。

リゾートバイトから帰って来て旅に出るまでの1ヶ月間、何の努力もせずに家に引きこもってゲームばっかやってたんですから。ゼルダの伝説をね。

冷静に考えなくても「上手くいかなくて当然」です。

結果、「失敗することを考えても仕方がない」という結論に至りました。

旅の最中は妥協しないとどうすることもできないことばかり

もし日本一周を成し遂げることができなくても、途中で資金が尽きても、誰かに罵られようとも、それはすべて”想定内”のこと。

旅にトラブルは付き物ですし、日常生活でも「すべてが上手くいく」なんてことはないわけですよ。

ならば、どうするか?

そう。開き直るしかないです。どこかで見切りをつけるしかない時には諦めることも必要なんです。

自分で言うのもなんですが、僕は完璧主義者です。漫画喫茶で順番通りに並んでいない漫画を見ると、無心で直してしまうレベルの完璧主義者です。

何か一言否定的な意見が出るとそれが大多数の人の意見だと錯覚し、自分の思い通りにならないことが一つあると「やっぱり自分はダメな人間なんだ」と自己嫌悪に陥ります。

諦めるのも、物事を投げやりにするのも、妥協するのもすべてが嫌いなことです。

しかし、自転車旅に出てから20日間ほどの経験から、ある程度の妥協点は必要だと痛感してるのも事実なんですよ。

遅い時間まで寝床が見つからなければ、公園や道の駅の敷地を借りてテントを張らなければならない。

体力が続かず、目的地まで辿り着くことができない。

腹が減っても、喉が乾いても、自販機がなければ飲み物は買えないし、コンビニやスーパーがなければ食べ物にありつくこともできない。

旅の最中は妥協しないとどうすることもできないことばかりです。

笑って流せればそれでいい

「まぁいいか」「別にいいや」

これらは僕の嫌いな言葉だったんですけど、それは僕のただ単に僕が外の世界を知らなかっただけなんですよね。

心の平穏を取り戻すためにも、旅を無事に成し遂げるためにも、この気持ちは必要なものなんだと思ってます。

日本一周をすることができなくても、誰かに否定的な意見を言われても、それはそれでいいじゃないか、と。

トラブルが起きたとしても「それも旅の醍醐味でしょ」と笑って流せればそれでいいじゃないか、と。

自分の好きでやってることです。自分が選んだ道です。自分が自分のために自転車を漕いでるわけです。

誰に何を言われようと、トラブルが起きようと、金がなくなろうと、寝床がなかろうと、それは直接的に「僕がやりたくてやっていること」に影響しないわけですよ。

あくまでそれらは「やりたいこと」にくっついてるオマケというか、サブストーリーなわけです。決してメインストーリーではないわけです。

島に行こうと思ったのも自分が綺麗な景色を見たかったから。島の雰囲気を味わいたかったから。

じゃあ、それでいいじゃん。

好きなことやりに来たんだから、好きなことをとことんやらないとね。

そんなことを考えながら友ヶ島行きのフェリーに乗り込み、船内でひっそり涙ぐんでました。

負の感情はすべて島に投げ捨ててしまえばいい

どこまでも広がる水平線。青々と輝く美しい島々。進むごとに水しぶきをあげる船。楽しげに会話を楽しむ船内の乗客。

誰が偉いとか悪いとか、そんなの関係ない。

美しいものを見て美しいと感じることも、楽しいときに笑って楽しさを表現するのも、誰にだってある当然の権利。

自然の前では人間は無力でちっぽけなもんです。

悩みやネガティブな感情を持っていることすらバカバカしくなる。

自然は偉大で広大で雄大です。

人間一人の悩みをそこへ捨てたって、自然にとっては痛くも痒くもないです。

京都観光で訪れた鈴虫寺の講話で言ってました。

美しいものは悪いものを浄化する力を持っている。ただ存在しているだけで心地よいと感じさせてくれる』と。

本当にそうなのかもしれません。

実際、先ほどまで僕の頭の中を渦巻いていた負の感情もフェリーに乗船してからだんだんと薄れてきました。

きっと「島に行きたい」と思ったのも心に余計な荷物が増えてきたからだったのかもしれません。

この際、この海に全部捨ててしまおう。島に置いてきてしまおう。

波が。風が。海が。潮が。島が。木々が。大地が。

ちっぽけな人間一人の感情なんて、一滴残らず自然が飲み込んでくれますから。

がんばらないを、がんばらないことも必要ですよ。

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この記事を書いた人

あめよふれ

あめのはっていいます。どうぞよろしく。

「”とり”あえずやっ”てみ”る。略して、とりてみ」がモットーの24歳。ノマドチャリダー。自転車で日本一周してます。アニメ聖地・心霊スポット・世界遺産巡り。趣味はアニメ鑑賞・ベース演奏・旅行・カメラなど。